ofuro-do_season-0008-1

お盆の時期って、ご存知ですか?

なんとなく、8月中旬ってイメージはあっても、
正確には知らないって方は多いのではないでしょうか。

まひとくちに「お盆」といっても、
色々な行事があったり、地域によって
日程が違ったりするんです。

今回は、そんなお盆の時期と行事について
ご紹介します。

スポンサーリンク

そもそもお盆って何?どんなことをするの?

そもそも、お盆って、何のための行事なのでしょうか?

お盆は、「あの世」にいるご先祖様の霊魂を、
「この世」に迎え入れて供養する行事です。

7月または8月の13日~16日の間の4日間に、
以下のような、供養のための行事をおこないます。

迎え盆

迎え盆とは、あの世からご先祖様の霊魂を
お迎えするために行う行事です。
お盆の初日の13日に、以下の行事をおこないます。

精霊棚をつくる

精霊棚(しょうりょうだな)とは、
ご先祖様の霊魂を迎えるために
位牌や、お供物を安置する棚のことです。
13日の朝につくることが多いです。

作り方は、各地域によって異なります。
ちなみに、私の実家では、机の上に
ゴザを敷き、その上に位牌やお供物を
安置していました。

なお、このタイミングで精霊馬(しょうりょううま)
をつくり、お供えする地域が多いです。

精霊馬とは、お盆時期によく見かける、
なすやきゅうりで作る人形です。

obon_nasu_kyuri

こちらの記事で詳しく紹介しています。

⇒ お盆でよく見るなすときゅうりの人形って何?精霊馬について

迎え火をおこなう

13日の夕方には、迎え火をおこないます。
器にわらなどをのせて火をつけ、
家の玄関などに置きます。

これは、ご先祖様の霊魂が、道に迷わないように
するための目印とするためです。

送り盆

送り盆は、お盆の終盤、15日~16日の間に
おこなわれることが多いです。

送り火をおこなう

迎え火と同様に、家の前に器を置いて
送り火をおこないます。

honoo_hi_fire

大規模な送り火としては、京都の
五山の送り火が有名ですね。

むかし見に行ったことがありますが、
真っ暗な山から、巨大な「大」の文字が
現れるのを見ると、その巨大さに圧倒されると
ともに、厳かな気持ちになります。

精霊送り

お迎えしたご先祖様の霊魂を、
あの世に送り出す行事です。

精霊棚にお供えしていた供物などを、
川などに流します。

お盆の時期は?

「お盆の時期はいつ?」と聞かれると、
8月の中旬くらいと答える方は多いと思います。

たしかに、全国的には、8月の13日~16日の間を
お盆とする地域が多いです。

ただ、地域によっては、ひと月前の、
7月13~16日をお盆とするところもあります。

7月13日~16日に実施(新盆)
東京(一部地域を除く)、函館、金沢、横浜、
静岡、栃木(一部)など

8月13日~16日に実施(旧盆)
全国的に多い。

その他、少数ですが、上記以外の日程を
お盆とする地域もあるそうです。

なぜ、地域によってお盆の日程がちがうの?

お盆の日程が地域によって異なるのは、
いくつか理由があるそうです。

旧暦⇒新暦への切り替え対応のちがい

日本の暦は、江戸時代までは旧暦(太陰太陽暦)
でしたが、明治時代になると、国際社会に合わせる
ため、新暦(太陽暦)に切り替えました。

明治5年12月3日をもって、
新暦の明治6年1月1日としたのです。

約1ヶ月、時が進んだような感じで、
なんだか不思議ですね。

その際、旧暦でおこなっていた各種行事を、
新暦では、何日に実施するのかを
決めなければなりませんでした。

そして、その決定内容は、地域によって
異なったのです。

たとえば・・・

東京などは、「7月15日」という
日付を、そのまま新暦にも適用しました。
そのため、今までよりも、ひと月ほど
早くお盆を迎えるようになりました。

一方、全国的には、もともとのお盆の
時期に合わせるように、日付を1ヶ月
遅らせて「8月15日」をお盆にしました。

calender_takujou

農作業が忙しい!?

農業が盛んな地域では、7月は農作業で忙しいため、
お盆の時期を1ヶ月ずらしたという説もあります。

お盆は、やることがたくさんありますので
繁忙期は避けたかったんですね。

ご先祖様たちも、農業の片手間に
行事をされるよりも、余裕のある時期に
ゆっくりと行事をおこなったほうが
喜ぶかもしれません。

nouka_ase_fuku

まとめ

今回は、お盆の時期と行事について
ご紹介しました。

お盆の日程

7月13~16日頃
東京、函館、横浜、静岡、金沢、栃木など

8月13~16日頃
全国的に多い

また、お盆では、

  • 精霊棚づくり&お供え
  • 迎え火・送り火
  • 精霊送り

などを実施します。

お盆は、地域の「色」が出る行事で、
とっても興味深いです。

普段、お墓参りだけで済ます方も、
今年のお盆は、ちょっとだけ本格的な
行事をしてみるのも、面白いのではないでしょうか。

 

スポンサーリンク