夏至にまつわる食べ物とお風呂について

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夏至が近づいてきました!

今年(2016年)は、6月21日です。

ちなみに、「夏至とは何ぞや?」
という方のために、簡単にご説明しますと・・・

夏至というのは、北半球において、1年のうちで
最も昼の時間が長い日のことを言います。

今年の場合、6月21日が、最も昼が長いんですね。

さて、1年のうちでも特別な日。
そんな日には、特別な風習がありそうです。

今回は、夏至にまつわる食べ物と
お風呂についてご紹介します。

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夏至の日の食べ物って?

冬至には、よくかぼちゃを食べますよね。
私も小さい頃、必ずかぼちゃとあずきが
冬至の食卓に並びました。

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一方、夏至の日って、何か食べたかなぁ・・・
と、思いを巡らせてみたところ・・・

我が家では、特にありませんでした・・・(;^_^A

では、全国では、どうなのかなぁ・・・?
と思い、調べたところ・・・

「夏至の日にはコレ!」ってのは
無いみたいです・・・

尾張地方で、夏至の日に、いちぢく田楽を食べる
風習があるくらいかな・・・と。

ですが、夏至の11日後に訪れる「半夏生」の日には、
特別なものを食べる地域がたくさんあります。

いずれも、農業と深く結びついています。

半夏生の食べ物

半夏生(はんげしょう)って、ご存知ですか?

夏至から数えて11日後くらいで、暦でいうと
7月2日ころの日のことを言います。

なお、今年は7月1日です。

余談ですが、この日には、天から毒気が振ったり、
毒草が生えるなどといった言い伝えがあるそうです。
怖いですね・・・

農家の人たちは、この日を目安に、
畑仕事や田植えを終わらせるそうです。

そのため、この時期は、農家の人たちは
お疲れモードです・・・

そこで、疲れた体を癒やし、苦労をねぎらうために
半夏生の時期には、各地で特別なものを食べる
風習があります。

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福井県の大野市では、鯖の丸焼き

福井県の大野市を中心とした地域では、
半夏生に鯖の丸焼きを食べる風習があります。

江戸時代に、この地域を治めていた大野藩の藩主が
領民に対して、夏を乗り切ってもらうために
鯖を振る舞ったことに由来しているそうです。

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長野県の小川村では、芋汁

長野県小川村では、芋汁を食べる習慣があったそうです。

奈良県では、半夏生餅

奈良県では、半夏生餅というお餅を食べます。
きなこもちみたいなイメージのお餅です。

神様に、豊作を祈願するという意味と、
田植えの無事を感謝する意味を込めて、
半夏生餅を食べたそうです。

関西では、タコを食べる風習が

関西の一部地域では、タコを食べる習慣があるそうです。

稲の根が、タコの足のように根深く広く根をはって
じょうぶに育つようにとの願いが込められているそうです。

稲の根とタコを結びつけるとは・・・
さすが関西。面白いセンスです。

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香川県周辺では、うどん

うどんと言えば、やっぱり香川県!

讃岐(現在の香川県周辺)の農家では、
この日にうどんを食べる習慣があります。

田植えや畑仕事が一段落し、その苦労を
ねぎらうために、うどんを振る舞ったそうです。

そのような歴史的背景もあり、なんと1980年には
当時の香川県生麺事業協同組合が、
7月2日を「うどんの日」として制定しています。

夏至の日のオススメお風呂

冬至の日には、ゆず湯。
端午の節句には、しょうぶ湯。

これらの日に銭湯に行くと、
特別なお風呂になっていて、
ちょっとトクした気分になりますよね。

では、夏至の日は何湯だったかな・・・
と、思いを巡らせたところ・・・

とくに、コレといったものは無かったような・・・

一応調べたところ、コレといったものは
やっぱり、無いんですね。

とはいえ、夏至の季節といえば、
日も長いし、暑さも本格化していきます。

せっかくなので、そんな季節に
オススメなお風呂をご紹介します!

ハッカ油風呂で爽やか

夏にオススメなのが、
爽やかなハッカ油風呂です。

楽しみ方は、コチラの記事で紹介しています。

⇒ ハッカ油風呂の感想と注意事項

メントールの効果で、お風呂上がりが
スーッと涼しくなります。

また、入浴中も、ハッカの香りで
リラックスできます。

炭酸入浴剤で、短時間で回復

外は暑いし、湯船に浸かりたくない!
・・・ついついシャワーで済ませたい季節です。

ところが、夏こそ、湯船につかるべきなのです。

詳しい理由は、こちらの記事で。

⇒ 暑さ対策お風呂グッズ紹介!夏こそ湯船に浸かろう

それでも、やっぱり湯船には抵抗がある・・・
という方には、炭酸系入浴剤をおすすめします。

短時間で温まることができますので、
入浴を短く済ませることが出来ますよ!

私は、普段は半身浴が多いのですが、
短く済ませたい時は、炭酸系入浴剤を入れて
10分程度でお風呂を済ませます。

体が温まりますし、寝付きもよくなりますよ!

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まとめ

今回は、夏至にまつわる食べ物とお風呂について
ご紹介しました。

「冬至の日にかぼちゃ」のような風習は
夏至の日には無いようです。

しかし、11日後の「半夏生」の日には、
各地で特色のあるものを食べていました。

また、夏至の日のお風呂についても、
特に決まった風習があるわけではないです。

ただ、暑さが本格化する季節です。
しっかり湯船につかって、疲れを癒やす
必要があります。

私個人としては、鯖の丸焼きが
すごく美味しそうなので、今年の夏至は
鯖を食べようと思います!

 

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