
暑くなってくると、やっかいなのが「汗」です。
朝の通勤・通学だけで、気づけば汗びっしょり・・・
不快な気分になります。
私の場合、胸のあたりに大量に汗をかきます・・・
大量に汗をかく場合、上手にお風呂に入ることで
汗の量を改善することができます。
今回は、「汗」をかきにくくする、
お風呂でできる「汗」対策を紹介します!
もくじ
大量に汗をかいてしまう原因は?
大量の汗が出る原因は、色々とありますが、
代表的なものを紹介します。
汗腺の機能低下
「汗腺」とは、体内の水分を汗として分泌する腺のことです。
汗腺がじゅうぶんに機能していると、体全体から
まんべんなく汗を出すことができます。
ところが、汗腺の機能が低下すると、脇の下など、
特定の箇所でしか汗を分泌できなくなります。
そこに、体じゅうの汗が集中し、
大量に汗を分泌してしまうんです。
自律神経の乱れ
生活リズムの乱れや精神的ストレス、環境の変化等で
自律神経のバランスが崩れると、汗の量が増えることがあります。
ストレスや不快感が続くと、交感神経の活動が、
副交感神経に比べて優位になります。
交感神経は、発汗を促すので、汗の量が増えるのです。
半身浴が有効!
上述の「汗腺の機能低下」、「自律神経の乱れ」の
改善には、半身浴が有効です。
汗腺が鍛えられる
汗腺を鍛えるためには、日頃から頻繁に
汗をかくことが重要です。
スポーツでも、たとえば野球が上達したかったら、
毎日の素振りは欠かせませんよね。
汗腺も同じです。日々、働かせることによって
鍛えられていくんです。
では、どのように汗を出していくかですが、
理想は、運動をして汗をかくことです。
でも、なかなか運動する時間が取れないでしょうし、
時間が取れても、運動したくないって方も多いはずです。
そこで、オススメなのが、
半身浴でじっくり汗をかくことです!
じっくり、ゆっくり汗をかくことができ、
汗腺が鍛えられます。
毎日のお風呂で、手軽に汗腺トレーニングができるのです。
リラックス効果で、自律神経の乱れを改善
ゆったりと半身浴をして、気分を落ち着かせると
副交感神経の働きが活発になり、自律神経が整います。
また、リラックス効果のある入浴剤をつかうことで、
さらに効果を高めることができます。
半身浴の注意
汗腺を効果的に鍛えるためには、
正しいトレーニング方法を抑えておく必要があります。
ぬるめのお湯で、長時間入り過ぎない
38度くらいで、普段より少なめの
ぬるめのお湯に、半身浴でじっくりつかります。
入浴時間は、30分程度。長くても1時間以内にしましょう。
長過ぎると、体に負担がかかってしまいます。
水分補給に注意
半身浴でじっくり汗をかくので、大量の水分が失われます。
水分は、しっかりと意識して補給しましょう。
お風呂に入る前にコップ1杯の水を飲みましょう。
お風呂に入っている間も、こまめに水分補給しましょう。
入浴後のクールダウン
クーラーや扇風機の風は、皮膚の温度を急に下げてしまい、
せっかく鍛えていた汗腺が閉じてしまいます。
入浴後のクールダウンは、自然乾燥やうちわで
乾かす程度にしておきましょう。
まとめ
暑いと、ついシャワーだけで済ませたくなりますが、
半身浴で汗腺を鍛えることで、極端な汗を防ぐことができます。
また、リラックスすることで自律神経のバランスが整い、
異常な発汗を抑えることができます。
大量の汗で悩んでいる方は、半身浴でリラックスしながら
汗腺を鍛えてみてはいかがでしょうか?