冷え性の原因。男性に多いものと、対策について

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冷え性といえば、どちらかというと女性に多い悩みです。女性の場合、男性に比べてホルモン分泌が複雑なため自律神経を乱しやすく、冷え性になりやすいそうです。

ところが、最近は男性にも冷え性で悩んでいる方が増えてきたそうです。冷え性になると、日中のパフォーマンスも低下してしまいますし、寝付きも悪くなるので寝不足状態になるおそれがあります。

今回は、冷え性について、男性に多くみられる原因と、改善方法についてご紹介していきます。

 

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男性の冷え性の原因

男性に多い、冷え性の原因をいくつかご紹介します。もちろん、男性だけではなく、女性も注意が必要です。

オフィスワークなどによる運動不足

お仕事でオフイスにこもりがちになる方は、どうしても運動不足になりがちです。運動不足になると、筋肉量が減少し、体内で熱を生み出しにくくなってしまいます。

筋肉は、わたしたちのからだのなかでも多くの熱を生み出している部位ですから、筋肉量の減少は、冷え性へとつながってしまうおそれがあります。

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冷え性の自覚がない!?

冷え性は「女性がなるもの」と思いこんでいて、自覚がないケースが多いんです。そのため、明らかに冷え性の症状が出ていても、予防や対策をとらず、そのまま過ごしていることがあります。

冷え性は、放置していると不快な思いをしますし、不眠などから本格的な体調不良になってしまう可能生を秘めています。まずは、「男性でも冷え性になりやすい」という認識をもってもらうことが大切ですね。

男性の服装のほうが寒い?

男性の場合、女性に比べて体を冷やしやすい服装が多いです。冬のスーツは、首元が冷えてしまいがちです。もちろん、マフラーや手袋など、対策をとることはできると思いますが、お仕事によっては、服装に制約があったり等、自由がきかない場合もあります。

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また、先述しましたが、冷え性の自覚がないと、服装についても、注意を払わなくなりがちです。手袋やマフラーなどを、面倒くさいと感じて身につけない男性も多いのではないでしょうか?

このあたりも、冷え性になりやすい要因のひとつとなっています。

ストレスや喫煙

働き盛りの男性に多いのが、ストレスとお酒。仕事などで多くのストレスを抱えてしまうと、体温を調節している自律神経のはたらきが乱れ、体温が低くなってしまうことがあります。

また、喫煙は体内の血管を収縮させ、血流を悪くさせます。血流が悪くなると、温かい血液が体中に行き届かず、冷え性につながります。

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放置していると怖い、動脈硬化

血流が悪くなると、温かい血液が体に行き届かず、手足の先端が冷たくなったりといった冷え性の症状が出ることがあります。なかでも怖いのが、動脈硬化によって血流が悪化しているケースです。

動脈硬化は、飲み過ぎや食べ過ぎ、喫煙などが原因で発症しますが、ホルモンの関係で男性のほうが動脈硬化にかかりやすいそうです。

動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞といった恐ろしい症状を引き起こします。たかが冷え性だと油断していると、取り返しのつかないことになりますので、注意しましょう。

 

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冷え性の改善方法

食事は、体を温める食べ物を

冷え性の原因のひとつに、乱れた食生活があります。わたしたちは、食事を摂ることによって、体内で熱を生み出しています。食事量が足りなかったり、偏っていたりすると、体内で十分に熱を生み出すことが出来ず、体が冷えやすくなってしまいます。

バランスの良い食事

体を温めるためには、まずは1日3食、バランス良く食事をとることです。体内でおもに熱を生み出しているのは筋肉なので、とくにたんぱく質をしっかり摂って、筋肉量を落とさないようにするのがよいです。

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ビタミンEで血流改善

ビタミンEを含んだ食べ物もおすすめです。ビタミンEには、血管を拡張して血流をよくするはたらきがあります。温かい血が体の先まで巡るようになるので、体が温まります。

ビタミンEを多く含む食べ物には、アーモンドなどの種実類や、魚介類、緑黄色野菜などがあります。

冷え性改善にはビタミンEを含む食べ物を!

体を温める食べ物を

体を温める効果のある食べ物を、積極的に食べましょう。たとえば、以下のような食品です。

生姜

生姜に含まれる「ショウガオール」には、新陳代謝を活発にし、発汗を促す効果があります。

唐辛子

唐辛子に含まれる「カプサイシン」には、皮膚の血管を拡張し、血流をよくする働きがあります。

発酵食品

発酵食品には、食べたものを熱エネルギーに変換する際に、そのサポートをする酵素が多く含まれており、効率よく熱エネルギーを生産できるようになります。

適度な運動

運動不足を解消することで、冷え性対策にもなります。運動によって筋肉が使われることで熱が生まれます。また、汗をかいて熱を逃がすトレーニングをすることで、わたしたちの身体の体温調節機能が整うようになります。

普段運動する習慣がない方は、ウォーキングやランニングなどから始めるのがおすすめです。また、通勤・通学の際に、「1駅分歩く」とか、「エスカレーターではなく階段を使う」など、日常生活に運動を含めていくのもおすすめです。

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まとめ

今回は、男性に多い冷え性の原因についてご紹介しました。私のまわりを見てみても、やはり「冷え性の自覚がない」ケースは多いと思われます。冷え性は、日常生活のあらゆるパフォーマンスを低下させますし、動脈硬化などといった症状の前兆の可能生もあります。

食生活を改善し、運動を取り入れることで、改善につなげることが可能ですので、「ちょっと最近冷えるな~」と思っている方は、ぜひ改善に向けて取り組んでみてはいかがでしょうか?

 


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