
なぜかわからないけど、最近頭痛がする・・・
そんなこと、ありませんか?
病気でもないのに、大きなストレスも無いのに・・・
頭痛薬を飲んでも、イマイチ効果が無い・・・
それってもしかして、水分不足かもしれません。
特に、夏は水分不足になりやすいので、
おおいに可能性があります。
今回は、水分不足で頭痛が起きる理由と
効果的な水分補給についてご紹介します。
水分不足で頭痛になる理由
水分不足による頭痛は、脱水症状の一つです。
脱水症状とは、その名の通り、体内の水分が不足した
場合に起きる症状のことを言います。
汗をかいた際に、じゅうぶんな補給が出来ていない
場合に、めまいや頭痛、ひどいときには意識障害などが
症状として現れます。
体内の水分が不足すると、血液の濃度が上昇します。
本来、サラサラな血液が、ドロドロとした血液になり、
血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると、血管を拡張させ、血流を改善しようとします。
その際、拡張した血管が神経を刺激してしまいます。
また、血行が悪くなると、血液が運んでいる酸素や栄養素が
脳など、体全体に行き渡りにくくなります。
これらが原因で、頭痛が起きてしまうのです。
水分不足を防ぐには
水分不足を防ぐには、水分補給が大切です。
具体的な補給の方法について、ご紹介します。
こまめな水分補給
水分不足を感じて、あわてて水分補給をしても、
体に吸収されるまでには、時間がかかります。
このため、頭痛が起きてから水分を補給しても、
回復に時間がかかることがあります。
なので、水分補給は、こまめに、定期的に
摂るようにしましょう。
1時間ごとにコップ1杯の水を飲むのが理想的です。
人間は、1日あたり2リットル以上の水分を
排出しているといわれています。
なので、これを補う水分を摂る必要があります。
普段の食事等でも、私たちは水分を
補給していますので、飲料として必要なのは
1リットル程度だと言われています。
1時間にコップ1杯を補給していれば、
じゅうぶんな水分補給になるのです。
また、水だけでなく、麦茶もおすすめです。
大量に汗をかいたときは塩分を補給
運動や仕事などで、大量に汗をかいたときは
水分とともに、塩分も補給しましょう。
汗をかくと、水分とともに塩分も排出されます。
塩分が不足すると、熱けいれんなど、
熱中症の症状が起きやすくなります。
とくに、気温・湿度が高く、汗をかきやすい
夏は、いっそうの注意が必要です。
熱中症対策にオススメな飲み物を、こちらの記事でまとめています。
塩分の補給としては、スポーツドリンクを
飲むのがおすすめです。
ただし、大量の汗をかいた時のみにしましょう。
日常で必要な塩分は、食事で摂れていますので、
通常時の水分補給は、水でじゅうぶんです。
まとめ
今回は、水分不足によって頭痛が起きる原因と、
水分補給の方法について、ご紹介しました。
水分が不足する
↓
血液濃度が上昇し、血行不良
↓
脳に酸素や栄養素が行き渡りにくくなる
血管が拡張し、神経に刺激を与える
↓
頭痛
そして、
- こまめな水分補給
- 大量に汗をかいた時は塩分補給
この2点が大切です。
頭痛の原因はさまざまで、原因を特定するのは
なかなか難しいことだと思います。
ただ、ご自身の生活を振り返ってみて、
「そういや水分って意識して摂ってなかったな~」
「暑くなりはじめたあたりから頭痛が起きはじめたな~」
といった心当たりがある場合は、
いちど、水分不足を疑ってみてはいかがでしょうか。