
夏のお供、ハッカ油が活躍中です。
お風呂に数滴入れて、クール風呂を楽しんだり、ハッカ油スプレーを自作して虫よけにしたり、アロマのように使用したり・・・
書ききれないくらい、使用しています。これだけ使えて、お値段も安い(20mlで800円程度)。ホント、助かっています。
さて、以前、ハッカ油スプレーを使い出したところ、ゲジゲジを見なくなったという記事を書きました。
すごーく今更なんですが、アイツも見かけなくなったことに気づいたんです。そう、茶色くて素早くて、頭文字Gのアイツです・・・
これはすごい!と思ったので、せっかくなので記事にまとめてみようと思います。
では、「アイツ」こと、ゴキブリに対する、ハッカ油の効果と、ハッカ油を使った対策方法についてご紹介していきます!
もくじ
ハッカ油がゴキブリに効く理由
ハッカ油は、なぜゴキブリに有効なのでしょうか?ひとことで言うと、ゴキブリは、ハッカ油の香りが嫌いなんです。嫌いな香りを放っている場所には近づけないため、自然とゴキブリの姿を見なくなるんですね。
ゴキブリが嫌いな香りは、以下のとおりです。ハッカをはじめとするハーブ系や、柑橘系の香りが苦手です。
- ミント(ハッカ)
- ローズマリー
- レモングラス
- ラベンダー
とくにハッカの香りは、ゴキブリだけではなく、多くの虫たちが苦手とする香りです。
ハッカ油を使ったゴキブリ対策方法
ハッカ油はいろいろな使い方があります。なかでも、ゴキブリ対策に有効なハッカ油の使い方を、以下よりご紹介します。
ハッカ油スプレーを定期的に吹きかける
ハッカ油を購入したら、ハッカ油スプレーを作ることをおすすめします。安く簡単に作れるので、おすすめです。
ハッカ油スプレーを作ったら、ゴキブリが侵入してきそうな場所に吹きかけます。以下の場所が効果的です。
- 玄関
- 窓際
- キッチン
- ベランダ
外界との境目となる場所や、水回りなどですね。
ただし、ハッカ油スプレーは、1~2時間程度で効果が薄れてしまいます。スプレーするだけでお手軽に対策できるんですが、持続性が少々弱いんですね。
家事や外出などで、上で紹介した場所に立ち寄った際に、シュッとひと吹きしておくといいです。
布やティッシュにハッカ油を染み込ませ、配置する
持続性という点では、こちらのほうが長く効果が期待できます。布やティッシュなどにハッカ油を数滴、染み込ませておいて、玄関や窓際などに置いておくだけです。
虫よけにもなりますし、ハッカの香りが広がるので、防臭効果も期待できます。
床や壁を拭く際に、ハッカ油を染みこませる
拭き掃除で使用する布などに、ハッカ油を数滴、染み込ませます。こうすることで、床や壁などを綺麗にしつつ、同時に虫よけにもなります。
また、ハッカ油には抗菌作用もありますので、雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。
ハッカ油を使うことのメリット
安全に使用できる
ゴキブリ対策といえば、殺虫スプレーや、ゴキブリホイホイ、ホウ酸団子などが有名です。確かに効果はありそうですが、小さなお子さんが居る場合は、使用するのに抵抗がありますよね。
ハッカ油は天然成分でできているため、人体に害を与えることはありません。あえて言うなら、ハッカ油の原液を直接触ると、スースーを通り越してヒリヒリするので、注意が必要な点くらい。
人体へのリスクを抑えながら、効果的に虫よけをすることができます。
益虫を殺さない
ハッカ油は忌避効果(虫を近づけない効果)があるだけなので、殺虫剤と異なり、虫を殺すことはありません。したがって、人間の暮らしに役立っている虫たち、いわゆる「益虫」を殺すことはありません。
例えば、ゲジゲジはゴキブリを駆除してくれます。しかも、ゲジゲジは毒などは持っておらず、人間に害を与えることはありません(見た目がちょっとアレなので、なるべく見かけたくありませんが)。
ハッカ油を使用することで、益虫たちとうまく共存しながら、ゴキブリ対策ができるんです。
安い
ハッカ油は安いです!20ml入りで800円前後です。ネット通販とかなら、もっと安くなるかもしれません。20mlと聞くと、なんだか少ないように感じる方もいるかもしれませんが、けっこう持ちます。
ハッカ油1滴が、だいたい0.05mlと言われているので、計算すると、ハッカ油1本あたり、400滴も使えちゃいます。
ハッカ油は、虫よけ以外にも、さまざまな用途で使えますので、殺虫剤よりもお得です。
虫よけ以外にも使える
ハッカ油は、さまざまな用途に使えます。購入したら、虫よけ以外にも使ってみることをオススメします。たとえば・・・
- お風呂に数滴入れて、ひんやり風呂
- アロマとして使うと、覚醒作用で集中力アップ・リフレッシュ効果
- 抗菌作用があり、拭き掃除におすすめ
などです。詳しくはこちらの記事でまとめていますので、よろしければご参照ください。
ハッカ油を使うことのデメリット
あくまで忌避効果
メリットの箇所でも触れましたが、ハッカ油は忌避効果のみで、虫を殺すことはありません。発生源を除去できないという点では、デメリットになるかな、とは思います。
ハッカの香りが苦手な方
ハッカの香りは、良くも悪くも強いので、苦手な方がいます。私の友達にも、「ミント系はちょっと苦手・・・」ってコがいます。
同居者にハッカの香りが苦手な方がいる場合は、ちょっと使いにくいですね。
ネコなどのペット
注意しなければならないのが、ネコなどのペットを飼っている場合です。一部の動物は、ハッカや、アロマオイルの香りが苦手で、調子を崩してしまうことがあるそうです。
ネコなどのペットを飼っている場合は、使用しても問題がないか、確認したほうがいいです。
まとめ
今回は、ハッカ油を使ったゴキブリ対策をご紹介しました。安全に使えて、コストも安い点が、ハッカ油の魅力です。虫よけ以外にも、さまざまな用途で使えますので、ぜひハッカ油を試してみてください!
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