
[char no=”2″ char=”kuma”]ピーマン嫌い!苦いし青臭い!![/char] [char no=”1″ char=”usa”]まぁまぁ、そう言わないで。ピーマンの栄養って、すごいんですよ!野菜類トップクラスのビタミンCと、豊富なβカロテンが・・・・・・[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]そりゃあ、栄養満点かもしれないよ?でも、口にできなきゃ意味ないじゃん!![/char] [char no=”1″ char=”usa”]・・・・・・うーん、たしかにその通りですね。私としては、不本意ではありますが・・・・・・ピーマンの「苦味」や「臭い」を、徹底的に抑えてみますか?[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]え?そんなことできるの?教えて!今すぐ教えて!![/char] [char no=”1″ char=”usa”]わ、わかりました!それでは、説明していきますね。[/char]



ピーマンといえば、お子さんが苦手な食べ物の代表格です。
人気アニメ「クレションしんちゃん」の主人公、野原しんのすけ君も、ピーマンが大嫌いです。
私も、小さい頃はピーマンが苦手でした。
ピーマンが嫌われる主な理由は、「苦味」と「臭い」です。
お子さんに限らず、大人でも、苦手な方は多いです。
一方で、冒頭の会話でも触れたとおり、ピーマンには、たくさんの栄養が詰まっています。
お子さんの成長や、毎日の健康のために、ぜひ食べたい野菜のひとつです。
そこで今回は、少しでもピーマンを食べやすくするために、苦味と臭いを抑える方法を紹介します。
簡単にできるものばかりですので、ぜひお試しください!
苦くない青ピーマンを選ぶ!
まず最初に取り組みたいのが、「苦くないピーマン選び」です。
じつは、苦くないピーマンには、特徴があります。それは・・・
「ヘタの形が、円形に近いもの」です!
ピーマンのヘタって、五角形のものと、六角形のものが多いんです。
より「角」が多く、円形に近いほうが、苦味が少ないです。
五角形と六角形のものがあれば、六角形を選ぶようにしましょう。
[char no=”2″ char=”kuma”]でも、なんでヘタの形で、苦味が変わるんだろう・・・[/char] [char no=”1″ char=”usa”]じつは、ヘタの角の数は、ピーマンの花びらの枚数と一致しているんです。
枚数の多いもののほうが、たくさん栄養をもらっていて、糖度が高い傾向にあるそうですよ。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]へぇ、そうなんだ。ヘタの形も要チェックだね。[/char]
切り方で、苦味が抑えられる!
ピーマンを切るとき、気を付けていることはありますか?
「食べやすいサイズに切る」
「ワタをしっかり取る」
・・・などなど、いくつかあると思います。
ピーマンの苦味を抑えたい場合は、もうひとつ、気を付けることを増やしましょう。
それは・・・ピーマンを、タテに切ることです!
タテ方向に切ることで、ピーマンの細胞が壊れにくくなり、苦味成分が外に出にくくなるんです。
一方で、輪切りなど、ヨコ方向に切ってしまうと、細胞が壊れて、苦味成分が外に出やすくなります。
このため、ピーマンの苦味がダメな方は、タテに切ることをおすすめします。
逆に、ピーマンの苦味が好きな方は、ヨコに切ると、ピーマンの苦味や香りを、より楽しむことができます。
[char no=”2″ char=”kuma”]切り方を変えるだけで味が変わるのって、面白いね~[/char] [char no=”1″ char=”usa”]食材の成分は、細胞内に含まれるものが多いので、切り方や調理法って大切なんです。
たとえば、キノコの場合は、冷凍することで細胞内の旨味成分が流出するため、風味が増します。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]へー、じゃあ、みんな凍らせるといいんだね![/char] [char no=”1″ char=”usa”]ところが、そうでもないんです。凍らせると、食感が落ちてしまいます。味も大切ですが、食感も、食べ物の『おいしさ』を決める、重要な点だということを忘れてはいけません。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]たしかに・・・。シャキシャキした、食べごたえのあるものが欲しいときって、結構あるからなぁ。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]ピーマンをタテに切ることで苦味は抑えられますが、料理によっては、乱切りや輪切りのほうが、食感がよいケースもあります。
「味」と「食感」のバランスを意識して、切り方を使い分けたいですね。[/char]
ピーマンを干すと、臭いが抑えられる!
苦味と同じくらい、苦手な方が多いのが、ピーマンの「臭い」です。
青臭い、独特の臭いがダメな方も多いはず。
私も、小さい頃は臭いがダメでした。
この「臭い」を、簡単に抑える方法があります。それは・・・
ピーマンを干す方法です。
ピーマンをタテに切り、種やワタを取った状態で、風通しのよい場所で数時間干します。
こうすることで、ピーマンの苦味成分「ピラジン」を蒸発させることができ、苦味が弱まるんです。
ちょっと時間がかかるのが難点ですが、お時間のあるときは、ぜひお試しください。
油で炒めると、苦味が抑えられる!
ピーマンの苦味成分のひとつ「クエルシトリン」は、油に溶ける性質があります。
このため、「油を使った調理」をすることで、苦味を抑えることができます。
オススメは、やはり炒め物です。
肉と一緒に合わせることで、さらに苦味が弱まります。
ピーマンを切るときは、タテ切りにるするのを忘れずに!
赤色・黄色ピーマンを選ぶ
これまで、青ピーマンをメインに話してきましたが・・・・・・
最初から赤・黄ピーマンを選ぶというのも手です。
ちょっとお値段が高めですが、苦味が少なく、ほのかな甘味もあるため、食べやすいです。
ピーマンの味に慣れるステップとしてもおすすめです。
[char no=”1″ char=”usa”]赤ピーマンは、βカロテンやビタミンCが、青ピーマンよりも豊富です。
ただし、青ピーマンよりも日持ちしない点には注意しましょう。[/char]
まとめ
今回は、ピーマンの苦味や臭いを抑える5つのポイントを紹介しました。
ちょっとおさらいしてみましょう。
- ヘタが円形に近いものを選ぶ
- タテ方向に切る
- 干してから調理する
- 油を使って調理する
- 赤・黄ピーマンを選ぶ
上の5つのポイントを意識することで、ピーマンの苦味や臭いは、かなり抑えられるはずです。
ピーマンは、からだによい成分が多く含まれる、魅力的な野菜です。
苦味や臭いを上手くコントロールして、ピーマンをおいしく食べてもらいましょう!
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