
梅雨の時期は、雨の日が多く、気分もどんよりしがちですよね。
「何となく、だるい・・・」
「体調不良が続いてる・・・」
「やる気がおきない・・・」
そんなとき、もっとも身近にできる対策が、食べ物です。
気分の落ち込みや、だるさに効くものを食べて、改善していきましょう。
今回は、梅雨におすすめの食べ物を中心に紹介していきます。
気分や体調を整えて、夏に備えていきましょう!
もくじ
梅雨のだるさ・不調の原因は?
そもそも、梅雨の時期の、だるさや体調不良って、何が原因なのでしょうか?
ここでは、よくある3つの原因について紹介します。
原因を知ることで、対策もたてやすくなりますので、しっかり確認していきましょう!
水分を溜め込み過ぎているかも?
梅雨の時期は雨が多く、湿度が高くなりがちです。
湿度が高いと、人は汗をかきにくくなります。
つまり、からだのなかに水分を溜め込みやすい季節なんです。
水分の溜めすぎは、だるさ、倦怠感、むくみ、めまい、頭痛などの症状を引き起こす原因となります。
天気や気圧の影響?
梅雨の時期は、曇りがちで、低気圧の状態が続きます。
低気圧は、自律神経バランスの乱れや、頭痛を引き起こす要因となります。
また、日差しを浴びる機会も少ないので、気分的にも落ち込みがちになります。
エアコンによる冷え?
お住まいの地域にもよりますが、梅雨のあたりから、エアコンを使い始める方が多いのではないでしょうか。
エアコンによる体の冷えは、自律神経のバランスを乱したり、代謝を下げてしまいます。
その結果、頭痛や肩こり、疲労感や、むくみなどといった症状を引き起こす事があります。
梅雨のだるさ・不調に効く食べ物
それでは、梅雨のだるさや不調に効く食べ物を紹介していきます。
「梅雨に入ってから、何だか調子が悪いなぁ・・・」
そんなときは、これらの食材をお試しください。
発汗作用のある食べ物
体内に水分が溜まりすぎると、不調の原因となります。
溜まった水分を外に出すためには、汗をかくことが大切です。
ここでは、発汗作用のある食べ物を紹介します。
運動などと組み合わせると、より効果的です。
- 唐辛子
- カレー粉
- にんにく
- ネギ・玉ねぎ
- しょうが
やはり、唐辛子やカレー粉などのスパイスが効果的です。
辛いものを食べて、汗が吹き出てきた経験のある方も多いはずです。
その他にも、にんにくやネギといった、独特のにおいをもつ野菜も、発汗を促してくれます。
食事の際は、これらの食材をうまく取り入れてみましょう。
外食する場合は、カレーや麻婆豆腐など、スパイシーなものや、エスニックな料理がおすすめです。
利尿作用のある食べ物
体内の余分な水分は、汗だけでなく、尿としても排出されます。
ここでは、利尿作用のある食べ物を紹介します。
- きゅうり
- スイカ
- トマト
- バナナ
- キウイ
- 海藻類
きゅうりやスイカといったウリ科の野菜や、バナナやキウイなどの果物、ワカメやコンブなどの海藻類がおすすめです。
デザートを果物にしたり、海藻サラダを食事に取り入れてみましょう。
これらの食べ物には、利尿作用のある「カリウム」が多く含まれています。
むくみや、高血圧の改善にも効果的です。
関連記事①:カリウムの多い野菜ランキングTOP10
関連記事②:カリウムの多い果物ランキング
関連記事③:カリウムの多い海藻ランキング
やる気を高める食べ物
やる気が出なかったり、もやもやとしている方は、チロシンを含む食べ物がおすすめです。
チロシンとは、ドーパミンやノルアドレナリンといった、やる気をアップさせるホルモンの原料となる物質です。
以下の食べ物に、多く含まれています。
- チーズ
- 大豆・豆腐
- えだまめ
- ナッツ・落花生
- ほうれん草
- たけのこ
チーズなどの乳製品や、大豆などの豆類に多く含まれています。
「何かやる気が出ない・・・」
と感じたときは、おやつにチーズやナッツをつまんでみるのをおすすめします。
関連記事:やる気や集中力を高める!おすすめの食べ物と6つの栄養成分
疲労を回復する食べ物
疲れやだるさを感じるときは、疲労回復に効果的な食べ物がおすすめです。
とくに、クエン酸を含む食べ物は、食欲の無いときでも食べやすいです。
クエン酸を多く含む食べ物は、以下のとおりです。
- 梅干し
- 柑橘類(レモン、オレンジ等)
- キウイ
- いちご
- 酢
梅干しには殺菌作用もあります。
食材が傷みやすい、暑いシーズンのお弁当におすすめです。
キウイやいちごなどの果物は、カリウムも豊富です。
こちらは、食後のデザートにおすすめです。
冷たい飲み物に注意!
暑くなりはじめると、ついつい冷たいものを飲みがちです。
でも、体を冷やしてしまうと、代謝が落ちてしまいます。
代謝が落ちると、水分が排出されにくくなってしまいます。
つまり、水分が溜まりやすくなってしまうんですね。
飲み物は、少しぬるめのものや、温かいものを飲むようにしましょう。
食べ物以外の改善方法
梅雨のだるさや不調を改善するには、食事とあわせて、以下のことを行うと効果的です。
毎日の生活に、ぜひ取り入れてみて下さい。
運動する
体に溜まった水分を放出するためには、運動をして汗をかくことが大切です。
適度な運動は、ストレス発散・リフレッシュ効果もありますので、気分転換にもおすすめです。
とはいえ、梅雨の時期は、外での運動がやりにくいですよね。
そんなときは、お家のなかで出来るエクササイズに取り組みましょう。
筋トレやダイエットDVDなど、さまざな方法がありますが、
おすすめなのが「つま先立ち」です。
部屋を移動するときや、立って作業するときに取り入れてみましょう。
ふくらはぎのむくみ改善にもなるのでおすすめです。
お風呂で汗をかく
お風呂でじっくり汗をかくのもおすすめです。
いろんな入浴法がありますが、おすすめは「半身浴」です。
38℃くらいの温度で、みぞおちくらいの量のお湯につかります。
20~30分程度、じっくり汗を流します。
リラックス効果もありますので、気分もスッキリします。
半身浴をする際には、水分補給を忘れないことが大切です。
とくに忘れがちなのが、入浴前の水分補給。
脱水症状を予防するためにも、コップ1杯の水を飲んでから、半身浴をはじめましょう。
「お風呂は熱くてイヤだ!」
という方には、ハッカ油風呂がおすすめです。
浴槽に、ハッカ油を数滴入れることで、ヒンヤリお風呂の完成です。
詳しくはこちら↓
ただし、ハッカ油の入れすぎには注意です!
まとめ
今回は、梅雨でだるいときや、体調不良のときにおすすめの食べ物を中心に紹介しました。
発汗・利尿作用など、体内の水分を放出する効果のある食べ物がおすすめです。
また、運動や入浴なども取り入れることで、より効果が高まります。
梅雨が明けると、いよいよ夏本番です。
楽しいイベントが盛りだくさんなので、今のうちに体調を整えておきましょう。
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