
「さよりに含まれる栄養や、期待できる効能を知りたい!」
「さよりにおすすめの食べ合わせ食材を知りたい!」
そんな方にオススメの記事となっております。
さよりは、色んな漢字表記のある魚です。
「細魚」「針魚」「鱵」
これ、みんな「さより」って読むそうですよ。
その名のとおり、細長い形が特徴的です。
さよりは高級魚のひとつとして、お寿司のネタにもされています。
淡白ですが、噛めば噛むほど、旨味が口の中に広がります。
今回は、そんな「さより」の栄養や期待できる効能を紹介していきます!
おすすめの食べ合わせ食材などもピックアップしてみました♪
もくじ
さより(細魚)の栄養と、期待できる効能
さよりは、白身魚のなかでも、とくに脂質が少ないヘルシーな魚です。
このため、ダイエット中のたんぱく質補給におすすめです。
ほかにも、さまざまなビタミンやミネラルを含んでいます。
ここでは、さよりに含まれる代表的な栄養成分を紹介します♪
【さよりの栄養成分】たんぱく質
魚介類のたんぱく質は、必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。
たんぱく質は、髪や肌、臓器など、わたしたちのからだをつくる原料となります。
毎日の食事で、しっかりと補給しましょう♪
【さよりの栄養成分】ビタミンB12
ビタミンB12は、おもに動物性食品に含まれるビタミンです。
野菜や果物からは、基本的に摂取することができません。
ビタミンB12は、赤血球をつくるのに必要なビタミンです。
貧血の予防・改善に効果的な成分です。
【さよりの栄養成分】ビタミンD
さよりに多く含まれているビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれます。
カルシウムといえば、骨や歯の成長や健康維持に欠かせない成分です。
ビタミンDと一緒に摂取することで、さらなる効果アップが期待できます。
【さよりの栄養成分】カリウム
カリウムは、ナトリウムと協力しながら、体内の水分量や塩分量を調節しています。
このため、高血圧や、むくみの予防・改善に効果的といわれています。
ほかにも、筋肉の収縮や、神経の働きをスムーズにするはたらきがあります。
【さよりの栄養成分】亜鉛
亜鉛には、味覚を正常に保つはたらきがあります。
たんぱく質の合成を促進したり、成長ホルモンの分泌を助けるはたらきもあります。
成長期のお子さんには、とくに必要な栄養成分です。
また、ビタミンCとともに、コラーゲンの生成をサポートしています。
美しい肌をキープするのにも大切な成分です。
さより(細魚)の効果アップの食べ合わせ食材
さよりには、これまで紹介してきたとおり、たんぱく質や各種ビタミン・ミネラルが含まれています。
これらの栄養成分を、より効果的に摂取できる食べ合わせを紹介します。
さよりのお供を考えるときに、ぜひ参考にしてみてください♪
さよりとわかめの食べ合わせ
わかめには、血圧を抑える効果のある、カリウムやアルギン酸が含まれています。
さよりと一緒に食べることで、さらなる効果アップが期待できます。
さよりとアサリの食べ合わせ
アサリには、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。
さよりのビタミンB12とあわせると、貧血対策に効果的です。
アサリには、肝機能をサポートするタウリンも多く含まれています。
二日酔いや、悪酔い対策にもおすすめです。
さよりと大根おろしの食べ合わせ
さよりは、塩焼きにすると美味しいです。
ぜひ、大根おろしを添えて召し上がりましょう。
大根おろしに含まれるビタミンCは、鉄分や亜鉛の吸収を高めるはたらきがあります。
また、大根の辛味成分「イソチオシアネート」には抗菌作用もあります。
さよりとほうれん草・小松菜の食べ合わせ
さよりには、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれています。
ほうれん草や小松菜など、カルシウムの多い食べ物と相性が良いです。
野菜のビタミンも摂れますので、おすすめです。
さよりとしそ(紫蘇)の食べ合わせ
さよりは、天ぷらやフライにしても美味しいです。
このとき、しそ(紫蘇)巻きにすると、さっぱりとした味わいになります。
しそには、ビタミンCやβカロテンなど、お肌に良い成分が多く含まれます。
さよりに含まれる亜鉛の吸収もサポートしてくれます。
おすすめのレシピはこちらです。
まとめ
さよりは、冬の終わりから春にかけて、旬を迎えます。
低脂質で高たんぱくのため、ダイエット中におすすめです。
貧血対策に効果的なビタミンB12や、カルシウムの吸収を高めるビタミンDも含まれています。
また、亜鉛やカリウムといったミネラルも含まれています。
高級魚ということもあり、食べる機会は少ない魚かもしれません。
もし手に入れたら、たっぷりの栄養を、おいしくいただきましょう♪