
「まいたけのビタミンD量や栄養成分が知りたい!」
「まいたけの栄養を効率よく摂取できる食べ方は?」
そんな疑問に答えていく内容となっています。
まいたけ(舞茸)は、味も香りも良い、人気のキノコです。
ビタミンDをはじめ、多くの栄養が詰まっています。
今回は、まいたけに含まれるビタミンDの量や栄養成分を紹介します!
あわせて、栄養を効率よく摂取できる食べ方にも触れていきます。
舞茸を食べるときの参考になれば嬉しいです♪
もくじ
まいたけ(舞茸)のビタミンDの量は?他のキノコと比較
ビタミンDを含む食べ物は、意外と少ないです。
主要な食材ですと、キノコ類や魚介類、鶏卵ぐらいだと言われています。
肉や野菜などには、ほとんど含まれていません。
なかでも、まいたけ(舞茸)には、多くのビタミンDが含まれています。
キノコ類のなかでも、含有量はトップクラスです。
以下の表は、100グラムあたりのビタミンD量です。
ご覧のとおり、まいたけには多くのビタミンDが含まれていますね。
名称 | 成分量(μg) |
---|---|
まいたけ ゆで | 5.9 |
えのきたけ ゆで | 0.8 |
ぶなしめじ ゆで | 1.1 |
乾しいたけ ゆで | 1.1 |
エリンギ ゆで | 2.6 |
きくらげ ゆで | 8.8 |
※数値は日本食品標準成分表より引用
表を見ると、まいたけよりも、多くのビタミンDを含むキノコがあります。
そうです、「きくらげ」です。
まいたけと同じく、多くのビタミンDを含んでいます。
たっぷりの栄養を含む、注目のキノコです。
きくらげの栄養は、こちらで紹介しています
ビタミンD、鉄分やカルシウムを含む、栄養豊富なキノコです。
まいたけ(舞茸)のビタミンDに期待できる効能は?
ビタミンDは、腸からのカルシウム吸収率を高めてくれます。
カルシウムといえば、言わずと知れた、骨や歯をつくる成分です。
骨や歯のすこやかな成長や、骨粗しょう症の予防など。
健康をキープするために、しっかり摂りたい栄養素です。
なおビタミンDは、日光を浴びることで、体内で生成されます。
食べ物からの補給とあわせて、外の日差しを浴びることも大切です。
まいたけ(舞茸)のその他の栄養成分は?
ビタミンDのほかにも、まいたけには魅力的な栄養成分が含まれています。
たとえば、免疫力を高めるβグルカンや、腸内環境を整えてくれる食物繊維。
そして、お肌に良いビタミンB2やトレハロースなど。
美容・健康によい栄養成分が、バランス良く含まれています。
まいたけ(舞茸)のビタミンDや栄養を効率よく摂取できる食べ方は?
ビタミンDをはじめ、まいたけには栄養がたっぷり含まれています。
そんなまいたけの栄養を、効率よく摂取できる食べ方を紹介します♪
まいたけは、油でサッと炒める
油を使うことで、ビタミンDの吸収率が高まります。
なので、ビタミンDを摂りたいときは、炒め物がおすすめです。
なお、ビタミンDは水溶性なので注意です。
加熱しすぎると、水分と一緒に、ビタミンも逃げてしまいます。
炒めるときは、さっと火を通すくらいで抑えましょう。
また、味噌汁などに入れるときは、火を止める前のタイミングで入れましょう。
まいたけとカルシウムで、骨や歯の強化
ビタミンDには、カルシウムの吸収率を高めるはたらきがあります。
ぜひ、カルシウムの多い食材と食べ合わせましょう。
カルシウムが多い食材といえば、魚介類や海藻類です。
とくに、サバ、いわし、桜えび、ひじきなどには、多くのカルシウムが含まれています。
また、野菜ですと、小松菜や春菊などに多く含まれます。
まいたけと一緒に油で炒めることで、効率よくカルシウムとビタミンDを摂取できます。
まいたけで、免疫力アップ
まいたけに含まれるβグルカンは、免疫力を高めるはたらきがあります。
免疫力を、もっと高めたいときにオススメなのが、そばと一緒に食べること。
そばには、リポポリサッカライド(LPS)と呼ばれる成分が多く含まれています。
LPSには、免疫細胞のマクロファージを活性化させ、免疫力を高める効果があるそうです。
まいたけたっぷりの「きのこそば」にすることで、さらなる免疫力アップが期待できます。
きのこそばで温まりながら、免疫力を高めましょう。
まいたけで、便通改善
まいたけに含まれる食物繊維は、便通の改善に効果的です。
食物繊維の多い食材と食べ合わせることで、さらなる効果アップが期待できます。
こんにゃくやゴボウなどには、食物繊維が豊富に含まれています。
お味噌汁などの具に入れて、一緒に食べるのがおすすめです。
まとめ
まいたけは、キノコ類のなかでも、ビタミンDが豊富です。
ビタミンDは、カルシウムの吸収率を高めてくれます。
骨や歯の健康を保つのに、欠かせない栄養素です。
そして、ビタミンDは水溶性なことに注意です。
炒めるときは、加熱しすぎないよう、サッと炒めましょう。
また、煮込むときは、なるべく最後のほうに入れましょう。
まいたけは、味と香りの良いキノコとして、古くから愛されています。
まいたけを存分に楽しみながら、たっぷりの栄養をいただきましょう。
まいたけにはない、「消化吸収できるβ‐グルカン」が摂取できる姫マツタケのサプリもあります。
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