
魚肉ソーセージって、色んな食べ方がありますよね。
サラダに混ぜたり、お弁当のおかずにしたり、チャーハンや炒め物に混ぜたり・・・
もちろん、そのまま食べても美味しいです。
私は、スーパーで見かけるたびに、ついつい買っちゃいます。
おかげで、冷蔵庫には、いつも魚肉ソーセージがたっぷり!
小腹が空いたときや、お酒のおつまみが欲しいとき。
手軽にサクッと食べられるので、大好きです。
今回は、そんな魚肉ソーセージについて紹介していきたいと思います。
- 魚肉ソーセージの原料
- 魚肉ソーセージに含まれる栄養成分
- おすすめの食べ合わせ
そのまま食べても美味しい魚肉ソーセージですが、ほかの食材と組み合わせるのもおすすめです。
栄養面の強みを強化したり、弱みをカバーしていくことができます。
それでは、魚肉ソーセージの魅力を、いっしょにチェックしていきましょう!
もくじ
魚肉ソーセージの原料って・・・何?こんな面白ソーセージもあった!
そもそも、魚肉ソーセージって、何モノなんでしょうか?
「魚肉」って言うくらいなので、魚は入っているハズですが・・・
魚といっても、たくさんの種類がありますよね。。
気になったので、魚肉ソーセージに使われている、おもな魚を調べてみました。
- スケトウダラ
- タラ
- ホッケ
- アジ
- マグロ
※マルハニチロのHPより、一部抜粋
なかでも、よく使われているのが、スケトウダラなどの白身魚だそうです。
スケトウダラといえば、ちくわやかまぼこといった、練り物に加工されることが多い魚です。
魚肉ソーセージにおいても、メインの原材料として、存在感を発揮しています。
サケやサンマ、イワシやサバなどと比べると、少し存在感が薄い魚ですが・・・
加工品の世界では、メジャー級の存在として、重宝されているみたいですね。
また、魚だけでなく、さまざまな食材を混ぜた魚肉ソーセージもあります。
チーズやひき肉、玉ねぎやグリーンピースなど、バリエーション豊かです。
ほかにも、カルシウムやDHAなど、特定の栄養成分を強化した魚肉ソーセージもあります。
たくさんの種類がある魚肉ソーセージですが・・・
いちばん衝撃的だったのが、「いちごミルク」味の魚肉ソーセージです。
画像引用元:HITOMI’S DIARY
はじめて見たときは、さすがに目を疑って、二度見しちゃいました。。
たしかに、魚肉ソーセージって、いちごミルクみたいな色ですけど・・・
まさか、味までいちごミルクにしちゃうなんて・・・
しかも、きちんとした商品として、販売しちゃうなんて・・・
色んな意味で、脱帽です(^_^;)
私は食べたことが無いのですが、こちらのブログ様の記事によると、いちごの風味や、甘みは感じられたそうです。
ちなみにこの商品、2005年に発売されたみたいですが、
残念なことに、今では姿を消しています。
1度、味わってみたかったなぁ・・・
魚肉ソーセージに含まれる栄養成分
魚肉ソーセージには、どんな栄養成分が含まれているのでしょうか?
ここでは、一般的な魚肉ソーセージに含まれる栄養成分をチェックしたいと思います。
おもな栄養成分
- たんぱく質
- カルシウム
- DHA・EPA
- ナトリウム
- 脂質
上でも紹介したとおり、魚肉ソーセージのおもな原料は、スケトウダラなどの白身魚です。
なので、どの魚肉ソーセージも、たんぱく質やカルシウムは多く含まれます。
たんぱく質は、髪や筋肉、臓器など、わたしたちのからだをつくる原料となる成分です。
また、カルシウムは、骨や歯の成長や強化には欠かせない成分です。
これらを多く含む魚肉ソーセージは、成長期のお子さんや、パワーをつけたい方などにおすすめです。
DHAやEPAは、青魚に多く含まれる成分で、血液サラサラ効果が期待できます。
また、DHAには、脳を活性化させる効果があるといわれています。
お仕事や勉強中のおやつとしても、活躍できます。
たくさんの栄養を含む魚肉ソーセージですが、やや塩分が高めなのが気になるところです。
血圧が気になる方は、食べ過ぎに注意しましょう。
魚肉ソーセージの栄養を活かす!オススメの食べ合わせ
そのまま食べても美味しい魚肉ソーセージですが、ほかの食べ物と組み合わせることで、より良い効果が生まれます。
ここでは、オススメの食べ合わせを、いくつか紹介していきます。
ビタミンDを含む食べ物と合わせる
魚肉ソーセージには、カルシウムが含まれています。
カルシウムといえば、骨や歯を強くする栄養素として、有名ですよね。
お子さんなら、骨のすこやかな成長に。
お年寄りの方なら、骨粗しょう症の予防に。
毎日の食事で、しっかりと摂りたい栄養素です。
そんなカルシウムですが、じつは弱点があるんです。
それは・・・吸収率が低いということ。
いちばん吸収率の高い乳製品ですら、50%の吸収率といわれています。
小魚や海藻類でも30%、野菜類なら20%を下回るそうです。
もちろん、モノによって、正確な吸収率は変わりますが・・・
カルシウムだけだと、ちょっと物足りない気がしますよね。
そんなカルシウムの弱点をカバーしてくれるのが、ビタミンDです。
ビタミンDには、カルシウムの吸収率を高めるはたらきがあります。
ビタミンDが多いのは、魚介類や、きのこ類です。
魚介類と聞くと、魚肉ソーセージにも、ビタミンDが含まれていそうですが・・・
残念ながら、あまりビタミンDは含まれていません。
じつは、原料のスケトウダラ自体が、ビタミンD量の少ない魚なんです。
なので、ビタミンDについては、ほかのお魚で補っていきましょう。
おすすめなのが、以下の魚たちです。
ビタミンDの多い魚介類
- イワシ
- サンマ
- カツオ
- カレイ
- サバ
- すじこ
忙しいときや疲れているときなどは、魚の缶詰を利用するのもアリです。
サバやサンマの缶詰には、しっかりビタミンDが含まれています。
ただし、缶詰の種類によっては、塩分が多く含まれています。
気になる方は、塩分が少なめな水煮缶がおすすめです。
カリウムを含む食べ物と合わせる
「魚肉ソーセージ、めっちゃ好きなんだけど、塩分がちょっと・・・」
という方にオススメなのが、カリウムを含む食材との食べ合わせです。
カリウムには、余分な塩分(ナトリウム)の排出を促すはたらきがあります。
魚肉ソーセージと合わせることで、塩分バランスの乱れを抑える効果が期待できます。
では、どんな食べ物にカリウムが含まれているのでしょうか?
オススメは、手軽に食べられる果物や野菜です。
まずは、果物から紹介していきますね。
カリウムの多い果物
- バナナ
- リンゴ
- キウイ
- メロン
- アボカド
とくに、バナナやリンゴは、1年を通してお求めやすいので、おすすめです。
サラダに入れたり、食後のデザートに加えたりしてみましょう。
カリウムの多い果物は、他にもたくさんあります。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
続いて、カリウムの多い野菜のご紹介です。
カリウムの多い野菜
- ほうれん草
- サトイモ
- えだまめ
- たけのこ
- ニラ
ほうれん草やニラなどの葉物野菜や、サトイモをはじめとしたイモ類、豆類などに多く含まれています。
これらの食材を、おかずなどに取り入れることで、塩分対策をすることができます。
まとめ
今回は、魚肉ソーセージの原料や栄養成分、オススメの食べ合わせなどについて紹介しました。
魚肉ソーセージの原料は、スケトウダラなどの白身魚などがメインです。
たんぱく質やカルシウムが多く、お子さんの栄養補給に適しています。
ビタミンDとの組み合わせは、骨や歯の強化におすすめです。
また、カリウムと組み合わせることで、塩分対策ができます。
魚肉ソーセージは、色んなお店で、手軽にお買い求めできます。
栄養もたっぷりですので、効果的に食べて、毎日を元気に過ごしていきましょう!