
イサキは、白身魚のなかでも、脂がのっていて旨味のある魚です。
ほぼ1年じゅう流通している魚ですが、旬の時期は、さらに脂がのり、旨味が増します。
旬の時期には、ぜひとも食べたい魚のひとつです。
この記事では、気になるイサキの旬や、含まれる栄養成分、効能など紹介しています。
後半では、効果的な食べ方や食べ合わせについても触れています。
- イサキが美味しい時期を知りたい方
- 手に入れたイサキを効果的に食べたい方
ぜひ一緒に、イサキの魅力を見ていきましょう!
もくじ
イサキの旬は?
旬のイサキは、白身魚と思えないくらい脂がのっていて、旨味があり美味しいです。
イサキを食べるなら、やはり旬の時期に食べるのがオススメです。
気になるイサキの旬の時期ですが・・・
6~7月の、初夏の時期が、もっとも脂が乗っていて美味しいといわれています。
この時期って、梅雨とも重なりますよね。
ジメジメで、どんよりとした気分のときは・・・
美味しいイサキを食べると、気分が晴れる!
・・・かもしれません(^_^;)
旬のイサキは、新鮮なうちは刺身で味わうのがオススメです。
少し日が経ったものは、塩焼きやムニエルにすると美味しいです。
イサキに含まれる栄養成分と期待できる効能は?
イサキには、どんな栄養成分が含まれているのでしょうか?
また、どんな健康効果が期待できるのでしょうか?
ここでは、その2点について見ていきましょう。
まずは、含まれる栄養成分を見ていきましょう。
イサキに含まれるおもな栄養成分
- たんぱく質
- カルシウム
- DHA・EPA
- カリウム
- ビタミンD
- ビタミンE
白身魚ということもあり、低カロリーで高タンパクです。
たんぱく質は、わたしたちのからだをつくる原料となる成分です。
臓器や筋肉、皮膚、爪、髪など、からだのさまざまな部分を健康に保つために、毎日摂りたい栄養素です。
また、脂がのっている旬のイサキには、DHAやEPAも多く含まれます。
DHAやEPAには血液サラサラ効果があり、生活習慣病の予防に効果的といわれています。
また、DHAには脳を活性化させる作用があるといわれています。
なかでも注目したいのが、たくさん含まれているビタミンDです。
ビタミンDには、カルシウムの吸収率を高める効果があります。
カルシウムといえば、骨や歯の強化に欠かせない成分です。
イサキを食べるときは、ぜひ、カルシウムの多いものと合わせましょう。
イサキの効果的な食べ合わせは?
ここでは、イサキに含まれる栄養成分を、うまく活かせる食べ合わせを紹介しています。
「イサキを手に入れたけど、どうやって食べようかしら・・・」
と悩んだときは、ぜひ参考にしてみてください!
カルシウム食材と合わせて、骨や歯の強化を!
イサキに多く含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収率を高めてくれます。
カルシウムは、じょうぶな骨や歯をつくるサポートをしてくれる成分です。
ですが・・・体内への吸収率は、あまり高くありません。
吸収率の高い乳製品でも、50%程度といわれています。
このため、ビタミンDのように、吸収率を高めてくれる成分と一緒に摂ることが効果的です。
カルシウムが多い食材といえば、やはり乳製品です。
牛乳やチーズ、ヨーグルトなどを、同じ食卓に並べるのがおすすめです。
イサキと合わせるなら、チーズ焼きなんていかがでしょうか?
クックパッドに美味しいレシピがありましたので、紹介します。
画像引用元:cookpad
手軽につくれますし、カルシウムも効率よく摂れるのでおすすめです。
ビタミンC食材と合わせて、ストレス対策!
「最近、ストレス溜まってるなぁ・・・」
そう感じたときは、ビタミンCを含む食材とイサキを合わせて食べるのがおすすめです。
ビタミンCは、ストレスに対抗するホルモンをつくるのに必要な成分です。
ストレスが溜まりがちな方ほど、抗ストレスホルモンの分泌が増えます。
そうなると、ビタミンCも多く消費されてしまいます。
一方で・・・イサキに多く含まれるたんぱく質も、ストレスが多いほど消費が増えます。
ストレスをうけると、わたしたちのからだは、心拍数や体温などを上げて、ストレスに抵抗しようとします。
この「ストレスとの戦い」で、多くのたんぱく質を消費してしまうんですね。
ビタミンCがとれる食材といえば、柑橘類です。
キュッと絞ったレモンやすだちの汁をかけると、手軽にビタミンCをプラスできます。
クックパッドに、イサキのカルパッチョのレシピがありましたので紹介します。
画像引用元:cookpad
簡単アペリティフ いさきのカルパッチョ by エブリデイキッチン
刺身やカルパッチョは、レモン汁との相性がよさそうですね。
また、緑黄色野菜にもビタミンCが多く含まれます。
とくに、ピーマンやブロッコリー、ゴーヤやアスパラガスなどに多く含まれます。
付け合わせなどにしてイサキと一緒に食べると、ストレス対策に効果的ですね。
まとめ
以上、イサキの旬や、栄養効能、食べ合わせについての紹介でした。
イサキを食べるなら、脂がのっている初夏がオススメです。
旬のイサキはDHA・EPAが多いので、生活習慣病の予防効果も期待できます。
また、ビタミンDが豊富なので、カルシウムの多い食材と合わせると効果的です。
骨や歯を強くしたいときは、ぜひ乳製品などと一緒に摂りましょう。