
「鬼は~外!!福は~内!!!」
ひととおり豆まきが済んだあとは、お待ちかねの実食タイムです。
節分の、大きな楽しみのひとつですよね。
「年の数だけ食べるんだよ」
と言われても、気にせずパクパクと食べていた記憶があります。
たくさん余ってるときは、いっきに食べちゃいたくなりますよね。
でも、ちょっと待って下さい。
たしかに、豆まきの豆って、おいしくて栄養満点なのですが・・・
カロリーのとり過ぎには、気をつけなければなりません。
今回は、豆まきの豆に含まれるカロリーと
食べ過ぎを防ぐための食べ方を紹介していきます。
美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが・・・
うまくコントロールしていきましょう。
もくじ
豆まきの豆、カロリーは?
豆まきに使われる豆といえば、炒り大豆です。
気になるカロリーですが・・・
食品成分表によると、100グラムあたりで439キロカロリーになります。
炒り大豆1粒の重さは、モノによって変わりますが・・・
だいたい0.3グラムだとすると、
1粒あたりのカロリーは約1.3キロカロリーとなります。
もし、年の数「だけ」豆を食べるなら・・・
摂取カロリーは、以下のとおりになります。
年齢(歳) | カロリー(kcal) |
10 | 13 |
20 | 26 |
30 | 39 |
40 | 52 |
50 | 65 |
60 | 78 |
60個食べても78kcalなので、年の数だけなら、カロリーオーバーの心配は無さそうです。
でも実際は・・・オーバーして食べることも多いはずです。
100歳、200歳ぶんの量は、軽く食べられちゃいますので。
小分けにされた炒り豆が、よく1パック100グラムくらいで売られています。
これを平らげるだけで、400キロカロリー以上は摂取することになります。
ごはん1膳(160g)が、270キロカロリーといわれていますので・・・
もし、1袋まるごと食べてしまうと、軽く上回ってしまいますね。
炒り大豆は、味付けも控えめで素朴なものが多いですが・・・
その分、たくさん食べてしまいやすいので、注意が必要です。
豆を食べすぎないための対策とポイントは?
上でも述べたとおり、豆ひと粒のカロリーは少ないものの、たくさん食べると、かなりのカロリーとなります。
豆の食べ過ぎを防ぐには、どうすればよいのでしょうか?
対策とポイントについて、紹介していきます。
食べる分だけ器に入れる。残りは密閉保存!
やはり大切なのは、「視界に入れないこと」です。
目の前にたくさん豆があると、ついつい、つまんでしまいます。
食べる量だけ、器に入れて、残りは見えないところにしまいましょう。
必要分だけしか食べられない状態を、つくってしまいましょう。
このとき、あると便利なのが、袋を密閉するクリップです。
いちど開封した豆の袋は、密閉しないと、湿気を吸って傷みやすくなります。
「袋あけちゃったし・・・早めに食べきったほうがいいよね・・・」
と思うこと、ありませんか?
たしかに、早めに食べきるに越したことはありませんが・・・
食べきりたいあまり、いちどにたくさんの豆を食べることになります。
ドカ食いを防ぎつつ、豆を長期保存するためにも、袋を密閉するグッズはおすすめです。
ちなみに私が使っているのは、このタイプのクリップです。
ウェーロック社 クリップイット PA110mm 白/赤/黄 3個セット[メール便発送、送料無料、代引不可] 02P03Dec16 【YDKG-kd】【smtb-KD】[その他HK]
カンタンに使えて、しっかり密閉してくれるので、重宝しています。
豆だけでなく、ココアのパックや食パンの袋を密閉するときも使っていますね。
さまざまな用途で使えますので、ひとつ持っているとホントに便利です。
ひと粒ずつ、ゆっくり味わって食べる
目の前にたくさんの豆があると・・・
つい、手でたくさんすくって、そのまま口に放り込みたくなります。
麦チョコや、ポン菓子なども、同じように食べたくなりますよね。
あとは、袋ごと、口にサーッと流し込んだりとか・・・
もちろん、これやると、カロリーオーバーへの道へ、まっしぐらです。
気づかぬうちにやってしまいがちなので、注意が必要です。
食べるときは、ひと粒ずつ、ゆっくり味わいながら食べましょう。
すると、大量に食べる心配はありませんし、ゆっくり噛むことで満腹感も得られやすいです。
炒り大豆は、しっかり密封すれば、長期保存もできます。
あせって食べる必要はありませんので、ゆっくり楽しみましょう。
大豆に含まれる栄養成分は?
大豆は、たくさんの栄養を含む食品として、長きにわたり愛されています。
とくに多く含むのが、植物性たんぱく質です。
肉や魚に匹敵するくらいの量を含んでいるため、「畑の肉」とも呼ばれています。
たんぱく質は、髪や皮膚、筋肉や爪など、わたしたちのからだのパーツを作る基礎となる成分です。
そのほかにも、体を温める効果もあるため、寒い季節にはしっかりと摂りたい栄養素です。
このほかにも、骨の成長に欠かせないカルシウムや、貧血対策に効果的な鉄分など、ミネラルも豊富です。
また、女性ホルモンと似たはたらきを持つイソフラボンを含み、更年期の不調改善にも効果的といわれています。
豆まきに落花生を使う地域もある!
ここまで、「豆まきの豆 = 炒り大豆」という設定で、色々と紹介してきましたが・・・
炒り大豆ではなく、他の豆を使う地域もあります。
たとえば、北海道や東北などの一部地域では、落花生(らっかせい)が使われています。
私は北海道出身なのですが、節分の豆は、ずっと落花生でした。
生まれてからずっと、「節分の豆=落花生」という感覚でしたね。
なので、北海道を離れて、はじめて迎えた節分の日は、ちょっと違和感がありました。
「大豆だと、外に撒いたら、食べられないじゃん・・・」
なんて思ってましたし(笑
落花生だと、中身が殻に包まれてますので、あとで回収して、おいしく食べられるんです。
でも、炒り大豆も香ばしくて美味しいので、すぐに気に入っちゃいました。
ちなみに、落花生の栄養については、こちらの記事で紹介しています。
大豆と同じく、栄養満点ですね。
ただし、カロリーには、やはり注意です。
まとめ
今回は、豆まきの豆に含まれるカロリーや、食べ過ぎを防ぐポイントについて紹介しました。
パクパクつまんでいると、あっという間にカロリーオーバーになりますので、気を付けましょう。
食べ過ぎを防ぐには、やはり、「視界に入れない」ことが大切です。
必要な分だけ用意して、あとは見えない場所に保管しましょう。
保管の際は、密閉するのを忘れずに!
あと、食べる時は、ひと粒ずつ、ゆっくり食べることが大切です。
よく噛むことで、満足感も得られます。
手ですくって、いっきに口に含むことは、避けましょう。
節分は、1年に1度の、楽しいイベントです。
食べる量をコントロールしながら、健康的に豆まきを楽しみましょう!