
この春に新生活をスタートさせる方は多いと思います。
入学、進学、就職、転職、転勤、などなど・・・
フレッシュな気持ちで、新シーズンを迎えようとしているはずです。
ただ、新生活の始めって、色々と出費がかさんだりしますよね。
しかも、新しいことの連続なので、収支の見込みもつけにくいです。
「引っ越し費用が、予想よりも高くなった・・・」
「このペースでお金を使って、1ヶ月、もつのだろうか・・・」
そうなると、頭をよぎるのは、「節約」の2文字。
食費をなるべく抑えたいと思う方は多いはずです。
ただ、毎日の食事は、健康をキープするために必要不可欠です。
しっかり栄養をとらないと、新生活をエンジョイする気力・体力がもたないかもしれません。
そこで今回は、新生活で食費を節約したい方にオススメの、安くて栄養満点な食べ物を紹介します。
コスパの高い食べ物で、新生活をフルに楽しみましょう!
納豆
節約したいときの、貴重なビタミン・たんぱく源となるのが、納豆です。
だいたい、3パック100円くらいで売られていますよね。
安いときは、100円を切るときもしばしば。
植物性たんぱく質が豊富で、皮膚や髪、筋肉や爪など、からだのパーツを健康に保つはたらきがあります。
また、ビタミンB2が多く、エネルギー代謝を促進させてくれます。
疲労回復やダイエットにも効果的です。
ごはんのお供にするのも良いですし、おかずにかけたり、そのまま食べてもいいでしょう。
クックパッドには、こんな節約メニューもありました。
手軽に作れそうですし、焼きたてとか凄く美味しそうです。
ただし、納豆を食べるのは、1日2パックまでに抑えたほうがいいでしょう。
セレンの過剰摂取となるおそれがあります。
また、タレやしょうゆの使いすぎは、塩分のとりすぎになるので注意です。
魚の缶詰
スーパーやコンビニで、100円くらいで買える、魚の缶詰。
節約フードのなかでも、栄養満点な1品です。
ツナ缶は、たんぱく質が豊富で、サラダや炒め物など、色んな料理に合います。
もちろん、ごはんとの相性もバツグンです。
私は学生時代、よくツナマヨ丼を食べていました。
ごはんにツナ缶とマヨネーズをかけて、お好みで醤油を垂らすだけ。
シンプルだけど、美味しいんですよね。
また、サバやサンマなど、青魚の缶詰には、DHAやEPAが多く、血液サラサラ効果も期待できます。
DHAには脳を活性化するはたらきもあるといわれています。
そして、缶詰の良いところは、なんといっても保存がきくところです。
安売りしているときに買い込むこともできますし、非常食としてキープしておくこともできます。
栄養もあり、色々使えて、保存もきく。
魚の缶詰は、トップクラスの節約食材といって良いでしょう。
豆腐
こちらも、安くて栄養のある、コスパ食材の定番ですね。
豆腐の良いところは、腹持ちがよく、食べごたえがあるところです。
コレって、節約メニューにとっては、とても大切ですよね。
豆腐単品で食べるのも良いのですが、オススメなのが、他の料理に「チョイ足し」することです。
お味噌汁やスープの具として加えたり、炒め物に加えたり・・・
こうすることで、満腹感や食べごたえが、かなりアップします。
しかもカロリーが低いので、抵抗なく「チョイ足し」することができます。
クセのない味わいなので、どんな料理にも合わせやすいのも、うれしいところです。
節約生活を支える、大きな大黒柱となってくれるでしょう。
卵
コスパ高フードの代表格といえば、卵です。
大きさや個数にもよりますが、1パックあたり150~250円くらいで買えるのは大きいです。
しかも、「完全栄養食」と呼ばれるくらい、たくさんの栄養素を含んでいます。
豊富なアミノ酸や、各種ビタミンなど、わたしたちの健康に必要な栄養が、ぎっしり詰まっています。
ただし、1個あたり100キロカロリーくらいありますので、食べ過ぎには注意です!
1日3個くらいに抑えとくのが良いのかなと思います。
さて、卵の食べ方ですが・・・
個人的におすすめなのが、豆腐と卵を一緒に炒めた丼ぶりです。
クックパッドにも、美味しそうなレシピがありましたので紹介します。
チャーハンや卵とじ丼だと、どうしても物足りない・・・という方におすすめです。
豆腐を加えることで、かなり食べごたえがアップしますよ!
バナナ
節約生活の貴重なデザート枠といえば、バナナです。
スーパーやコンビニなどで、安いときには100円くらいで買えてしまいます。
私の祖母の時代では高級フルーツでしたが、今では立派な節約フードです。
時の流れって、凄いですよね・・・
バナナの魅力的なところは、安さに加えて、その栄養価の高さにあります。
ブドウ糖や果糖などの糖分が豊富で、活動エネルギーになりやすいです。
スポーツ選手が、試合中にバナナを食べるシーンをよく見ます。
それくらい、バナナはエネルギー源として優秀なんですね。
また、果物のなかでも、多くのカリウムを含んでおり、むくみの改善に効果的です。
さらに、バナナに含まれるトリプトファンという成分は、リラックス効果のあるセロトニンというホルモンに変わります。
新生活は、何かとストレスが溜まりやすいので、リフレッシュしたいときにもおすすめです。
栄養は少ないけれど・・・もやしは欠かせない
「栄養満点」じゃないので、ちょっとタイトルからそれますが・・・
それでも、もやしは紹介せずにはいられません。
もやしのほとんどは水分で、栄養素もあまり含まれていません。
ビタミンCや食物繊維が含まれていますが、そこまで多くありません。
ですが、1パック20~30円という格安価格で食べられるのは、とても魅力的です。
しかも、1パックあたり、わずか30キロカロリー程度なので、太りにくいです。
食べ方としては、他のおかずなどに混ぜる、「チョイ足し」戦法が有効でしょう。
野菜炒めに入れたり、スープやラーメンに入れたりします。
節約メニューは、どうしても食事のボリュームが少なくなりがちです。
そんなときは、もやしを加えて、少しでも多くの満腹感を得ましょう。
ただし、安いからといって大量に買い込むのは要注意です。
もやしは傷むのが早いので、ハイペースで消化する羽目になります。
なるべく必要分だけをストックして、美味しく食べたいですね。
よく噛んで食べよう!
食費を節約するためには、食事量を抑えることも大切です。
そして、食事量を抑えるためには、満腹度を高める必要があります。
では、満腹度を高めるには、どうすればよいのでしょうか?
いちばん手っ取り早いのが、よく噛んで食べることです。
もしかしたら、聞いたことのある方も多いかもしれません。
よく噛むことで、満腹中枢が刺激されるため、食欲が抑えられます。
「ひとくちあたり、20回は噛んでから、飲み込むようにする」
みたいに、噛む回数を設定して、食事にのぞむのも良いかもしれません。
ただ、噛む回数を設定しても、守ることって、なかなか難しいかと思います。
「気づいたら、サクッと飲み込んで、次のひとくちに向かっていた」
なんてことも多いはずです。強い意志がないと、続けるのは厳しいかもしれません。
なので、おすすめなのが、食材を大きめに切っておくことです。
こうすることで、イヤでもしっかり噛まないといけなくなります。
すると、自然と噛む回数が増え、満腹感も増える、というシナリオです。
ただし、喉の調子が悪かったり、お年寄りの方向けに料理を出すときは、食材を大きめにするのは避けましょう。
食材を飲み込めず、トラブルとなってしまってはいけません。
安全面に気を付けながら、満腹感を高めていきましょう。
まとめ
今回は、新生活で食費を抑えたいときにおすすめの食べ物について紹介しました。
今回紹介した食べ物は、価格も手頃で、栄養価も高いので、ぜひ活用してみてください。
個人的には、豆腐にお世話になったので・・・豆腐がイチ押しですね。
あと、食べる際に、よく噛んで食べると、満腹感が高まります。
ゆっくり食材を味わいながら、新生活を楽しんでいきましょう!
新生活を、もっと楽しくするために。こちらもおすすめです。