
寒い日の朝って、なんだかボーッとしちゃいます。
冷えているせいか、体の調子がイマイチで、動くのも面倒になったり。
「1日のスタートなのに、こんなんで大丈夫かなぁ・・・」
そんな寒い朝は、体を温める朝食を食べましょう!
体を温めることで、体調も整いますし、気分的にもホッとします。
今回は、寒い日の朝食におすすめの食べ物と飲み物を中心に紹介します。
朝は、体温がいちばん低い時間帯です。
朝食を上手に摂って、元気に1日をスタートさせましょう!
もくじ
朝は最も体温が低い!?体が冷えると、こんなデメリットが・・・
わたしたちの体温は、寝ている間に低下します。
このため、眠りから覚めた朝は、最も体温が低い状態となっています。
では、体が冷えてしまうと、どんな影響が出てくるのでしょうか。
「手足がブルブル震えて、動きにくい」
「寒気を感じて、なんだか不快」
といった、分かりやすい変化の他にもデメリットがあります。
まずは、血行不良です。
体温が下がると、血液の流れが悪くなってしまいます。
すると、肩こりや腰痛、冷え性といった症状があらわれやすくなります。
また、体温が下がると、免疫力も下がるといわれています。
血流が悪い状態だと、免疫細胞が体内を巡りにくくなるため、細菌やウイルスに対抗しにくくなるそうです。
寒い季節は、風邪が流行りやすいので、少しでも体温を上げて、免疫力を高めていきたいですね。
寒い日の朝食におすすめ!体を温める食べ物・飲み物
上でも紹介したとおり、低体温は、さまざまなデメリットをもたらします。
元気な1日を過ごすためにも、寒い日はとくに、体を温める朝食を心がけてみてはいかがでしょうか?
ここでは、体を温めるオススメの朝食フード&ドリンクを紹介していきます。
ハムエッグ
たんぱく質は、体内で消化されるときに熱を生み出します。
このため、からだを温めたいときや、冷え性を改善したいときは、ぜひ摂取したいところです。
朝食の定番メニューで、たんぱく質が多いものといえば、ハムエッグです。
ハムには、筋肉の維持に欠かせない動物性たんぱく質が多く含まれています。
卵は、たんぱく質をはじめ、たくさんの栄養が含まれているスーパー食品です。
もちろん、ハムエッグに限らず、
- スクランブルエッグ&ベーコン
- ハムエッグサンドイッチ
といったメニューもおすすめです。
たらこ・いくら・すじこ
冷え対策には、ビタミンEを含む食べ物が効果的です。
ビタミンEには、毛細血管をひろげて、血流をよくする作用があります。
なかでも、朝食におすすめなのが「魚卵」です。
たらこ、いくら、すじこなどですね。
ビタミンEが豊富ですし、なにより、白いご飯に合います。
コンビニで朝食を買う時は、たらこやいくらのおにぎりを選ぶと、冷え対策に効果的です。
お味噌汁
和食派の方におすすめしたいのが、温かいお味噌汁です。
適度な塩分は、血圧を高め、血流をよくする効果があります。
具材は、体を温める作用のある根菜類がおすすめです。
ジャガイモやサツマイモ、ダイコン、ニンジンなどは、手に入りやすいですし効果的です。
また、ネギやショウガなども、血行を促進して体を温めてくれます。
スープ
温かいスープも、体を温めるのに効果的です。
お味噌汁のところでも紹介したとおり、根菜類やショウガなどを入れて、具だくさんのスープにするのが最も効果的です。
「朝からそんなに食べられない・・・」
という方は、コーンスープやクリームスープがおすすめです。
とろみがあるので、お腹の中で温かさが続きますし、満腹感も得られやすいです。
ショウガ湯・ジンジャーティー
とにかく体を温めたいときは、ショウガ湯やジンジャーティーがおすすめです。
ショウガには、血流を改善し、からだを温める作用があります。
生のショウガをすりおろして使うのもいいですし、チューブのものを使うのもいいと思います。
お好みでハチミツを入れると、喉にもやさしい飲み物になりますよ!
白湯
「朝は、味がついたものは、あまり口にしたくない・・・」
という方も多いはずです。
そんな方におすすめなのが、温かい白湯です。
シンプルですが、手軽に準備できますし、しっかり体を温めてくれます。
要注意!?体を冷やしてしまう食べ物・飲み物
体を温める食べ物が存在する一方で、体を「冷ます」食べ物も存在します。
代表的なのが、夏野菜です。
きゅうり、トマト、なす、ゴーヤなどですね。
暑いシーズンだと活躍しそうですが、体を温めたいときには不向きです。
ちょっと意外ですが、コーヒーや緑茶も、体を冷やすといわれています。
体を温めたいときは、これらの食べ物や飲み物は、なるべく控えたほうがよさそうですね。
体を温めるには、簡単な運動も効果的!
筋肉は、わたしたちのからだのなかでも、最も熱を生み出している器官です。
筋肉量をキープすることは、低体温を防ぐのに効果的です。
では、筋肉量をキープするには、どうすれば良いのでしょうか?
いちばん取り組みやすいのが、やはり「適度な運動」です。
ウォーキングやストレッチ・筋トレなどを、できる範囲で継続して実施することが大切です。
おすすめなのが、朝のウォーキング・ランニングです。
筋肉が鍛えられるのはもちろんのこと、朝の下がった体温を上げる効果もあります。
忙しい方は、普段の生活に運動を取り込むようにするのがおすすめです。
たとえば・・・
- エスカレーターを使わず、階段を利用する
- 1駅手前で降りて、残りを歩くようにする
といったように、無理のない範囲で運動を取り入れると、継続もしやすいです。
まとめ
今回は、寒い日の朝食にオススメの食べ物・飲み物を中心に紹介しました。
ショウガなど、血行をよくする食べ物や、卵、ハムといったタンパク質の多い食べ物がおすすめです。
体を温める根菜類を含んだ味噌汁やスープも、寒い日には効果的です。
朝は最も体温が下がる時間帯です。
朝食で体をポカポカにして、1日のスタートを気持ち良く切っていきましょう!