かぼすの栄養や効能は?旬の季節やすだちとの違いについて

 

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かぼすは、爽やかな香りと酸味で、料理を引き立ててくれます。

焼き魚やお刺身など、さまざまな料理にマッチしますよね。

 

かぼすの魅力は、それだけではありません。

酸っぱい果汁や果肉には、からだにやさしい効果が期待できるんです。

 

今回は、かぼすの栄養効能、気になるの時期などについて紹介します。

よく似たすだち」との違いについても、触れていきます!

 

そもそも、かぼすとは?すだちとは違うの?

 

かぼすは、ユズやすだちと同じく、ミカン科に属する柑橘類です。

青緑色の果皮と、爽やかな香り・酸味が特徴です。

 

ところで・・・かぼすと似ている柑橘類といえば、「すだち」です。

色や形だけでなく、味も使われ方も似ていますので、区別がつかない方も多いハズ。

 

いちばんの違いは、「大きさ」です。

かぼすは、重さが100~150グラム程度で、テニスボールくらいのサイズです。

一方のすだちは、重さが30~40グラム程度で、ゴルフボールくらいのサイズです。

つまり、かぼすのほうが、すだちよりも一回り大きいんですね。

 

また、作られている地域も異なります。

かぼすは、大分県での栽培がさかんで、県の特産となっています。

一方のすだちは、徳島県の特産品です。

 

「かぼす」と「すだち」、よく似ていますが、しっかりとした違いがあるんですね。

 

疲労回復・美容効果をアップさせる食べ合わせも紹介しています。

 

すだちの効能や栄養・成分は?効果を高める食べ合わせは?

 

かぼすに含まれる栄養・成分や効能は?

 

かぼすの果肉や果汁には、どのような栄養・成分が含まれているのでしょうか?

まずは、ざっと見ていきましょう。

 

かぼすの主な栄養・成分
  • ビタミンC
  • パントテン酸
  • カリウム
  • 葉酸
  • クエン酸

 

柑橘系の果物ということもあり、ビタミンCクエン酸が豊富です。

クエン酸は、かぼすの酸味のもととなる成分です。

その他、カリウムなどのミネラルも含みます。

 

かぼすに含まれるビタミンCやクエン酸には、以下のような効果・効能が期待できます。

酸っぱいクエン酸で疲労回復!

 

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クエン酸は、柑橘系のフルーツに多く含まれる酸味成分です。

かぼすには、レモンの2倍ほどのクエン酸が含まれているそうです。

 

このクエン酸、疲労回復に効果的といわれています。

私たちの体内には、食べ物をエネルギーに変える「クエン酸回路」というものがあります。

クエン酸は、この回路を働かせるために必要な成分なのです。

 

しっかりと摂ることで、エネルギーを十分に生み出すことができるようになります。

エネルギーを満タンにして、疲労を乗り切りましょう!

ビタミンCで美肌・アンチエイジング!

 

かぼすにも多く含まれているビタミンCは、美容によいビタミンといわれています。

キレイなお肌づくりに欠かせないコラーゲンは、合成するのにビタミンCが必要になります。

 

また、ビタミンCには、細胞の酸化を抑える抗酸化作用があります。

「酸化」とは、簡単にいうと、サビてしまうことです。

 

細胞がサビると、本来のはたらきを失ってしまい、からだに影響が出てくるおそれがあります。

たとえば、シワやたるみなどの老化や、シミ・ソバカスができやすくなる、といった点です。

 

ビタミンCの抗酸化作用は、これらの酸化ダメージを抑える効果が期待できます。

このため、美肌・アンチエイジングにおすすめです。

かぼすの香りでリラックス効果!

かぼすといえば、独特の爽やかな香りですよね。

香りのヒミツは、ピネンやリモネンなどといった香り成分です。

 

イライラやストレスを抑える効果があるといわれており、アロマテラピーでも活用されています。

気分が落ち着かないときは、かぼすの香りをゆっくり楽しんでみましょう。

かぼすで血行促進!冷え性改善や生活習慣病予防にも

かぼすには、ビタミンCやクエン酸が多く含まれています。

クエン酸には、血液をサラサラにする効果があるといわれ、血行促進に効果的です。

 

また、ビタミンCと同じく、抗酸化作用を持っています。

ドロドロ血液の原因となる、過酸化脂質を抑えるはたらきも期待できます。

 

血行がよくなることで、肩こりや腰痛、冷え性などの改善が進みます。

また、過酸化脂質の抑制は、動脈硬化など、生活習慣病予防に効果的です。

かぼすの旬はいつ?旬入り宣言とは?

 

旬の食べ物は、おいしくて栄養満点です。

かぼすも、できれば旬のものを味わいたいところですが・・・

そもそも、かぼすの旬って、いつ頃なのでしょうか?

 

結論から言うと、かぼすの旬は、8月~10月といわれています。

まず、ハウス物が初夏に出回りはじめ、その後、露地物が旬を迎える、といった流れです。

 

ちょうど、サンマやキノコが美味しい季節ですので、ぜひ合わせて食べたいですね。

旬のサンマに、旬のかぼすの果汁をキュッと・・・

想像しただけで、ハッピーな気分です (笑

 

なお、かぼすの産地で有名な大分県では、毎年、大分かぼすの「旬入り宣言」をしています。

果汁の量などをしっかり調査したうえで、旬入り宣言をしているそうです。

これなら、安心して旬の大分かぼすを楽しめますね!

まとめ

今回は、かぼすの栄養と効能、旬の時期などについて紹介しました。

かぼすには、ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれています。

疲労回復や、美容効果、生活習慣病予防など、さまざまな効果が期待できます。

 

かぼすは、夏から秋にかけてが旬の季節です。

同じく旬を迎えるサンマやキノコなどと合わせて食べるのがオススメです。

 

 

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