桃の保存方法と食べごろの見分け方。美味しい桃を選ぶには?

 

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「桃の保存方法が知りたい」

「美味しい桃や食べごろの見分け方を知りたい」

今回の記事は、このような方にオススメです。

 

は、傷つきやすく、傷みやすい、とってもデリケートな果物です。

気を付けないと、本来の甘さや、みずみずしさが、あっという間に失われてしまいます。

今回は、桃の保存方法をはじめ、美味しい桃の選び方や、食べごろを判断するポイントなどを紹介します。

桃を、より美味しく召し上がるために、ぜひ参考にしてみてください!

 

桃には、やさしく触れること!

桃を扱ううえで、まず覚えておかなければならないことがあります。

それは、桃は、とってもデリケートな果物だということです。

ぶつけたり、強く押したりしてしまうと、そこからすぐに傷みはじめます。

 

お店で桃をつかむときや、買い物カゴに入れるとき・・・

自宅まで運ぶときや、家の保管場所に置くとき・・・

 

このように、桃に触れるシーンは、たくさんあると思います。

その際は、力を込めずに、優しく桃に触れるようにしましょう。

桃の保存方法

それでは、桃の保存方法について紹介します。

食べごろを見分けるポイントについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください!

桃の保存は、常温で!まだ固いときは追熟を!

市販の桃は、流通の都合上、少し早めに収穫して、店頭に並ぶことがあります。

このため、買ったばかりのものだと、少し固いことがあります。

桃を触ってみて、「固いなぁ・・・」と感じたら、柔らかくなるまで食べずに保管しましょう。

保管するときは、常温で風通しがよく、直射日光の当たらない場所で。

エアコンや扇風機などの近くに置くと、乾燥して水分が減ってしまうので気を付けましょう。

桃の食べごろって、どう見分ける?

触ってみて、明らかに固い桃でしたら、

「まだ食べるのは早いな・・・」

と、すぐに判断できますが・・・

では、どれくらい待てばいいのでしょう?

桃の食べごろのタイミングは、どう判断すればよいのでしょうか?

 

見るべきポイントは2点あります。

それは、「香り」と「お尻」です。

 

桃特有の、甘~い香りが漂うようになれば、食べごろのサインです。

逆に、香りが弱いものは、もう少し待ったほうがよいでしょう。

 

次に、桃のお尻の部分を見てください。

お尻とは、桃の軸がついていた部分です。

未熟な桃は、軸の部分のくぼみが、まだ青みがかっています。

成熟してくると、この青みが抜けて、白色になってきます。

白色になったタイミングが、ちょうど食べごろといわれています。

桃を冷蔵庫で保存するのはNG?

なお、ついつい冷蔵庫に入れがちですが、あまりおすすめできません。

というのも、冷蔵庫の温度は、桃にとっては冷たすぎて、追熟しにくくなり、甘さも落ちる可能性があります。

さらに、冷蔵庫の中は乾燥しているため、桃が乾燥して、みずみずしさを失ってしまう可能性もあります。

このため、保存する目的で冷蔵庫に入れるのは控えたほうがよいです。

 

ただし、食べる直前に、桃を冷やしたい場合は、冷蔵庫に入れて冷やすとよいです。

だいたい、食べる2~3時間前くらいに桃を冷蔵庫に入れると、ひんやり美味しく召し上がることができます。

皮をむいたり、カットした桃の保存は?

さきほども触れましたが、桃は、とってもデリケートな果物です。

いちど、皮をむいたり、カットした桃は、すぐに変色して、味も落ちてしまいます。

このため、なるべく早く召し上がるようにしましょう。

それでも余ってしまった場合は、ラップをかけたり、密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

なるべく、空気に触れないようにするのがポイントです。

このとき、レモン汁をかけることで、多少の変色を抑えることができます。

桃の冷凍保存方法

 

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桃は、とても傷みやすい果物です。

・・・ってことは、もう何度も説明していますね(^_^;)

なので、なるべく2、3日以内に食べきるのが基本です。

 

でも、一度に大量の桃を手に入れたときは、そう簡単に消費できるわけではありません。

そんなときは、桃を冷凍保存するという手もあります。

桃をラップで包み、冷凍パックに詰めて、冷凍庫に入れます。

丸ごと凍らせてもいいですし、皮をむいてカットした状態で凍らせてもいいです。

ちなみに、凍らせた桃は、解凍時に、スルッと簡単に皮をむくことができます。

皮をむくのが面倒だな・・・と感じたら、丸ごと凍らせてみましょう。

一方、皮をむいてカットした桃を冷凍するときは、レモン汁をかけておくと、変色を抑えることができます。

 

冷凍した桃を食べるときは、半解凍くらいのシャーベット状態で召し上がるのがオススメです。

解凍しすぎてしまうと、ベチャベチャになってしまい、食感や風味が悪くなります。

あとは、スムージーにしてみたり、ジャムやコンポートにしてみても美味しいです。

美味しい桃を見分けるポイントは?

せっかく買うなら、美味しい桃を選びたいですよね!

ここでは、新鮮で美味しい桃を見分けるポイントを紹介します。

桃の形をチェック

まずは、桃の形を見てみましょう。

桃の割れ目を境目にみて、左右対称で、丸くて形のよいものを選びましょう。

タテやヨコに長かったりなど、形の悪いものは、甘みが少ない可能性があります。

桃の産毛・表面をチェック

桃といえば、表面の柔らかな産毛です。

この産毛が、しっかりと生えているものは、元気で美味しい証です。

また、表面を見て、傷がついていないものを選びましょう。

桃は傷みやすいので、傷などから、あっという間に腐敗が進みます。

桃の色をチェック

鮮やかで、はっきりとした紅色のものを選びましょう。

また、桃の表面に白い斑点が多くついているものは、甘い桃といわれています。

桃は皮ごと食べると、もっと甘くなる?

桃を食べるとき、皮をむく方が多いと思います。

ですが・・・じつは皮ごと食べると、もっと桃が甘くなります!

なぜなら、桃の甘みが一番強いのは、皮の近くの部分だからです。

しかも、この部分は、いちばん栄養満点なんです。

 

私も昔は皮をむいて食べていましたが、このことを知ってからは、ずっと皮付きで食べています。

 

「皮付きだと、食感が悪くならない?」

と思われるかもしれません。

 

水洗いすることで、表面の産毛は、ある程度とれます。

とはいえ、多少、食感が落ちるのは事実です。

ただ、その分、甘みが強くなるので、私は皮付きのほうが好きですね。

あと、皮をむく手間が省けるのが嬉しいです。

まとめ

今回は、桃の保存方法と、美味しい・食べごろの桃の見分け方について紹介しました。

桃は、基本的に常温で保存しましょう。

冷蔵庫に入れるのは、食べる直前に冷やしたいときのみです。

また、すぐに食べきれない量の場合は、冷凍保存もできます。

 

桃を選ぶときは、香りや色、形がよいものを選びましょう。

白い斑点が多いものは、甘みが強いといわれています。

 

桃はとってもデリケートな果物です。

美味しさを逃さないためにも、正しく、やさしく保存しましょう。

 

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