
「新鮮なほうれん草を見分けるには、どこをチェックすればいいの?」
「ほうれん草は、どう保存すると、長持ちするの?」
この記事では、そんな疑問に、答えていきます!
ほうれん草は、葉物野菜のなかでも、たくさんの栄養を含んでいます。
アメリカ生まれのキャラクター「ポパイ」も、ほうれん草を食べてパワーアップするくらいです。
さすがに、あそこまで筋肉ムキムキにはなりませんが・・・(^_^;)
新鮮なほうれん草は、たくさんの栄養を含んでおり、何より美味しいです。
なるべくなら、フレッシュなほうれん草を口にしたいところですよね。
そのためには、新鮮なほうれん草を「選び」、鮮度が落ちないように「保存」する必要があります。
そこで今回は、新鮮なほうれん草の見分け方と、保存方法を紹介します。
しっかり見分けて、保存して、ほうれん草のパワーを、存分にいただきましょう!
もくじ
新鮮なほうれん草の見分け方
お店で選ぶときは、ほうれん草の「葉」「茎」「根」の3点をチェックしましょう!
それぞれ、確認すべきポイントを紹介していきます。
葉のチェックポイント
濃い緑色で、色が均一のものを選びましょう。
太陽の光を浴びて、しっかりと育っている証です。
そして、葉が肉厚で、ハリがあるものが狙い目です。
また、ほうれん草は、鮮度が落ちてくると、水分が葉から抜けていきます。
このため、なるべくみずみずしいものを選びましょう。
茎のチェックポイント
茎にハリがあり、太くしっかりとしたものを選びましょう。
あまりに細いものは、十分な栄養が行き届いていない可能性があります。
根のチェックポイント
根の切り口が太いものほど、よく成長しています。
根からたくさんの茎や葉が密生しているものも、元気な証拠です。
また、ほうれん草の根元は、うっすらと赤みがかっていると思います。
この赤色が、はっきりとしているものほど、栄養豊富といわれています。
ほうれん草の保存方法
新鮮なほうれん草を選んだとしても、正しく保存しないと、あっという間に鮮度が落ちます。
美味しいほうれん草を食べるには、保存方法にも気を使う必要があります。
ほうれん草は野菜室で保存!ポイントは?
ほうれん草を保存するときは、基本的には冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
その際には、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙でほうれん草を包み、ビニール袋に入れましょう。
ほうれん草は、葉から水分が蒸発しやすいです。
こうすることで、乾いてしなびてしまうのを防ぎます。
また、野菜室に置くときは、ほうれん草を立てて置くとよいです。
ほうれん草などの葉物野菜は、生育していたときと同じ姿勢の状態で置くことで、ストレスを減らすことができます。
葉がつぶれてしまうのも防げますので、なるべく、葉を上にして立てて保管しましょう。
ただ、キチンと立てられるほうれん草って、あまり存在しないと思います。
そんなときは、牛乳パックやペットボトルを切って、ペン立てのようにして使うのもアリです。
ちなみに私は、小さなブックスタンドを野菜室に入れて、葉物野菜を立てています。
見た目もスッキリするので、オススメです。
いちど茹でたほうれん草の保存は?
いちど茹でたほうれん草は、なるべく水気を切ってから、密封できる容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
ただし、いちど水気を含んでしまっているので、傷むのが早いです。
1~2日以内に、なるべく早く食べきりましょう。
ほうれん草は冷凍保存もできる!?その方法は?
大量にほうれん草を手に入れたときや、野菜室がいっぱいのときは、冷凍保存をするのもオススメです。
水気を拭き取ったほうれん草を、お好みのサイズにカットして、冷凍パックに入れます。
このとき、なるべく空気が入らないように、密封しましょう。
空気が入ってしまうと、酸化や変色の原因となります。
しっかり冷凍パックに詰めたら、あとは冷凍庫に入れるだけです。
冷凍する前に茹でる or 茹でない?違いは?
ほうれん草を冷凍する際に、あらかじめ茹でておくか、生のまま冷凍するか、迷うと思います。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、紹介します。
事前に茹でておくと・・・
事前に茹でておくメリットとして、冷凍時に形が崩れにくいという点があります。
一方で、少々手間がかかるというのが、デメリットといえます。
なお、事前に茹でるときは、固めに茹でるのがポイントです。
沸騰したお湯に、30秒程度、サッと入れて茹でましょう。
このとき、塩をひとつまみ加えることで、色が良くなります。
生のまま冷凍すると・・・
生のまま冷凍する場合、手間がかからないので、ラクに冷凍保存できます。
ただし、冷凍時に形が崩れやすいので、おひたしなどには向かないかもしれません。
また、解凍後に、さらに茹でようとすると、ベチャベチャになり、栄養も多く流出します。
このため、冷凍したまま炒め物に使ったり、お味噌汁の具などにするのがおすすめです。
まとめ
今回は、新鮮なほうれん草の見分け方と、保存方法を紹介しました。
ほうれん草を選ぶ際は、「葉」「茎」「根」に注目しましょう。
濃い緑色をしていて、全体的にみずみずしくシャキッとしたものが狙い目です。
根元が太く、たくさんの茎・葉を束ねているものは、元気な証です。
また、保存の際は、冷蔵庫の野菜室で、立てて保管しましょう。
長く保存したいときは、冷凍保存も可能です。
ほうれん草は、ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜です。
新鮮なものを選び、正しく保存して、たくさんのパワーをいただきましょう!
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