小松菜の見分け方と保存方法。新鮮で美味しいものの特徴は?

 

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葉物野菜のなかでも、クセがなく、それでいて栄養豊富なのが、小松菜です。

特にカルシウムが多く、100gあたりだと、ほうれん草の2倍を超える量を含んでいます。

また、βカロテンやビタミンなど、緑黄色野菜特有の栄養素も、きちんと含んでいます。

 

ただし、他の葉物野菜と同様に、小松菜は、あまり日持ちしない野菜です。

新鮮なものを選び、きちんと保存しないと、あっという間に味も栄養も落ちてしまいます。

小松菜を存分に楽しむためには、新鮮なものを見分け、正しく保存することが大切なのです。

 

そこで今回は、この2点、すなわち、「新鮮な小松菜の見分け方」と、「保存方法」を紹介していきます。

小松菜のパワーを存分にいただくためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

新鮮な小松菜の見分け方

それでは、新鮮な小松菜を見分けるポイントを紹介していきます。

「葉」、「茎」、「水滴」の3点に注目です!

まずは小松菜の葉をチェック!

まずは、小松菜の葉っぱを確認しましょう。

厚みがあって、鮮やかでハッキリとした緑色をしているものが狙い目です。

また、しおれていたり、変色しているものは鮮度が落ちています。

みずみずしくてハリのある、フレッシュな見た目のものを選びましょう。

 

なお、基本的には、大きくて形のそろっている葉のものがおすすめです。

ただし、葉っぱの葉脈(スジの部分)が発達しすぎていると、食感が落ちます。

少し柔らかいくらいのもののほうが、食べたときの歯ざわりが良いです。

小松菜の茎をチェック!

次に確認したいのが、小松菜の茎の部分です。

とくに、最初に見たいのが、茎を束ねている付け根の部分です。

茎どうしが、付け根にしっかりとくっついているものを選びましょう。

逆に、付け根の部分が、今にもバラバラになりそうなものは、鮮度が落ちている可能性があります。

 

ちなみに、茎が太いものほど、固くて歯ごたえがあります。

基本的には、なるべく太いものを選んだほうがハズレは少ないです。

ただし、固い食感が苦手な場合は、ほどほどの太さのものを選ぶのも手です。

袋売りされているものは、水滴をチェック

スーパーなどでは、小松菜をビニール袋などに詰めて売られていることも多いです。

このようにパック売りされているものを買うときは、水滴が少ないものが狙い目です。

小松菜は、時間が経つほど、葉から水分が出てきます。

このため、袋に水滴がついているものは、少し古くなっている可能性があります。

小松菜とほうれん草の見分け方は?

ちょっと余談ですが、小松菜ほうれん草って、似ていますよね。

もしも、買ってきた小松菜とほうれん草が、ごちゃまぜになってしまったら・・・

あなたは、しっかりと見分けることができますか?

 

小松菜とほうれん草の、もっとも分かりやすい違いは、「根元」です。

ほうれん草の根は、以下の画像のように、少しピンクっぽい色をしています。

一方の小松菜は、特に色はなく、白っぽい根です。

 

言われてみると、「確かにその通りだ!」と感じますが・・・

意外と忘れがちなので、何かあったときのため(?)に、覚えておくと良いかもしれません。

 

ちなみに、ほうれん草の根元のピンク部分には、抗酸化作用のあるポリフェノールや、じょうぶな骨をつくるマンガンが含まれています。

捨てられがちな箇所ですが、からだに良い成分が多いので、しっかり洗って、根元まで食べたいですね。

 

ほうれん草については、こちらの記事で紹介しています。

ほうれん草の栄養と効能。ビタミン・ミネラルが豊富です。

ほうれん草のことが、もっと好きになります^_^

小松菜の保存方法

 

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小松菜は、他の葉物野菜と同じく、傷みやすい食材です。

正しく保存して、味や栄養を、なるべく落とさないようにしましょう。

小松菜は冷蔵庫の野菜室で、立てて保存!

小松菜を保存する場所は、冷蔵庫の野菜室が適しています。

保存の際は、軽く湿らせたキッチンペーパーや新聞紙などで包みます。

こうすることで、小松菜の葉が乾燥するのを防げます。

小松菜もそうですが、葉物野菜は一般的に乾燥しやすいため、保存の際はこのような対策が有効です。

 

また、野菜室に入れる際は、なるべく立たせた状態で保存すると、長持ちします。

立てておくことで、葉がつぶれにくくなり、長く鮮度が保たれます。

 

・・・とはいえ、もともと日持ちする食材ではありません。

数日以内に、なるべく早く食べきりましょう。

カットした小松菜の保存は?

すでにカット済みの小松菜は、水気を切って、キッチンペーパーやビニール袋などに入れて、野菜室で保存しましょう。

ただし、一度カットしたものは、切り口から酸化がはじまりますので、長持ちしません。

なるべく、1~2日以内に、食べきるようにしましょう。

小松菜は冷凍保存もできる!

小松菜がたくさん手に入ったときや、野菜室がいっぱいのときは、冷凍保存がおすすめです。

軽く水洗いをしたあと、沸騰したお湯で1分くらいを目安に、固めに茹でます。

あらかじめ固茹でしておくことで、冷凍したときに崩れにくくなります。

 

その後、水気を拭き取り、食べやすい大きさにカットします。

あとは、密封できる冷凍パックなどに入れて、冷凍保存します。

パックに入れるときは、なるべく空気が入らないようにしましょう。

こうすることで、1ヶ月は保存することができます。

 

解凍する際は、冷凍パックに入れたまま、冷蔵庫または常温で解凍しましょう。

炒め物などの加熱調理に使うときは、凍った状態のまま使うとよいです。

 

おひたしにしたり、お味噌汁の具として使ったりなど、さまざまな使い方ができます。

私のオススメは、グリーンスムージーにすることです。

冷凍した小松菜をそのまま使えば、ひんやり冷たい仕上がりになります。

まとめ

今回は、新鮮な小松菜の見分け方と保存方法ついて紹介しました。

小松菜を選ぶ際は、葉の色が鮮やかで均一な緑色のものを選びましょう。

また、茎の付け根の部分が、太くしっかりしているものが良いです。

 

保存する際は、冷蔵庫の野菜室に立てて置きましょう。

乾燥しやすいので、キッチンペーパーなどで包むことを忘れずに。

量が多いときは、冷凍保存もオススメです。

 

小松菜は、葉物野菜のなかでも、栄養満点です。

秘められたパワーを存分にいただくためにも、新鮮なものを選び、正しく保存しましょう!


小松菜が気になるあなたへ。おすすめの記事です。

小松菜の栄養と効能。カルシウムが豊富です。


 

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