
「美味しいナスを見分ける方法を知りたい」
「ナスの保存方法を知りたい」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
夏野菜の定番といえば、ナスです。
今年も美味しいシーズンになってきましたね。
旬のナスは、それだけでも美味しいです。
でも、もっと、美味しい思いをしたくありませんか?
そのためには、新鮮なナスを見分けることと、正しく保存することが大切です!
・・・当たり前だろ!というツッコミが来そうですが、意外と盲点だったりするんです。
今回は、新鮮で美味しいナスの見分け方と保存方法を紹介します。
旬のナスを、より楽しむために、ぜひ参考にしてみてください!
もくじ
新鮮で美味しいナスの見分け方。チェックする4つのポイント
それでは早速、美味しいナスを見分けるポイントを4つ紹介します。
お店で選ぶ前に、ぜひチェックしておいてください!
ナスの色・ツヤをチェック
太陽の光をしっかりと浴びて成長したナスは、濃い紫紺色をしており、色にムラがなく均一です。
また、ナスは鮮度が落ちてくると、水分が蒸発して、シワが出てきたり、柔らかくなります。
選ぶときは、ツヤツヤしていて、軽く押したときに、固くてハリのあるものを見つけましょう。
ナスの形や重さをチェック
似たような色や形のナスが並んでいる場合は、より重いものを選びましょう。
ずっしりと重いナスは、栄養をたっぷり吸収している証拠です。
また、ヘタのすぐ下の首の部分が太いほど、しっかり熟しています。
細いナスよりも、ずんぐりむっくりした太いナスを選びましょう。
ナスのヘタをチェック
「きれいなバラにはトゲがある」
という言葉がありますが、美味しいナスにも「トゲ」があります。
ナスのヘタにはトゲがありますが、このトゲが鋭いほど、新鮮な証拠です。
ただし、ナスのトゲに触るときは、ケガをしないように、そっと触りましょう。
ナスの切り口をチェック
ヘタの上の部分は、ちょうど切り口になっているはずです。
この切り口が、水分を帯びていてみずみずしいほど、新鮮なナスです。
逆に、切り口が乾いていると、収穫されてから時間が経っている可能性があります。
ナスの保存方法
新鮮で美味しいナスを手に入れたとしても、正しく保存しないと、鮮度も味も、すぐに落ちてしまいます。
せっかく選んだナスなのに・・・もったいないですよね。
ここでは、ナスの保存方法を、パターンごとに紹介していきます。
美味しいナスを味わうために、ぜひ参考にしてみてください。
常温で保存するとき
ナスなどの夏野菜は、寒さに弱く低温障害を起こしやすいです。
保存に最適な温度は10~14℃と言われており、基本的には、常温保存に向いています。
保存の際は、ひとつひとつを新聞紙やビニール袋に包み、風通しの良い冷暗所で保管しましょう。
環境にもよりますが、2、3日は保存が可能です。
ただし、もっと長く保存したい場合や、気温が上がる夏場は、これから説明する冷蔵保存がおすすめです。
冷蔵庫で保存するとき
ナスを長く保存したいときは、冷蔵保存がおすすめです。
ナスの鮮度や環境にもよりますが、1週間程度は保存が可能です。
ただし、冷蔵庫で保存するときは、温度に気を付けましょう。
というのも、ナスは低温障害を起こす野菜だからです。
5℃以下の環境だと、果肉が変色したり、味や食感が落ちてしまいます。
なので、冷蔵庫のなかでも、比較的温度の高い野菜室で保管するようにしましょう。
また、ナスは水分が蒸発しやすい野菜です。
保存するときは、ラップで全体を包んでから、冷蔵庫に入れましょう。
こうすることで、ナスから水分が逃げにくくなります。
冷蔵庫の冷気からナスを守る効果もあるので、長持ちします。
カットしたナスを保存するときは?
すでにカットしたナスを保存するときは、全体をラップなどで包み、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。
とくに、切り口の部分はピッチリと密封しましょう。
冷蔵保存のところでも紹介したとおり、水分の蒸発や、冷気を直接浴びるのを防ぐ効果があります。
そのほかにも、切ったナスを塩水や酢水につけておく方法もあります。
ナスは、切り口から酸化がはじまり、すぐに変色してしまいます。
こうすることで、切り口の変色を防ぎながら保存することができます。
ただし、いずれの方法でも、いちど切ったナスは、あまり日持ちしません。
なるべく、1~2日で食べきるようにしましょう。
それでも、もっと長く保存したい・・・というときは、これから説明する冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存するとき
いちど切ったナスを、長く保存したいときは、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存をする際は、事前にアク抜きをしておく必要があります。
ヘタを取って、食べやすいサイズにカットしたナスを10分程度水に浸けてアク抜きします。
その後、キッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取り、冷凍パックなどに入れて冷凍保存します。
しっかり保存すれば、1ヶ月程度は保存ができます。
料理に使う際は、炒め物や煮物などに使うのがおすすめです。
使うときは、解凍せずに、そのまま炒めたり煮込みましょう。
傷んだナスの特徴は?どこまでなら食べられる?
ナスは傷んでくると、水分が抜けて、ハリやツヤがなくなり、柔らかくなってきます。
少しくらいシワが出てたり、柔らかくなっている程度なら、味は落ちますが食べられます。
ただし、切ったときに、切り口が黒ずんでいる場合は、かなり腐敗が進んでいると考えられます。
また、カビが生えていたり、明らかに異臭がする場合も同様です。
このような状態となったナスは、無理に食べようとせず、早めに廃棄しましょう。
まとめ
今回は、新鮮で美味しいナスの見分け方と、保存方法を紹介しました。
ツヤ・ハリがあって、色が濃く均一なものや、ずっしり重く、ヘタのトゲが鋭いものを選びましょう。
また、切り口がみずみずしいものは、新鮮な証拠です。
基本的には常温保存に向いていますが、暑い夏場や、長期保存したいときは、冷蔵庫の野菜室がおすすめです。
ナスは夏が旬ですが、基本的に、1年中手に入る野菜です。
料理に使う機会も多いと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ナスが気になるあなたへ。おすすめの記事です。