
今回の記事は、ちょっとした自分語り・体験談みたいな内容になっています。
その点を踏まえたうえで、読み進めていただけると幸いです。
私は、数年間一人暮らしをしていました。
そのときは、ほとんど野菜を食べない生活をしていました。
若者の野菜離れなんて言葉を聞いたことがありますが、まさにそんな感じです。
おかげで、会社の健康診断でエライ目にあいました(^_^;)
もちろん、野菜不足だけが理由ではありませんが、偏った食生活が与えた影響は大きいです。
今では、バランス良い食事や運動のおかげで、体調は整いました。
ありがたいことに、健康な毎日を過ごせています。
さて、この前ふと思ったのですが・・・
なぜ「一人暮らし」をはじめると、ほとんど野菜を食べなくなるのでしょうか?
もともと私は、野菜嫌いというわけでもなく、実家で過ごしていた学生時代は、ちゃんと残さず食べていました。
それが、一人暮らしを始めたとたん、野菜から遠ざかってしまったのです。
今まで、その理由を、じっくりと考えたことはありませんでした。
この際、しっかりと振り返り、整理してみようかなと思います。
とりとめのない文章になりそうですが、もしよろしければ、お付き合いください。
もくじ
野菜は値段が高い!?割高に感じる!?
一人暮らしを始めた当初は、そこまでお金の余裕がありませんでした。
このため、基本的には、「コスパ」重視の買い物をしていました。
これは、人によるかもしれませんが・・・
野菜って、割高なイメージがあったんです。
例えば、スーパーで、にんじん3本が200円で売っています。
その隣のコーナーで、カップ焼きそばが、1個100円で売っています。
使えるお金が200円までだとしたら、昔の私は、間違いなく、カップ焼きそばを2個買っています。
理由は、こんな感じです。
- カップ焼きそば2個なら、それだけで2回分の食事がカバーできる!
- にんじんは、他の食材と組み合わせないと、1食分にもならない!
色々とツッコミどころはありますが、当時の私の頭の中は、こんな感じでした。。
野菜は手間がかかる!
一人暮らしを始めるきっかけとして多いのが、進学や就職・転勤だと思います。
私の場合は、進学がきっかけでした。
新生活のはじまりは、何かと忙しいことが多く、自炊する時間が限られます。
自然と、スーパーやコンビニなどに頼るようになりました。
そして、上で紹介したような「コスパ」思考に基づく買い物をしますので、野菜を買うことは少なくなりました。
多くの野菜は、調理しないと食べられません。
生で食べられるものもありますが、ごく少数です。
サラダにするにしても、切ったり、盛り付けたりする手間がかかります。
この手間が、とてつもなく面倒に感じてしまったんですね・・・
それだけでなく、調理後には、ヘタやタネなど、ゴミが発生します。
これらのゴミは、ちゃんと片付けないと、腐敗してエライことになります。
とくに、真夏の生ゴミの恐ろしさは・・・ここらへんで止めときます。
野菜を作るときの手間と、片付けるときの手間。
両方の手間がかかるのがネックになり、野菜から遠ざかっていました。
野菜は保存期間が短く、食べきる必要がある
野菜って、他の食材にくらべて、美味しく食べられる期間が短いですよね。
その日のうちに食べ切ることができればいいのですが、余った場合は、早めに使い切る必要があります。
味が落ちたり、腐ってしまったら勿体無いですもんね。
でも、この「使い切る」というのが、なかなか難しくて・・・
失敗して、野菜を腐らせたことが何回かあります。
「たまには野菜を食べよう!」
と意気込んで、買ったその日は食べたものの、翌日以降は、料理をするモチベーションが沸かず・・・
気づけば、冷蔵庫の中で悲しい姿に・・・ということがありました。
あれは本当にもったいなかったです・・・
そんなこともあり、自然と野菜を買わなくなってしまいました。
野菜よりも、他の食べ物のほうが美味しい!?
小さい頃から、野菜に対して、あまり美味しいイメージがありませんでした。
お肉やお魚など、味がハッキリしているもののほうが好きでした。
なので、一人暮らしを始め、自分で食事を用意するようになった途端・・・
食卓から野菜が消えました(^_^;)
振り返ってみると、けっして野菜が美味しくないわけでなく、
「野菜の美味しさを知らない」
「野菜の美味しい食べ方を知らない」
だけだったと思います。
でも、このことに気づくのって、なかなか難しいんですよね。
野菜を食べるようになったきっかけは?
私の場合は、会社の健康診断です。脂質異常症と言われ、ショックを受けました。
担当のお医者さまからは、しっかりと野菜不足を指摘され、食生活の改善を促されました。
前々から、「食生活、偏ってるなぁ・・・」とは感じていたんです。
実際、体調が優れない日も増え、ちょっとした危機感はありました。
ただ、あくまで「ちょっとだけ」だったので、結局、何も改善しなかったんですね。
体調の悪化+健康診断+お医者様の指導
という、3連続パンチがあったおかげで、改善への道を歩むことができました。
本当なら、こうなる前に変えるべきなんですが・・・
慣れ親しんだ習慣を変えることができませんでした。
野菜を食べるために、何から始めた?
いきなり野菜を食べろと言われても、簡単にできるわけではありません。
仕事は相変わらず忙しかったですし、料理もそこまで得意ではありません。
それでも、野菜を摂らなきゃいけなかったので、とりあえずどんな方法があるか調べました。
本やネットで調べた結果、まず試したのが、野菜炒め用のカット野菜パックです。
近所のスーパーで、1パック100~200円くらいで売っていたものです。
にんじん、ピーマン、キャベツ、もやしなどが入っていました。
(半分以上は、もやしでしたが・・・)
それを、フライパンで炒めて、醤油と塩コショウで味付けして食べます。
下ごしらえの手間もかかりませんし、安上がりです。
あとは、コンソメスープの具として、カット野菜をよく使っていました。
鍋にお湯を入れて、カット野菜と固形コンソメ、ウィンナーを入れて、ポトフにしたりとか。
味噌汁の具として、カット野菜を入れたことも多かったです。
鍋やスープの具として野菜を入れると、簡単に、たくさん野菜が摂れますのでおすすめです。
あとは、スムージーですね。思い切ってミキサーを買ったのも、この頃です。
スムージーなら、野菜を軽く洗って、ざっくり切ってミキサーするだけで、簡単に野菜がとれます。
ほうれん草やにんじんのスムージーを、よく作っていました。
味に関しては、とりあえずバナナやリンゴを入れとけば、飲みやすくなります。笑
ただし、ミキサーは、モノによっては洗うのが大変です。
刃などのパーツが取り外せる、洗いやすいミキサーを選ぶことが大切です。
こんな感じで、少しずつ、野菜との距離を縮めていきました。
野菜を食べるようになると、自然と、美味しく感じてくるようになりました。
何というか、野菜の素朴な味わいに目覚めた、とでも言うのでしょうか・・・
私の場合は、2週間くらい、野菜を取り入れた生活にしてから、味覚が変わってきた気がします。
まとめ
一人暮らしをしていたときに、なぜ野菜から離れてしまったのか。
このことが気になったため、当時の経験を整理する意味も込めて、ここまで書いてしまいました。
あくまで個人的な経験や感情ですが、同じように思っている方も、きっといらっしゃる・・・はずです。
少しでも参考になれば幸いです。
最後にひと言。
パック野菜とスムージーは偉大です!