
夏になると、メロンがお店に並び始めますよね。
甘い香りを嗅ぐと、とても幸せな気分になります。
お値段が高めなので、頻繁に食べられないのが残念ですが・・・(^_^;)
メロンと言えば、青肉と赤肉の2種類が有名です。
どちらも、甘くてジューシーな味わいで美味しいです。
なかでも、赤肉メロンには、果物のなかでも、美容によい成分が多く含まれています。
とくに、美肌・アンチエイジングに効果的な成分が盛りだくさんなんです!
今回は、赤肉メロンに秘められた美肌・アンチエイジング効果について紹介していきます!
もくじ
赤肉メロンのβカロテンで、アンチエイジング!
赤肉メロンといえば、鮮やかなオレンジ色の果肉ですよね。
このオレンジ色は、βカロテンに由来しています。
βカロテンとは、動植物に含まれる色素成分です。
にんじんに多く含まれることで有名ですね。
このβカロテン、美容や健康に、とっても良い成分なんです。
まず注目したいのが、βカロテンの抗酸化作用です。
βカロテンには、細胞にダメージを与える活性酸素を、取り除くはたらきがあります。
細胞が酸化によるダメージを受けると、シミやソバカス、シワなどの原因となります。
増えすぎた活性酸素は、まさにお肌の大敵なんです。
βカロテンは、活性酸素の害から細胞を守り、お肌トラブルを防いでくれます。
しかも赤肉メロンは、果物のなかでもトップクラスのβカロテン含有量を誇ります。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
美肌・アンチエイジングに、とっても効果的なフルーツです!
赤肉メロンのビタミンAで、キレイなお肌づくりを!
上でも紹介したとおり、赤肉メロンには、βカロテンがたっぷり含まれています。
じつはこのβカロテン、体内に入ると、必要な分がビタミンAに変換されます。
このため、プロビタミンAと呼ばれることもあります。
さて、このビタミンAですが、キレイなお肌をつくるのに大切な成分です。
というのも、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促進するはたらきがあるからです。
お肌のターンオーバーが正しく行われることで、シミやソバカス、肌荒れやニキビなどが生じにくく、改善されやすくなります。
肌トラブルの予防・改善のために、ぜひ摂りたいビタミンです。
赤肉メロンには、カリウムがたくさん!
赤肉メロンは、カリウムが多く含まれる果物です。
可食部100gあたりに350mgのカリウムが含まれています。
これは、果物類のなかでもトップクラスです。
可食部100gあたりのカリウム含有量
名称 | 含有量(mg) |
バナナ | 360 |
キウイ(黄肉種) | 300 |
さくらんぼ | 260 |
ぶどう | 220 |
メロン(赤肉種) | 350 |
※文部科学省HPの日本食品標準成分表より引用
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
カリウムは、ナトリウムと協調しながら、細胞内外の浸透圧を調節しています。
ナトリウム(塩分)濃度が高まると、余分なナトリウムの排出を促します。
また、筋肉の収縮や、神経伝達の正常に維持するはたらきがあります。
このようなカリウムのはたらきにより、以下のような健康効果が期待できます。
- 高血圧の予防・改善
- むくみの解消
- 筋肉の機能維持
美容や健康に、とても効果的な成分です。
夏バテ対策に、赤肉メロンがおすすめ!
メロンが旬を迎えるのは、初夏のあたりからです。
ちょうど暑くなりはじめる頃で、夏バテに悩む方が増えてくる時期です。
夏バテの原因のひとつに、カリウム不足が挙げられます。
じつは、カリウムは汗と一緒に流出しやすい成分です。
大量に汗をかく夏場は、水分とともに、カリウムも失われやすいのです。
カリウムは、上でも述べたとおり、筋肉の機能を維持する役割を担っています。
不足すると、からだの動きが鈍くなり、だるさ、倦怠感などといった不調を引き起こします。
これが、夏バテの原因のひとつと呼ばれる理由です。
その点、赤肉メロンには、汗で失われがちなカリウムがたっぷり詰まっています。
水分も豊富なので、まさに夏バテ対策にぴったりのフルーツといえます。
まとめ
今回は、赤肉メロンに秘められた美肌・アンチエイジング効果について紹介しました。
赤肉メロンは、果物のなかでも、トップクラスのβカロテン・カリウム含有量を誇ります。
βカロテンの抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、お肌トラブルの予防・改善効果などが期待できます。
また、カリウムの利尿作用によるむくみの改善効果や、夏バテ予防などにも効果的です。
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