
ピーマンは、さまざまな栄養が含まれている、美容・健康によい野菜です。
ただし、それはあくまで「新鮮な状態」のときの話です。
鮮度が落ちてしまうと、栄養価も下がります。
そしてなにより、味が落ちてしまいます。
なるべくなら、栄養満点で、美味しいピーマンを食べたいですよね!
今回は、新鮮なピーマンの見分け方と、保存方法を中心に紹介します。
ピーマンの栄養を存分にいただくために、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
新鮮なピーマンを見分けるポイント
[char no=”1″ char=”usa”]それでは、新鮮なピーマンを見分けるポイントを紹介していきます。
お店でお買い求めになる前に、ぜひご確認ください![/char]
鮮やかで、濃い緑色をしているもの
色のムラがなく、ツヤがあり、鮮やかな緑色のものを選びましょう。
茶色に変色していたり、傷や斑点があるものは、古くなっていますので気を付けましょう。
ヘタの切り口が変色していないもの
ヘタの切り口が変色しているものは、収穫してから時間が経っている可能性があります。
なるべく、ヘタの部分がみずみずしく、綺麗なものを選びましょう。
なるべく重いもの
似たような大きさや形のものがあった場合は、なるべく重いものを選びましょう。
重いピーマンのほうが、水分をたっぷり含んでいるため、新鮮で長持ちします。
(補足)苦くないピーマンは、ヘタが円形に近い
鮮度とは関係ない話になってしまいますが、ちょっと補足です。
ヘタの部分が、六角形以上のものは、苦味が弱い傾向にあります。
ピーマンの苦味がダメな方は、ヘタが円形に近いものを選んでみて下さい。
ピーマンの保存方法
ここからは、ピーマンの保存方法についてです。
常温・冷蔵・冷凍の3パターンについて紹介しています。
ピーマンを手に入れたときに、ぜひ参考にしてみてください。
常温で保存はできる?
ピーマンの保存に適した温度は、10℃前後といわれています。
このため、涼しい季節の場合は、冷暗所での保存は可能です。
保存する際は、湿気から守るために、新聞紙やキッチンペーパーで包みます。
そして、日差しの当たらない、乾燥した涼しい場所に保管します。
ただ、10℃前後で保存できる環境って、なかなかありませんよね。
なので、基本的には、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
「大量にピーマンを貰って、冷蔵庫に入り切らない・・・」
というときは、このあと紹介する、冷凍保存がおすすめです。
冷蔵庫での保存方法
ここでは、冷蔵庫で保存する際の方法と注意事項を紹介します。
もっとも活用する保存方法だと思いますので、しっかり確認しましょう!
丸ごと保存するときは?
切らずに丸ごと保存する場合は、水気を拭き取った上で、新聞紙やラップに包みます。
このとき、ひとつひとつのピーマンごとに包んであげることで、より長持ちします。
というのも、ピーマン自身から、成熟を早めるエチレンガスが放出されるからです。
買ったときのまま、複数のピーマンをまとめて袋に入れていると、エチレンガスが充満してしまい、腐敗が早まってしまいます。
ちょっと手間ではありますが、長持ちさせたい場合は、ていねいに包んであげましょう。
保存の目安は、1~2週間程度です。
切ったピーマンの保存は?
切ったピーマンは、タッパーや密閉袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
このとき、種やワタは、傷みやすいので取り除いて下さい。
保存の目安は、1週間程度です。なるべく早く使い切りましょう。
冷凍保存の方法は?
ピーマンを冷凍保存する場合は、食べやすいサイズに切ったうえで、冷凍パックに詰めましょう。
その際は、水気をしっかり拭き取っておくことと、種やワタを取り除いておくことを忘れずに。
使う際は、解凍せずに、そのまま使うのがおすすめです。
冷凍モノは、風味や食感が落ちてしまいますので、チンジャオロースなど、シャキシャキ感が勝負の料理には、あまり向きません。
味付けの濃い炒め物や、じっくり加熱するスープ料理に使うのがおすすめです。
保存の目安は、1ヶ月程度です。
傷んだピーマンの特徴は?
[char no=”2″ char=”kuma”]あっ、冷蔵庫にピーマン残ってた!・・・コレ、まだ食べられるかなぁ・・・[/char]
そんなとき、食べられるかどうかを判断するための目安を紹介します。
ただし、あくまで「目安」です。心配な場合は、口にしないでください。
異臭がする場合
すべての食べ物に言えることですが、異臭がする場合は、腐敗が進んでいる可能性が高いです。
明らかにヘンな臭いがする場合は、食べるのを控えましょう。
中身の種やワタが、黒ずんでいる場合
ピーマンは、鮮度が落ちると、水分が抜けてシワシワになっていきます。
多少、シワシワになっている程度なら、しっかり加熱処理することで、食べることはできます(※生食はダメです)。
しかし、切って中身を見たときに、種やワタが黒ずんで変色している場合は、かなり傷んでいます。
ここまで腐敗が進んでしまった場合は、食べるのを控えましょう。
[char no=”1″ char=”usa”]腐ったピーマンは、他の食材の腐敗を進めてしまいます。見つけたら、すぐに処分または隔離してください。[/char]まとめ
今回は、新鮮なピーマンの見分け方と保存方法を中心に紹介しました。
鮮やかでツヤがあり、ずっしり重いピーマンを選ぶのがおすすめです。
保存の際は、水気をしっかり拭き取って、基本的には冷蔵・冷凍保存をしましょう。
ピーマンは、比較的長持ちする野菜ですが、油断は禁物です。
新鮮なものを選び、正しく保存して、ピーマンからたくさんのパワーをもらえるようにしましょう!
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