
美肌づくりには、化粧品やエステなどが有効ですが・・・
じつは、もっと身近にできる方法があります。
それは、普段の「食事」です。
わたしたちのお肌は、食べ物などから摂取した栄養成分をもとに作られます。
なので、お肌によいものを食べることが、良い肌づくりにつながっていくんです。
今回は、「美肌づくりにオススメな食べ物10選!」と題しまして、美肌効果の高い食べ物を紹介していきます。
おいしく食べて、体の内側からキレイになりましょう!
青魚
イワシやアジ、サンマ、サバなどといった青魚には、DHA・EPAが多く含まれています。
DHA・EPAには、血行を促進し、老廃物を排出してくれる効果があります。
新陳代謝がアップし、お肌のターンオーバーが整うので、健康な肌づくりに効果的です。
「下ごしらえが面倒だな・・・」と感じたときは、「缶詰」を利用するのも手です。
水煮のものは、塩分・油分が控えめなのでオススメです。
海藻類
わかめやこんぶなどの海藻類には、体内の余分な水分の排出を促すカリウムが多く含まれており、顔や足のむくみの改善に効果的です。
また、食物繊維も豊富で、腸内環境をキレイにしたり、生活習慣病を予防する効果も期待できます。
美容にも、健康にも、すぐれたはたらきをしてくれる食材です。
ごま
ごまには、セサミンやアントシアニンなど、アンチエイジング効果の高い成分が多く含まれます。
また、メラニンを抑制するビタミンEも豊富で、白い肌づくりに効果的です。
ごまには、「黒ごま」と「白ごま」がありますが、美容面でいうと、ポリフェノールが多い「黒ごま」のほうがおすすめです。
豆腐
大豆製品には、たんぱく質が豊富に含まれています。
たんぱく質は、お肌をつくる原料です。お肌のターンオーバーや、コラーゲンの生成には欠かせません。
なかでも、豆腐は低カロリー、かつ、お求めやすいので、オススメです。
抗酸化ビタミンを含む野菜
抗酸化ビタミンとは、老化の原因のひとつ「活性酸素」を除去する作用のあるビタミンです。
具体的には、ビタミンA、C、Eを指すことが多いです。
これらのビタミンが多く含まれるのが、以下の野菜たちです。
名称 | 食材名 |
ビタミンA | にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、ニラ |
ビタミンC | ピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー、トマト |
ビタミンE | かぼちゃ、ニラ、ほうれん草、モロヘイヤ |
なお、これらのビタミンは、加熱調理によって成分が失われやすいです。
サラダなど、生に近い状態で食べるか、スープなどにして汁ごといただくのがオススメです。
豚肉
豚肉には、お肌の新陳代謝に欠かせないビタミンB2やB6や、たんぱく質が豊富に含まれています。
その他にも、糖質の代謝を促進するビタミンB1が多く、疲労回復に効果的です。
ビタミンCの多い果物
ビタミンCは、コラーゲンの合成に関与したり、シミやソバカスの原因となるメラニンを抑制します。
美しいお肌づくりには欠かせないビタミンのひとつです。
そのビタミンCを多く含むのが、果物です。
とくに多く含まれているのが、以下の果物たちです。
- いちご
- レモン
- 柿
- キウイ
- アセロラ
ビタミンCは、加熱調理などで失われやすいビタミンです。
果物の場合、生で食べることができるので、効率よく摂取できます。
お食事のデザートには、ビタミンCの多い果物がオススメです。
発酵食品
ヨーグルトやキムチなどの発酵食品には、乳酸菌が豊富に含まれています。
乳酸菌は、わたしたちの腸内環境を整え、便通を改善してくれます。
便秘は、肌荒れにもつながりますので、発酵食品でしっかり腸内を整えたいですね。
きのこ
きのこ類には、食物繊維が豊富に含まれており、便秘の解消に効果的です。
カリウムも多く含まれており、むくみの解消効果も期待できます。
うれしいのが、カロリーが低い点です。ダイエット中でも安心して食べられます。
ネバネバ成分、ムチンを含むもの
オクラ、なめこ、山芋、モロヘイヤ・・・
これらの食材には、ムチンという、ネバネバ成分が含まれています。
ムチンは、糖質とたんぱく質が結合してできた食物繊維です。
たんぱく質の消化吸収を促進するはたらきがあり、お肌や髪、ツメなどを健康に保つ手助けをしています。
また、腸内環境を整えたり、血糖値やコレステロール値を抑制するはたらきもあります。
まとめ
今回は、美肌づくりにオススメな食べ物を紹介しました。
ご覧のとおり、野菜、肉、魚、海藻など、幅広いジャンルの食材がピックアップされています。
これらの食材を、バランス良く食べることが、美しい肌をつくるのには必要です。
しっかり食べて、体の内側から、美肌づくりを進めていきましょう。