
枝豆といえば、お酒の「おつまみ」のイメージが強いかもしれませんが・・・
じつは、美肌効果バツグンなんです!
枝豆に含まれる成分が、体の内側から、お肌をキレイにしてくれます。
今回は、枝豆のもつ美肌パワーと、一緒に食べることで美肌効果をアップさせてくれる食べ物を紹介します。
おいしく、効果的に食べて、お肌トラブルを防いでいきましょう。
もくじ
美肌に効果的!枝豆に含まれるお肌によい成分
[char no=”1″ char=”usa”]ここでは、枝豆の美肌パワーのヒミツについて紹介していきます。[/char]
豊富な植物性たんぱく質
たんぱく質は、お肌や髪、ツメなど、わたしたちのからだをつくる原料となる成分です。
また、ハリのある肌づくりに欠かせないコラーゲンの原料でもあります。
美しい肌や髪を保つために、しっかりとたんぱく質を補給することが大切です。
枝豆には、良質な植物性たんぱく質が、たくさん含まれています。
必須アミノ酸が、どれだけバランスよく含まれているかを数値化した「アミノ酸スコア」という指標があります。
枝豆は、アミノ酸スコアが92で、高い評価を得ています(なお、上限は100です)。
からだに必要なアミノ酸を効率よく摂るのに適した食材なんです。
[char no=”1″ char=”usa”]必須アミノ酸とは、体内で合成できないため、食べ物などから摂取する必要のあるアミノ酸のことです。[/char]お肌によいビタミンC
枝豆には、お肌に良いビタミンCが含まれています。
100gあたりの含有量ですと、ちょうどクレソンやチンゲンサイと同じくらいです。
可食部100gあたりのビタミンC含有量
名称 | 含有量(mg) |
ほうれん草 | 35 |
えだまめ | 27 |
クレソン | 26 |
チンゲンサイ | 24 |
ビタミンCは、コラーゲンの合成に関与しており、ハリのあるお肌づくりに欠かせません。
また、シミやソバカスの原因となる、メラニンの生成を抑制するため、美しく白い肌づくりにも効果的です。
さらに、老化の原因となる、活性酸素を除去するはたらきもありますので、アンチエイジングにもおすすめです。
食物繊維が腸を整える!
枝豆には、食物繊維が豊富に含まれています。特に多いのが、不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維とは、その名のとおり、水に溶けずに胃や腸まで届く食物繊維のことです。
腸内で水分などを吸って膨らむことで、腸の動きを活発にし、排便を促します。
便と一緒に、体にとって有毒な物質も排出されやすくなるため、デトックス効果が期待できます。
また、胃で膨らむことで、満腹感を得やすく、食べ過ぎの防止にも効果的です。ダイエット中にもおすすめですね。
カリウムでむくみ改善
足や顔のむくみは、からだのなかに余分な水分がたまっていることが、原因のひとつです。
これを解決する手助けをしてくれるのが、カリウムです。
カリウムには利尿作用があり、体内の余分な水分の排出を促してくれるんです。
野菜類のなかでも、枝豆はカリウムを豊富に含んでいますので、高い効果が期待できます。
枝豆と合わせて食べたい、美肌食材
[char no=”1″ char=”usa”]美肌効果を高めるには、枝豆だけでなく、他の食材もバランス良く食べることが大切です。ここからは、枝豆と一緒に食べたい、オススメの美肌食材を紹介していきます![/char]
ビタミンB2を含む食べ物
ビタミンB2は、糖質・たんぱく質・脂質の代謝を促進したり、たんぱく質の合成をサポートしています。
新陳代謝を活発にし、皮膚や髪の新生を促してくれるので、美しい肌や髪づくりに効果的です。
ビタミンB2は、枝豆にも多く含まれますが、他の食品からも合わせて摂ることで、さらに効果が高まります。
ビタミンB2は、以下の食べ物に多く含まれています。
- レバー
- ブリ、カレイ、サバ
- 納豆
- アーモンド
- モロヘイヤ
ビタミンB6を含む食べ物
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝を促進するはたらきがあります。
食べ物などから摂取したたんぱく質は、アミノ酸になるまで分解されたあと、体内のたんぱく質に再合成されます。
ビタミンB6は、補酵素として、たんぱく質への再合成をサポートします。
このため、たんぱく質を多く含む枝豆と一緒に、ビタミンB6を含む食材を食べると効果的です。
ビタミンB6を多く含む食べ物は以下の通りです。魚介類や、レバーなどに多く含まれます。
- レバー
- マグロ、カツオ、イワシ
- 鶏ささみ
- ピスタチオ
- バナナ、アボカド
ビタミンEを含む食べ物
美しいお肌を保つためには、血行をよくすることが大切です。
血行が悪くなると、顔の色がくすんだり、むくみができやすくなります。
また、新陳代謝が悪くなるため、お肌のハリも衰えてしまいます。
血行をよくするためにおすすめなのが、ビタミンEです。
ビタミンEには、毛細血管を広げて、血流をよくするはたらきがあります。
そのほかにも、ビタミンEには、老化の原因となる活性酸素を、取り除く作用があります。
アンチエイジングにも効果的な成分です。
ビタミンEは、以下の食べ物に多く含まれます。
枝豆と一緒に食べることで、さらに美肌効果がアップします。
- かぼちゃ、ニラ、ほうれん草、ピーマン
- いわし、たらこ、いくら
- アーモンド
- フレンチドレッシング
まとめ
今回は、枝豆の美肌効果と、一緒に食べたいオススメの美肌食材を紹介しました。
枝豆には、良質なたんぱく質、ビタミンC、カリウムなど、お肌によい成分が豊富です。
枝豆が旬を迎える夏場は、暑さや紫外線などで、お肌トラブルが生じやすいです。
その他の美肌食材とうまく組み合わせながら、枝豆を効果的に食べて、美肌づくりをすすめていきましょう。
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