きのこ類は、栄養豊富で低カロリーのため、美容やダイエットによいと言われています。
なかでも、注目したいのが「えのき」です。
えのきには、キノコキトサンという成分が、食用きのこの中でも豊富に含まれています。
この成分、美容やダイエットに、とっても効果的なんです。
今回は、えのきの美容・ダイエット効果や、食べ方のコツについて紹介します。
えのきを食べて、からだの内側からキレイになりましょう!
もくじ
えのきが美容・ダイエットにおすすめな4つの理由
[char no=”1″ char=”usa”]まずは、えのきが美容・ダイエットに効果的な4つ理由を紹介します。[/char]
体脂肪を減らす!
きのこ類の細胞壁には、キノコキトサンという成分が含まれています。
この成分が、今回の主役と言っていいくらい、活躍してくれるんです!
キノコキトサンには、食事などによって摂取した脂肪を、体内に吸収する前に排泄させる作用があります。
このため、体脂肪や血中コレステロールの減少が期待できます。
えのきには、他の食用キノコよりも多くのキノコキトサンが含まれています。
さらに、えのきのキノコキトサンは固い細胞壁で守られているため、酸化しにくく、壊れにくいんです。
つまり、どんな調理法でも、成分が逃げにくく、たくさんパワーをもらえるんです。
内臓脂肪を減らす!
キノコキトサンは、とりわけ内臓脂肪を減らす効果が高いです。
個人差はありますが、大幅に内臓脂肪が減少した実験データもあるそうです。
お腹まわりのダイエットには、とくに効果が期待できます。
腸内をキレイに!
えのきには、食物繊維が豊富に含まれています。
この食物繊維が、腸の動きを活発にしてくれるんです。
腸の動きが活発になると、排便が促され、少しずつ、老廃物や脂肪が排出されていきます。
すると、腸内環境が整い、脂質も減っていくため、美容・ダイエットに効果的なんです。
美肌効果も!
体脂肪の減少や、老廃物の排出などといった効果は、体内の血液もキレイにし、血流をよくしてくれます。
血流がよくなることで、肌色が明るくなったり、内臓のはたらきが活発になることで体の調子がよくなります。
また、えのきにはトレハロースという、肌を保湿する成分が含まれています。
肌トラブルの原因の多くは、乾燥によるものです。
トレハロースは水分保水力が高く、お肌をみずみずしく保ってくれます。
ダイエット効果を高める!えのきの食べ方
[char no=”2″ char=”kuma”]えのきが美容やダイエットに良いのは分かったけど・・・どうやって食べるのがいいの?[/char] [char no=”1″ char=”usa”]確かに気になるところですよね。ここでは、美容・ダイエットによい、えのきの食べ方のコツを紹介します。[/char]
えのきは、短く切って食べよう
えのきを食べるときは、1~2センチくらいの長さに短く切って食べたほうがよいです。
というのも、えのきの細胞壁は固いので、そのままだと消化されずに排出されるおそれがあるためです。
短く切ることで、えのきに含まれる栄養成分の吸収率が高まります。
鍋に入れるときは、1~2センチだと短い気がするので、だいたい半分くらいに切るといいでしょう。
よく噛んで食べよう
えのきに限った話ではないですが、よく噛むことで、成分の吸収率も高まりますし、唾液の分泌も増えるので消化も高まります。
よく、ダイエットでは「一口あたり30回噛むとよい」と言われています。
顎をしっかり動かすことで、小顔効果も期待できますので、なるべくゆっくり、しっかり噛むようにしましょう。
色んな食材と合わせて食べよう
ダイエット中の食事制限は大切ですが、たとえば、えのきだけしか食べない等、偏った食事は逆効果です。
えのきは栄養満点ですが、えのきだけでは必要な栄養を摂れるわけではありません。
体を壊してしまったら、美容・ダイエットどころではありません。
糖質・脂質・たんぱく質をバランス良く摂り、そのうえでえのきを食べるようにしましょう。
美肌という観点ですと、ビタミンCが豊富な緑黄色野菜や、ニキビや肌荒れに効くビタミンB2の多い豆類や海藻類などはおすすめです。
えのき氷を試してみよう
えのきを効果的に、お手軽に楽しめるのが、「えのき氷」です。
砕いて煮込んだえのきを凍らせて、味噌汁などに入れるのが代表的な使い方です。
えのきを砕いたり、凍らせることで、固い細胞壁が壊れ、キノコキトサンなどの栄養成分が吸収されやすくなります。
ここでは、作り方を簡単に紹介します。
【材料】
- えのき2パック
- 水400ml
【作り方】
-
えのきをカットする
石づきの部分を切り落とし、4等分くらいの大きさにカットします。
-
ミキサーでペースト状にする
カットしたえのきと、水400mlを入れて、30秒くらい、ペースト状になるまでミキサーをかけます。
-
弱火で1時間くらい煮込む
鍋にペースト状にしたえのきを入れ、1時間くらい弱火で煮込みます。
-
粗熱をとる
煮込み終わったら、火からおろして、水を張ったボウルなどにつけて粗熱をとります。
-
製氷皿に入れて、冷凍する
粗熱がとれたら、製氷皿にペースト状のえのきを入れて、冷凍庫で凍らせます。
-
完成!
1日3個を目安にいただくのがおすすめです。
いちど製氷皿から取り出したえのき氷は、密閉できるフリーザーパックなどに入れて保存しましょう。
お味噌汁に入れたり、炒め物や、お鍋に入れて食べるのがおすすめです。
1日3個を目安に、おいしく召し上がりましょう。
まとめ
今回は、えのきの美容・ダイエット効果と、食べ方のコツを紹介しました。
えのきには、美容・ダイエットに効く、以下の効果があります。
- 体脂肪を減らす
- 内臓脂肪を減らす
- 腸内をキレイにする
- 美肌効果
これらの効果をうまく引き出すためには、細かく切ったり、よく噛んで食べることが大切です。
また、他の食材とバランス良く食べることも大切です。
えのきは、1年を通して流通しており、比較的安く購入できる、身近な食材です。
えのきの魅力を上手く引き出して、美しく、健康的なからだづくりをしていきましょう!
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