
えのきには、たくさんの栄養や効能が含まれています。
そして、何より美味しいですよね。
お鍋や炒め物、スープなど、きのこ類のなかでも使いやすいです。
えのきの魅力を最大限に味わうために、とっても大切なのが・・・
「新鮮なものを選ぶこと」
「正しく保存すること」
この2つです!
今回は、新鮮なえのきを選ぶためのポイントと、正しい保存方法を紹介していきます。
エノキを、より美味しく、より栄養満点にいただくために、ぜひ覚えておきましょう!
もくじ
なぜ、そこまで鮮度にこだわるの?
見分け方や保存方法に入る前に・・・ちょっとだけ、鮮度にこだわる理由について触れたいと思います。
きのこ類って、鮮度によって、栄養成分や味が大きく変化するんです。
というのも、キノコは鮮度が落ちてくると、自分のからだを分解して、土に戻そうとするんです。
これは「自己消化」と呼ばれているんですが、この過程で、きのこの栄養成分が分解されてしまうんです。
どんな食べ物も鮮度は大事ですが、きのこは「菌類」ということもありますので、とくに気をつけたいところです。
新鮮なえのきを見分けるポイント
[char no=”2″ char=”kuma”]それでは、新鮮なえのきを見分ける4つのポイントを、紹介していくよ![/char]
色が白く、シャキッとしているもの
まず、色を見て、なるべく白く、シャキッとしたものを選びましょう。
茶色く変色していたり、全体的にフニャフニャしているものは、鮮度が落ちています。
傘が小さく、キュッと締まっているもの
えのきの傘の部分は、鮮度を見分ける注目ポイントです。
傘が小さく、キュッと締まっているものは、新鮮な証拠です。
逆に、傘が大きく広がってたり、フニャっとしているものは、鮮度が落ちている可能性がありますので、注意しましょう。
パックの内側に水滴がついていないもの
えのきは、大抵パックに入れられて販売されています。
かならず、パックの内側に水滴がついていないものを選んで下さい。
というもの、水滴がつきはじめているものは、先ほど説明した「自己消化」が始まっている証拠で、鮮度が落ちているからです。
水滴のない、からっとしたえのきを選びましょう。
なるべく近くで生産されたもの
通常のケースだと、お住まいの地域の近くで生産されたもののほうが、店頭に並ぶまでの時間が早く、鮮度もよいです。
もちろん例外もありますが、なるべく近場で生産されたものを優先したほうが、新鮮な可能性が高いです。
えのきの保存方法
えのきの鮮度をキープするためには、正しく保存することが大切です。
えのきを、少しでも美味しく、栄養豊富にいただくために、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
常温で保存するとき
えのきはパック売りされていることが多いですが、長く保存したい場合は、いったんパックから取り出したほうがいいです。
取り出したら、新聞紙やキッチンペーパーなど、水分を吸ってくれる紙に包み、ビニール袋に入れて、口を開けたまま保管します。
えのきを包んだ紙が水分を含みはじめると、カビが発生するおそれがあるので、紙はこまめに取りかえましょう。
冷蔵庫で保存するとき
冷蔵庫で保存するときも、常温のときと同様に、袋から取り出し、キッチンペーパーなどで包んでから、ビニール袋に入れましょう。
野菜室に入れておけば、だいたい2~3日は美味しく食べられますが、もちろん、なるべく早く使い切ったほうがよいです。
冷凍保存もできます!
えのきが大量に手に入ったときや、安いときにまとめ買いしたときは、冷凍保存がおすすめです。
冷凍するときは、あらかじめ食べやすいサイズに切り分けてから、冷凍パックに詰めて冷凍しましょう。
使うときは、解凍せずに、そのまま加熱調理しましょう。
[char no=”1″ char=”usa”]解凍してしまうと、ベチャベチャになって食感も悪くなりますし、水溶性の成分も流出しやすくなります。凍ったまま、加熱調理しちゃいましょう![/char]なお、きのこ類は、冷凍することによって旨味が増えたり、栄養成分の吸収率が高まります。
これは、冷凍することによってキノコの細胞壁が壊れ、栄養成分が出やすくなったり、吸収されやすくなるためです。
ただし、冷凍することによって食感は落ちますので、歯ごたえが欲しいときは、冷凍モノは控えたほうがよいです。
乾燥させるという手も!
もうひとつ、えのきを長持ちさせる方法として、乾燥させるという手があります。
えのきを半分くらいに切って、ザルなどに並べて天日干しにします。
だいたい1~2日間程度が、干す期間の目安です。
水分が抜けて、カラカラの状態になったら完成です。
カラカラにならない場合は、さらに日数を増やしてみてください。
きのこ類は、乾燥させることで、旨味成分やビタミンDの含有量が増えます。
こういった点も、乾燥させることの大きなメリットですね。
[char no=”1″ char=”usa”]ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けるはたらきがあります。骨や歯をじょうぶにさせたいときに摂りたいビタミンです。[/char]水洗いや加熱はほどほどに!
きのこをおいしく食べたい場合は、水洗いはなるべく控えたほうがいいです。
水で洗ってしまうと、きのこに含まれる旨味成分や、水溶性の栄養成分が溶け出してしまうからです。
汚れが気になる場合は、乾いた布や、軽く水で濡らしたキッチンペーパーなどで、やさしく拭き取るようにしましょう。
また、加熱すればするほど、きのこの栄養成分が失われてしまいます。
炒め物や煮物、鍋などできのこを使う場合は、最後のほうに投入して、サッと加熱する程度にすることがおすすめです。
まとめ
今回は、新鮮なえのきを見分ける4つのポイントと、正しい保存方法について紹介しました。
えのきを選ぶときは、傘がシュッとしていて、水滴のついていない、白いものを選びましょう。
また、保存する際は、袋から取り出して、新聞紙やキッチンペーパーで包むほうが長持ちします。
冷凍させたり、乾燥させる方法もありますので、大量に手に入ったときは、ぜひ参考にしてみてください。
きのこ類は、「菌類」ということもあり、肉や野菜などとは、ちょっと違った特徴をもっています。
今回ご紹介したポイントを参考に、えのきを、より美味しく召し上がりましょう!
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