
5月8日は何の日かご存知ですか?



え、初めて聞いた?
なら、今日からぜひ覚えておきましょう!
その他にも、世界赤十字デーとか、ヨーロッパ戦勝記念日とか、色々あるみたいですね。
ついでに、ゴーヤがどんな野菜なのか、見てみませんか?
ゴーヤの歴史や種類などを、サックリ分かりやすくまとめています。
今日が、5月8日じゃなかったとしても、きっと役に立つはずです。
一緒に、ゴーヤの世界をのぞいてみましょう!
もくじ
5月8日がゴーヤの日の理由は?
ところで、5月8日は、なぜゴーヤの日なのでしょう?
なんとなく、察している方もいると思いますが、こういう経緯で決められたそうです。
平成9年(1997年)、沖縄県とJA(全国農業協同組合連合会)沖縄経済連が、ゴーヤーを広く知ってもらい、もっと食べてもらおうという思いから、定めたものです。語呂合わせ(5.8=ゴーヤー)に加えて、この頃からゴーヤーの生産量が増えることにちなんでいます。
お察しのとおり、ゴロ合わせですね(^_^;)
でも、わかりやすくてとってもイイと思います!
そういえばゴーヤって、90年代の頃は、そこまで見かけなかった記憶があります。
今となっては、『ちゅらさん』のヒットや、沖縄料理の人気などの影響で、どこでも見かけるようになりましたね。
なお沖縄では「ゴーヤー」と伸ばして発音するのが普通だそうで、上の引用文でも「ゴーヤーの日」としていますね。
この記事では、一般的に使われている「ゴーヤ」で表記を統一しています。
沖縄の方は、ちょっと思うところがあるかもしれませんが、ご了承くださいm(__)m
ゴーヤの歴史
ゴーヤの原産地は、はっきりとは分かっていないそうです。
ただ、気候条件から考えると、インドや東南アジア、アフリカなどではないかと言われています。
沖縄原産のイメージが強いですが、じつは輸入されてきたんです。
当時、交流のあった中国を経由して伝わったのでは、と言われています。
はじめてゴーヤが日本に来た時期についても、はっきりとは分かっていません。
文献などから、日本には、16世紀頃に渡来してきたといわれています。
なお、1713年に書かれた琉球王国の文献『琉球国由来記』には、「苦瓜」という名前でゴーヤが登場しています。
琉球国(沖縄)には、この頃にゴーヤが渡来したと言われています。
ただし、この頃の文献にかかれている苦瓜(ゴーヤ)は、ほとんどが、薬用、または観賞用として紹介されたり、持ち込まれています。
「食用」としては、いつごろ食べられるようになったのか、誰が食べ始めたのか、具体的な時期は分かっていないそうです。
[char no=”2″ char=”kuma”]しっかし、ゴーヤをはじめて食べた人、ホントに尊敬するわ。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]特徴的な形ですからね・・・先人たちに感謝です。[/char]
ニガウリとゴーヤって同じ?
―ゴーヤを探していると、「ニガウリ」という名の、ゴーヤっぽい野菜を発見―
「これって、ゴーヤのことかな・・・たぶんそうだよね・・・よし、買おう!」
ってな感じで、ちょっと戸惑ったこと、ありませんか?
ニガウリとゴーヤって、同じものなのでしょうか?
結論からいうと、同じものです。
ゴーヤ(ゴーヤー)というのは、沖縄の人たちの間で呼ばれていた名称です。
こちらの呼び方が広まったので、一般的にはゴーヤと呼ばれるようになりました。
一方で、生物学や農学の分野では、「ニガウリ」「ツルレイシ」と呼ばれています。
ホームセンターの種苗コーナーでは、「れいし」や「にがうり」という表記を見ることがあります。
基本的には、ニガウリ=ゴーヤで問題ありませんが、ニガウリは、沖縄で栽培されているもののほかに、いくつか種類があります。
なので、正確には「ゴーヤは、ニガウリの一種」と捉えたほうがよさそうです。
ゴーヤの種類
あばしゴーヤ
アバサーとも呼ばれる、ずんぐりとした形のゴーヤです。
肉厚でジューシー、しかも苦味が少ないため、お土産品としても人気のゴーヤです。
長レイシ
きゅうりのように細長いのが特徴的です。
表面には、ゴーヤ特有のブツブツもしっかりあります。
太さは6cm程度までにしかなりませんが、長さは80cm以上になるものもあります。
おもに九州地方で栽培されています。
白レイシ
その名の通り、真っ白なゴーヤです。
表面のブツブツが丸みを帯びていてなめらかです。
苦味が少なく、食べやすいゴーヤです。
なお、白いゴーヤには、「白長レイシ」という細長いものがありました。
しかし、現在では種が販売されなくなったため「幻のゴーヤ」とも呼ばれています。
プチレイシ
その名の通り、小さいゴーヤです。成長しても、長さ5センチ程度、太さも直径3センチ程度です。
苦味が強いため、おもに観賞用などとして売られています。
タイゴーヤ
タイの一般的なゴーヤ「タイゴーヤ」は、表面がツルツルしているゴーヤです。
苦味が少なく、サラダなどにして食べられているそうです。
まとめ
今回は、「5月8日はゴーヤの日」ということで、ゴーヤの日の理由や、ゴーヤの歴史・種類などについて紹介しました。
もともとは中国から渡来してきたといわれていますが、正確な時期や、食用とされたタイミングは分かっていません。
なんともミステリアスな野菜ですね。
また、ゴーヤには、さまざまな種類があります。
沖縄や東南アジア方面にお出かけの際は、ぜひ、ご当地のゴーヤを見てみて下さい。
そして、ゴーヤはビタミンCやカリウムなど、からだによい成分がたくさん詰まっています。
毎日を健康に過ごすためにも、ゴーヤを手にとってみてはいかがでしょうか。
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