
ゴーヤには、カリウムやビタミンCなど、たくさんの栄養が含まれています。
これらの栄養は、もちろん、新鮮なもののほうが、多く含まれています。
「でも、新鮮なゴーヤって、どう見分ければいいの?」
と思う方、多いハズです。
今でこそ、スーパーでもよく見るようになったゴーヤですが、まだまだわからないことは多いですよね。
そこで今回は、新鮮なゴーヤを見分ける5つのポイントを紹介していきます。
店頭でゴーヤを選ぶときに、ぜひ参考にしてみてください。
また、新鮮なゴーヤを手に入れたとしても、1度に使い切れないケースは多くあります。
そんなときのために、ゴーヤの保存方法についても、詳しく紹介しています。
ゴーヤをかしこく選び、正しく保存することで、ゴーヤのパワーをムダなくいただきましょう!
もくじ
新鮮なゴーヤを見分ける5つのポイント
それでは、新鮮なゴーヤを見分ける5つのポイントを紹介していきます。
お店で選ぶときに、ぜひ参考にしてみてください。
・・・と、その前に、ちょっと注意です。
ゴーヤは新鮮であればあるほど、苦味が強くなります。
「ゴーヤの苦味、ちょっと苦手・・・」
という方も、多いはずです。
なので、苦いのがダメな方は、これから紹介する5つのポイントは、「苦いゴーヤを選ばない」ための基準として、活用いただけると幸いです。
前置きが長くなりましたが、さっそくポイントを見ていきましょう。
より濃い緑色をしているもの
ゴーヤは、成長していくと、だんだん色が黄色っぽくなっていきます。
このため、青々とした、濃い緑色のものほど、新鮮なゴーヤです。
ツヤツヤしているもの
ゴーヤは収穫されてから時間が経つと、だんだんツヤが失われていき、黄色がかってきます。
ツヤツヤしているものほど新鮮です。光沢感のあるものを選びましょう。
表面のイボイボが、細かく密接しているもの
収穫されてからも、ゴーヤは成熟し続けます。
このため、時間が経つほど、ゴーヤのイボは大きくなるんです。
新鮮なゴーヤ選ぶ際は、イボイボが小さく、密集しているものを選びましょう。
あまり大きすぎないもの
大きすぎるものは、水分が少なかったり、食感が悪いことがあります。
少し小さめなくらいのものがおすすめです。
ずっしり重いもの
同じくらいの色、ツヤ、サイズのゴーヤが複数ある場合は、より重いものを選びましょう。
水分や栄養がしっかりと詰まっていますので、おすすめです。
ゴーヤの保存方法
ここからは、ゴーヤの保存方法について紹介していきます。
基本的には冷蔵保存になりますが、冷凍や乾燥も可能です。
冷蔵庫で保存する
ゴーヤは、常温だと、すぐに成熟して黄色くなり、味が落ちてしまいます。このため、冷蔵庫での保存が基本となります。
まだ包丁を入れてないゴーヤの場合、新聞紙やビニール袋に包んで、野菜室に入れましょう。
入れるときは、可能なら立てて入れるとよいです。向きは、茎がついていた方を上にします。
ただ、ゴーヤをもっと長持ちさせたい場合は、切ったほうがいいです。
というのも、ゴーヤは、中身の白いワタの部分から傷み始めるからです。
タテに半分に切って、中のワタと種をスプーンなどで取り除き、ラップやポリ袋などに包んで保存したほうが、長持ちします。
この方法ですと、およそ1週間は保存できます。
冷凍保存する場合
冷凍保存する場合は、まずは冷蔵保存のときと同様に、中のワタと種を取り除きましょう。
そして、使いやすい大きさにスライスしてから、冷凍パックに入れて冷凍保存します。
冷凍保存だと、1ヶ月程度は保存できます。
使うときは、解凍せずに、そのまま炒め物などに使いましょう。
ただし冷凍保存の場合、ゴーヤの細胞が壊れてしまうため、解凍後は、ゴーヤ本来の味は落ちますので、注意です。
乾燥ゴーヤにする
大量にゴーヤが手に入って、食べきれない!というときは、乾燥ゴーヤを作るのもおすすめです。
薄くスライスしたゴーヤを、ザルなどに並べて天日干しにします。
だいたい2~3日で完成しますが、乾ききってない場合は、さらに日数を伸ばしてみて下さい。
なお、湿度の高い季節の場合は、カビや腐敗に注意です。
日の当たらない時間帯は冷蔵庫に入れておくなど、湿気をなるべく含まないように注意してください。
乾燥ゴーヤは常温でも保存できますが、ゴーヤは水分に弱いため、できれば冷蔵庫で保存するのをおすすめします。
密閉できる袋やタッパーなどに乾燥ゴーヤをつめて、冷蔵保存しましょう。
使うときは、水に1時間程度ひたすと、戻ります。
乾燥ゴーヤですと、だいたい半年くらいは保存できますので、大量のゴーヤに悩んだときや、長持ちさせたいときは、ぜひお試しください。
まとめ
今回は、新鮮なゴーヤを見分ける5つのポイントと、保存方法について紹介しました。
新鮮なゴーヤは、栄養が豊富ですが、苦味が強いです。
5つのポイントを確認しながら、好みに合わせて、欲しいゴーヤを見分けてみてください。
また、1度に使い切れないゴーヤは、しっかりと保存する必要があります。
冷蔵保存が基本となりますが、水分や乾燥に気をつけて、正しく保存しましょう。
冷凍保存や、乾燥させる方法もありますので、大量にゴーヤを手に入れたときは、ぜひお試しください。
ゴーヤは、栄養たっぷりで、夏バテにも効果的です。
しっかり保存して、栄養を落とさず、美味しく召し上がりましょう!
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