
「美しい肌になりたい!」
「ちょっとでも若く見られたい!」
口には出さないかもしれませんが、みんな、そう思っているはずです。
その証拠に、化粧品やスキンケア用品は、いつも飛ぶように売れています。
最近は男性向けコスメグッズも増えており、女性・男性問わず、美肌はすべての方の永遠のテーマとなりつつあります。
ところで、美肌やアンチエイジングとなると、化粧品やスキンケア用品で対策しがちです。
もちろんそれも大切ですが、普段の食べ物を意識することで、からだの内側からもキレイになれるんです!
たとえば、今回ご紹介するゴーヤ。
ゴーヤには、美肌・アンチエイジングに効果的な成分が、たっぷり詰まっています。
また、調理を工夫したり、他の食べ物と合わせることで、さらに効果を高めることができるんです。
今回は、ゴーヤの美肌・アンチエイジング効果と、それを高めるコツについて紹介していきます。
食事を意識して、さらに美しく、若々しい肌を目指しましょう!
もくじ
ゴーヤの美肌・アンチエイジング効果のヒミツ。それは、豊富なビタミンCにあり!
ゴーヤは、野菜類のなかでもトップクラスのビタミンC量なんです。[/char]
可食部100gあたりのビタミンC含有量
名称 | 含有量(mg) |
ゴーヤ | 76 |
ブロッコリー | 54 |
西洋かぼちゃ | 43 |
ミニトマト | 32 |
ビタミンCは、コラーゲンの合成に関与したり、シミやソバカスの原因となるメラニンを抑制します。
また、細胞を老化させる原因のひとつ、活性酸素を除去するはたらきもあります。
美肌・アンチエイジングには、まさにうってつけの成分なんです。
上の表のとおり、ゴーヤにはたくさんのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、美肌効果のほかに、免疫力やストレス耐性を高める効果などもあります。
お肌や健康のために、しっかり摂りたいビタミンです。
ゴーヤのビタミンCは、壊れにくい!
美肌・アンチエイジングにゴーヤをおすすめしたい理由は、ほかにもあります。
それは、ゴーヤのビタミンCが、加熱に強い点です。
ビタミンCは、水に溶けたり、加熱で成分が壊れたりなど、とても損失しやすい成分です。
調理の際は、なるべく成分を失わないように気をつける必要があります。
その点、ゴーヤのビタミンCは、加熱に強いといわれています。
水分を豊富に含んだ果肉が、ビタミンCを熱から守ってくれるんです。
たしかに、あれだけみずみずしくて厚い果肉なら、ビタミンCをしっかりガードしてくれそうですね。
ビタミンCをとりたい場合、どうしても、サラダなど、生食中心にメニューを考えがちです。
ゴーヤでしたら、炒め物にしても損失が少ないので、調理の幅が広がりますね。
ちなみに、ゴーヤは炒めることで、あの苦味を抑えることができます。
そういった意味でも、炒め物はおすすめです。
ゴーヤの美容・アンチエイジング効果を高める食べ合わせは?
これまで、ゴーヤの美肌・アンチエイジング効果について紹介してきました。
ここからは、ゴーヤの美肌効果を、もっと高める食べ合わせを紹介していきます!
豚肉
豚肉には、お肌の新陳代謝を促進するビタミンB2やビタミンB6などといったビタミンB群が豊富に含まれています。
肌荒れやニキビ、乾燥肌などの予防に最適です。
また、疲労回復効果もありますので、夏バテ予防にもおすすめです。
ゴーヤチャンプルーに使われたりなど、ゴーヤとの相性もバツグンですので、ぜひ一緒に食べてみましょう。
[char no=”1″ char=”usa”]沖縄料理には、ミミガーやラフテーなど、豚肉を使ったものが多いです。
沖縄の方が長寿で若々しいのは、豚肉とゴーヤのパワーが関係しているのかもしれませんね。[/char]
緑黄色野菜
緑黄色野菜には、ビタミンCが多く含まれています。
ゴーヤのビタミンCと合わせて、さらに美肌・アンチエイジング効果を高めることができます。
なかでも、特に多いのがピーマンやブロッコリー、トマトやキャベツなどです。
ゴーヤと一緒に炒めたり、サラダにして食べるのがおすすめです。
ビタミンCの多い野菜は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ゴーヤのパートナーを考える際に、ぜひ参考にしてみて下さい。
ごま・ひじき
ごまやひじきには、鉄分が豊富に含まれています。
鉄分と聞くと、貧血予防のイメージが強いですが、美肌・アンチエイジングには鉄分も大切です。
赤血球のヘモグロビンは、鉄分がおもな成分です。
ヘモグロビンは、酸素をからだ全体の細胞に届けるはたらきをしています。
鉄分が不足すると、お肌へ酸素が届かなくなり、新陳代謝やコラーゲンの合成がうまくいかなくなります。
こうなると、シミやシワ、たるみなどといった肌トラブルが起きやすくなるのです。
また、ビタミンCには、非ヘム鉄と呼ばれる、植物由来の鉄分の吸収を高めるはたらきがあります。
この点においても、鉄分の多いごまやひじきとの相性は良いんです。
ごま和えなどにすると、風味も出て美味しいですよ!
豆腐
ゴーヤチャンプルーなどでも使われる豆腐ですが、美味しいだけでなく、美容の面でも相性がよいです。
豆腐に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンのバランスを整えるはたらきがあります。
このため、ニキビや肌荒れ、更年期症状や生理不順などの改善が期待できます。
その他にも、豆腐にはビタミンB群や鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。
カロリーが低い点も、美容・健康にとってはうれしいですね。
美肌効果を弱める!?なるべく控えたほうがよい食べ物
ここでは、美容・アンチエイジングをメインに考えた場合、なるべく控えたほうがよい食べ物を紹介します。
高脂肪のもの
美肌効果を高めたい場合は、脂肪分が高いものは控えたほうがいいです。
脂肪の酸化を抑えるために、ビタミンCなどの抗酸化成分が多く使われてしまい、アンチエイジング効果が弱まってしまいます。
また、皮膚に脂肪がついてしまうと、たるみやシワの原因となります。
甘いもの
甘いものは、コラーゲンを糖化させてしまいます。
糖化とは、たんぱく質と糖分が結合し、AGE(終末糖化産物)という物質が生成されることです。
このAGEが、お肌にダメージを与え、老化を早めてしまうんです。
糖分は、脳や体の疲労回復に有効なので、最低限は摂取する必要があります。
ただし、ケーキなど、スイーツの食べ過ぎや、砂糖の使いすぎは、お肌に良くないので気をつけましょう。
まとめ
今回は、ゴーヤの美肌・アンチエイジング効果と、それを高めるコツについて紹介しました。
ゴーヤに多く含まれるビタミンCは、美容効果バツグンです。
しかも、ゴーヤのビタミンCは加熱に強いので、炒め物なども安心です。
豚肉や緑黄色野菜など、お肌によい食材と組み合わせることで、さらに効果を高めることができます。
ゴーヤを美味しく食べて、からだの内側から美肌・アンチエイジング対策を進めていきましょう!
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