
ストレスって、やっかいです。
うまく解消できることもあれば、ずっと残り続けることもあります。
解消したとしても、生きている限り、新たなストレスが次々と生まれます・・・
・・・テンションが下がりそうなので、この辺にしときます(^_^;)
もちろん、多少のストレスは、成長するためには必要です。
でも、できれば、ストレスに強くなって、毎日スッキリ過ごしたいですよね。
そんなときにおすすめなのがマッシュルームです。
じつは、マッシュルームの成分には、ストレスに強くなる効果があるんです。
今回は、マッシュルームがストレスに効く理由や、さらに効果を高めるためのコツを紹介していきます。
マッシュルームを美味しく食べて、うまくストレスをコントロールしましょう。
もくじ
マッシュルームがストレスに効く!ヒミツは豊富なパントテン酸!
パントテン酸は、ビタミンの一種です。きのこ類に多く含まれますが、下図のとおり、マッシュルームには特に多く含まれているんです。
可食部100gあたりのパントテン酸含有量(油いためにしたもの)
名称 | 含有量(mg) |
マッシュルーム | 1.67 |
えのきたけ | 1.47 |
エリンギ | 1.31 |
まいたけ | 0.80 |
[char no=”1″ char=”usa”]後述しますが、パントテン酸は、加熱調理で成分が失われやすいです。
マッシュルームは、ものによっては「生で食べられる」ので、成分の損失を抑えやすいです。
この点も、他のきのこには無いメリットといえるでしょう。[/char]
パントテン酸には、以下の効能があります。
- ストレスに強くなる
- 免疫力の向上
- 高血圧の予防・改善
- 皮膚・粘膜の健康を保つ
注目したいのが、抗ストレスホルモンのひとつ、副腎皮質ホルモンの分泌を促進する点です。
副腎皮質ホルモンが分泌されると、血圧や血糖値が高まり、ストレスに対して対抗しやすい状態がつくられます。
パントテン酸は、この副腎皮質ホルモンの合成や促進に関与しています。
しっかり摂取することで、ストレスに強いからだづくりができるんです。
パントテン酸を失わないための2つのポイント
[char no=”1″ char=”usa”]パントテン酸は水溶性のビタミンで、水や加熱に弱いです。
この点を踏まえて、成分を失わないために注意したい2つのポイントを紹介します。[/char]
なるべく水にさらさない
パントテン酸は、水溶性のビタミンなので、水に触れると成分が流失してしまいます。
このため、水で洗うのは控えたほうがいいです。
きのこ類全般にいえることですが、水洗いしてしまうと、風味が失われますし、傷みやすくなります。
汚れなどが気になった場合は、乾いた布か、水で軽く濡らしたキッチンペーパーなどで、やさしく拭き取るようにしましょう。
加熱は控えたほうがいいけど・・・
パントテン酸は、加熱にも弱いです。
このため、パントテン酸を摂りたいときにおすすめなのが、新鮮なマッシュルームを生で食べることです。
スライスして、サラダなどに使うと、栄養を失わずにいただくことができます。
とはいえ、新鮮なマッシュルームが、いつも手に入るわけではありませんし、生食に抵抗のある方もいらっしゃるはずです。
そんなときは、少しでも成分が逃げにくい加熱調理をしましょう。
おすすめなのが、蒸し料理です。茹でるよりも、水溶性成分の流出が少ないです。
電子レンジを使うことで、お手軽にマッシュルームを蒸すことができますので、おすすめです。
また、茹でたり煮込んだ場合でも、たとえばスープのように、汁ごといただける料理なら、栄養を逃さず摂れます。
パントテン酸を摂りたいときは、ぜひ意識してみてください。
抗ストレス効果をもっと高める!おすすめの食べ合わせ
[char no=”2″ char=”kuma”]ここでは、抗ストレス効果を高める、おすすめの食べ物を紹介していくよ![/char]
魚介類
魚介類には、イライラを抑えるカルシウムや、脳や神経のはたらきを正常化させるビタミンB群などが多く含まれます。
また、メカニズムは不明確なものの、魚介類に含まれるDHA・EPAが、ストレスを軽減し、精神を安定させたという研究結果もあります。
DHA・EPAは、サバやサンマなどの青魚に多く含まれます。
マッシュルームと一緒に食べて、さらなるストレス改善を目指しましょう。
レモン
レモンに多く含まれるビタミンCは、パントテン酸と同じく、副腎皮質ホルモンの分泌に欠かせない成分です。
マッシュルームと一緒に食べることで、副腎皮質ホルモンのはたらきが高まり、さらなるストレス耐性の向上が期待できます。
また、レモン汁は、マッシュルームの変色をおさえるのにも効果的です。
こういった意味でも、マッシュルームと相性のよい果物といえます。
サラダやマリネなどにすると、さっぱりとした味わいも楽しめます。
チーズ
チーズなどの乳製品には、アミノ酸の一種、トリプトファンが多く含まれます。
トリプトファンは、精神安定や、催眠効果のあるセロトニンの原料となります。
しっかり摂ることで、気持ちを落ち着かせることがあります。
マッシュルームとチーズといえば、ピザやグラタンなど、合わせやすいマッチングです。
味も相性バツグンなので、ぜひ一緒にたべてみてください。
ナッツ類
ナッツ類には、神経の興奮を抑えるマグネシウムや、トリプトファンが多く含まれています。
マッシュルームと一緒に炒めたり、砕いたナッツを振りかけたりすると、歯ごたえも楽しめます。
まとめ
今回は、マッシュルームがストレスに効く理由と、効果を高めるためのコツを紹介しました。
マッシュルームに含まれるパントテン酸が、ストレス耐性を高めるのに効果的です。
水や加熱に弱いので、調理の際は、水をなるべく使わない蒸し料理や、汁ごといただけるスープなどがおすすめです。
魚介類やレモン、チーズなどと合わせると、さらなる効果が期待できます。
マッシュルームを美味しく食べながら、ストレスとうまく付き合っていきましょう。
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