
マッシュルームには、大きく分けて2つの種類があります。
ホワイトマッシュルームと、ブラウンマッシュルームです。
わたしたちがよく目にするのは、おそらく白いホワイトマッシュルームのほうだと思います。
ただ、茶色いブラウンマッシュルームも、わりとよく見かけますね。
ところで、2つのマッシュルームが店頭に並んでるとき、
「どっちを選べばいいのかな・・・」
「そういや、この2つの違いって何だろう・・・」
って思ったこと、ありませんか?
ホワイトとブラウン、おなじマッシュルームですが、それぞれ、異なった特徴があるんです。
今回は、ホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームの違いについて、紹介します。
2つの特徴をつかんで、うまく料理に活かしましょう!
もくじ
ホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルーム、栄養の違いは?
ホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームの栄養の違いですが・・・
この両者、ほとんど栄養に差がありません。
食品成分表でも、両方まとめて「マッシュルーム」としており、区別していないくらいです。
なので、ホワイトとブラウンを使い分ける際のポイントは、味や風味、食感などになりそうです。
このあたりは、次のコーナーで紹介していきます。
なお、マッシュルームの栄養については、以下の記事で紹介しています。
新たなマッシュルームの魅力に気づけます。
ホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルーム、味や風味の違いは?
さて、ホワイトとブラウンを使い分けるポイントとなるのが、ここで取り上げる「味や風味」です。
まずは、それぞれのマッシュルームの特徴を確認しましょう。
ホワイトマッシュルームの特徴
ホワイトマッシュルームの特徴は、以下のとおりです。
- 上品でまろやか
- 香りが控えめ
- クセが少なく、食べやすい
- 食感が柔らかい
クセがないため、サラダなど、生で食べるのに向いています。
キノコの風味が苦手な方でも、食べやすいです。
ただし、生食は新鮮なもの限定ですので気をつけましょう。
生で食べる際の注意事項は、以下の記事で詳しく説明しています。
また、ホワイトマッシュルームは香りや風味が控えめなので、他の食材と合わせやすいです。
ほかに引き立てたい食材がある場合は、ホワイトのほうがおすすめです。
ブラウンマッシュルームの特徴
ブラウンマッシュルームの特徴は、以下のとおりです。
- 長持ちする
- 香りが強い
- 風味が豊か
- 肉厚で、歯ごたえがよい
マッシュルームの濃厚な香りや風味を、料理で全面にアピールしたい場合は、ブラウンがおすすめです。
また、味が濃厚で歯ごたえもあるため、シチューなどの煮込み料理や、スープなどに向いています。
ホワイトorブラウン、どう使い分ける?
ここまで、ホワイトとブラウンの特徴を見てきました。
簡単にまとめると、こんな感じでしょうか。
ホワイトマッシュルーム
- 生食向き。サラダなど。
- 他の食材を引き立てたいときにおすすめ
- キノコの風味が苦手な方でも、食べやすい
ブラウンマッシュルーム
- 加熱調理向き。シチューやスープなど
- キノコの濃厚な味わいや風味を楽しみたい方向け
このような特徴をふまえたうえで、作りたい料理に合ったマッシュルームを選ぶと良いでしょう。
キノコが苦手な方には、ホワイトマッシュルームのほうが食べやすいかな・・・と思います。
ただ、このあたりは、あくまで一般論です。
「サラダはホワイトじゃなきゃダメ!」
「スープには濃厚なブラウンじゃなきゃマズい!」
・・・というわけではありませんので、食べる方の好みに合わせて、使い分けるのがベストです。
余裕があれば、ホワイトやブラウンを、試しに両方とも使ってみてもいいかもしれません。
もしかしたら、思いもよらぬ発見があるかもしれませんよ!
まとめ
今回は、ホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームの違いについて紹介しました。
栄養面の違いはほとんどないので、香りや味などで使い分けていきましょう。
一般的に・・・
- ホワイトは、クセがなく、サラダなど生食に向いています。
- ブラウンは、風味が濃厚で、煮込み物やスープなどに向いています。
このあたりを参考にしながら、ホワイトとブラウン、それぞれのマッシュルームを楽しんでみてくださいね。
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