
そら豆の臭い、気になりませんか?
私は、小さい頃、あの臭いが苦手でした。
学校から帰ってきて、家の扉を開けた瞬間、
もわ~ん、とたちこめる、そら豆の香り。
「あ~、今晩はそら豆かぁ、・・・とりあえず窓開けよっと」
そら豆の味は、そこまで嫌じゃなかったのですが、臭いがダメで・・・
でも、今となっては、あの臭いも、そら豆の個性として楽しめています。
窓を開けることも無くなりましたし、むしろ積極的に嗅いでいます。
大人になると、色々と変わるんですね・・・
ただ、あの臭いが苦手な方もいらっしゃるはずです。
私がそうだったように、小さいお子さんの場合は、とくに多そうです。
せっかく手に入れたそら豆ですから、できれば食べさせてあげたいですよね。
栄養も豊富で、疲労回復にも効果的ですし。
(もちろん、無理にすすめるのはダメですが・・・)
そこで今回は、少しでもそら豆の臭いを抑える方法を紹介していきます。
簡単にできる方法ばかりですので、ぜひお試しください。
栄養満点のそら豆を、みんなで楽しめるように、工夫してみましょう!
もくじ
そら豆の臭いを抑える5つのポイント
[char no=”1″ char=”usa”]それでは、そら豆の臭いを抑える方法を見ていきましょう。今回は5つのポイントを用意しています。[/char]
①サヤつきのものを選び、すぐ調理する
まずはじめに、臭いの少ないそら豆を選びましょう!
その際に重要なのが、鮮度です。
鮮度のよいものは、臭いも少ないですし、なにより美味しいです。
また、選ぶときは、サヤつきのものを。
そら豆は、サヤから出て空気に触れると、すぐに鮮度が落ちます。
なので、サヤつきのものを買い、調理の直前に、サヤから出すようにすると、鮮度よく召し上がれます。
新鮮なサヤつきそら豆を見分けるコツは、以下のとおりです。
お店で選ぶときの参考にしてみてください。
- サヤの色が鮮やかでツヤツヤしているもの
- ふっくらとしていて、重いもの
- 軽く触ったときに、弾力があるもの
②そら豆を、サヤごと焼いて調理する
サヤごと蒸し焼きにすると、茹でるよりも臭いが少ないです。
しかも、サヤのなかに栄養や風味を閉じ込めたまま調理できます。
つい最近、サヤごとグリルで蒸し焼きしましたが、茹でたときより、臭いは少なかったです。
あと、茹でたときって、臭いが台所じゅうに充満しちゃいますが、サヤごとグリルで焼くと、調理中の臭いはかなり抑えられました。
洗い物も少なくなりますので、ぜひ試してみてください。
③茹でるときに日本酒を入れる
茹でる場合は、日本酒を入れるのがおすすめです。
お魚やお肉の臭みを抑えるために、日本酒を使うことってありますよね。
そら豆の臭いにも、日本酒は効果があります。
そら豆を茹でているときに、1リットルあたり大さじ1杯くらいの日本酒、もしくは料理酒を入れます。
そら豆を茹でる際は、ぜひお試しください。
④薄皮をむいて、中身だけ食べる
そら豆の薄皮は、臭いが強いです。
なので、皮をむいて、中身だけを出すようにすると、臭いが抑えられます。
・・・といっても、普段から薄皮をむいている方は多そうです。
薄皮が残ってると、食感が悪くなりますもんね(^_^;)
なお、薄皮には食物繊維が多く含まれています。
便通の改善など、腸内環境をととのえるのに効果的です。
薄皮に抵抗が無い方は、食べてみるのもおすすめです。
ちなみに、私は皮ごと食べることが多いです。
面倒くさい、ってのも正直あるんですが、すごく「食べごたえ」があるんですよね。
お腹も満たされますし。
ただ、食感が悪い点と、臭いが強い点は、やはりデメリットです。
ケース・バイ・ケースで、使い分けるのがいいのかな、と思います。
⑤香りが強めの料理と合わせる。
強いものには、もっと強いものをかぶせる!という発想です。
カレーや麻婆豆腐、ニンニク料理など、味や香りの強い料理に入れてみたり。
あと、そら豆を揚げると、臭いが抑えられます。
私がおすすめなのは、マヨネーズです。
じつは今朝、余ってたそら豆と魚肉ソーセージを使って、マヨトーストを作ったのですが、これがなかなかイケます!
(本当はチーズを使いたかったのですが、切らしていたのでマヨを使いました)
作り方はカンタンです。
そら豆と、魚肉ソーセージをパンにのせて、マヨネーズをかけます。
あとは、オーブントースターでチンするだけ。見たまんまですね(^_^;)
ちなみに、そら豆はサヤごとグリルで蒸し焼きにしたものを使いました。
グリル焼きは、やっぱり楽ですね!
オーブンから出した瞬間、香ばしいトースト&マヨネーズの香りがあふれます。
とくに、マヨネーズの酸っぱい香りが強く、そらまめの臭いを打ち消しています。
マヨネーズの香りが苦手な方は、ちょっとツラいかもしれませんが・・・。
食べてみると、やはりマヨネーズと魚肉ソーセージの旨味が強いです。
良くも悪くも、そら豆の青臭さは打ち消されている感じです。
ただ、マヨネーズや魚肉ソーセージがしょっぱい分、そら豆の甘味がとても引き立っています。
ホクホクとした食感も合わさって、とてもいいアクセントになっていました。
・・・すみません、何だか食レポみたいになっちゃいましたね(^_^;)
でも、すっごく美味しかったので、紹介させていただきました^_^
まとめ
今回は、そら豆の臭いを抑える方法を紹介しました。
新鮮なものを選んだり、臭いが出にくい調理をするのがポイントです。
あとは、香りの強い料理と合わせるのもいいですね。
もちろん、そら豆が苦手な方に、無理やりすすめるのは良くありません。
でも、そら豆は旬の季節が短いですし、栄養満点です。
できれば、みんなで楽しみたいですよね。
今回紹介した方法は、どれも手軽にできますので、ぜひお試しください。
そら豆ファンが、少しでも増えることを、陰ながら祈っています。
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