
春になると、楽しみなのが、旬のたけのこです。
シャキシャキとした食感、独特の風味・・・たまりません^_^
ただ、ちょっと気になるのが、たけのこのえぐみ。
うまくアク抜きしたつもりでも、なぜか残ってしまう・・・
せっかく手に入れたのだから、おいしく召し上がりたいですよね。
今回は、そんなたけのこの「えぐみ」をとるための方法とコツを紹介していきます。
後半では、えぐみが残ったときに、うまくごまかす調理法も紹介しています。
せっかく手に入ったたけこのです。存分に、おいしく召し上がりましょう!
もくじ
たけのこのえぐみをおさえる方法
[char no=”2″ char=”kuma”]それでは、えぐみをおさえる方法について紹介していきます。[/char]
えぐみをおさえるために大切なポイントは、おもに以下の2つです。
- えぐみの少ないたけのこを選ぶ
- 正しくアク抜きをする
これらのポイントを意識しながら、以下の手順を参考に実施しましょう。
①新鮮で、小さめのたけのこを選ぶ
えぐみをとるためには、アク抜きなどが大切です。
・・・が、その前に。
なるべく、えぐみの少ないたけのこを選びましょう!
おすすめは、こんなたけのこです。
- 新鮮なもの
- 小さめなもの
たけのこは、時間の経過とともに、えぐみが増します。
なので、朝にとれた新鮮なものを、なるべく早く調理するのがおすすめです。
また、大きくなったたけのこは、えぐみや、硬さが残りやすいです。
えぐみを減らしたい!という場合は、小さめのものをチョイスしましょう。
アク抜きのポイント
画像引用元:photolibrary
たけのこを選んだら、実際にアク抜きをしていきます。
以下の手順を参考にすると、おいしいたけのこが出来上がります。
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たけのこの下処理
アクの多い先端部分を斜めに切り落としたあと、アクが抜けやすいように切り込みを入れます。縦方向に、半分くらいの深さが目安です。
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茹でる
たけのこ全体がかぶるくらいの水と、米ぬか(たけのこ2、3個なら、カップ1杯程度)と鷹の爪(2本程度)を入れます。
その後、沸騰するまで強火で火にかけ、沸騰したら、弱火で1時間くらい茹でます。水が減ってきたら、随時、足しましょう。
竹串が中まで刺さるくらいに柔らかくなればOKです。一旦、火を止めます。
ここが重要ポイントです。ゆで上がったとしても、すぐに取り出してはいけません。
茹で汁にひたしたまま、自然に冷めるのを待ちましょう。
こうすることで、えぐみを吐き出すことができます。
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仕上げ
茹であがったたけのこを取り出し、水洗いします。皮と、根元のブツブツを剥いたら、出来上がりです。
保存の際は、タッパーなどの保存容器に水を張り、冷蔵庫に入れましょう。水を毎日取り替えることで、1週間程度は保存できます。
えぐみが残ったときは、どう調理する?
気をつけてアク抜きをしても、えぐみが残ってしまうときって、ありますよね。
茹でたたけのこを試食したときに、「あ、これはちょっと・・・」と感じる瞬間です(^_^;)
「せっかく作ったのに・・・でも、捨てるのはもったいないし・・・」
「今から1品作るのは間に合わないし・・・なんとか、このたけのこを使いたい」
そんなときは、ちょっと手を加えて、うまくごまかしちゃいましょう。
ピンチはチャンスです。むしろ、もっと美味しく仕上げちゃいましょう!
ここでは、えぐみが残ってしまったときのおすすめ調理法を紹介します。
油を使った料理にする
油を使った料理にすることで、たけのこのえぐみは感じにくくなります。
中華料理っぽく、ごま油で炒めたり、天ぷらにするのがおすすめです。
バターを使う
えぐみの原因「シュウ酸」は、カルシウムと結合すると、えぐみを感じにくい成分となります。
バターはカルシウムが豊富ですし、風味も付けられますので、うまくごかますときには最適です。
バター炒めにしたり、ムニエルにするのがおすすめです。
味や風味の強いものと合わせる
「強いものには、さらに強いものをぶつける」・・・といったイメージです。
たとえば・・・
- カレー粉と混ぜる
- 麻婆豆腐に入れる
- 山椒と一緒に味わう
- 細かく刻んで、ハンバーグに入れる
- かつお節をまぶす
などです。
たけのこの風味が弱くなるのはちょっと残念ですが、シャキシャキとした食感を楽しむことはできます。
えぐみで困ったときは、ぜひお試しください!
まとめ
今回は、たけのこのえぐみをとる方法と、えぐみが残ったときの調理法を紹介しました。
えぐみの少ないたけのこを選び、正しくアク抜きをすることで、かなり食べやすくなります。
また、うまくアク抜きしたつもりでも、残ってしまうときはあります。
とくに、大きなたけのこや、日にちが経っているものは、もともとえぐみが強いので大変です。
そんなときは、うまくごまかす調理法を参考にしてみてください。
たけのこは、食感や風味が素晴らしいだけでなく、からだにも良い食材です。
おいしく食べて、健康な毎日を過ごしましょう!
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