
アスパラが硬くて困ったことはありませんか?
噛み切れなかったり、喉に刺さったりしたことはありませんか?
根元が硬いアスパラって、けっこうありますよね。
私も、そんなアスパラとよく出会います。
自分だけで食べる分には、「ちょっと筋が残ってても・・・まぁいいか!」
・・・ってな具合に、少し手を抜くこともあります。
でも、家族に食べてもらうときは、柔らかくて美味しいものを出したいですよね。
とくに、お子さんや、おじいちゃん、おばあちゃんに食べてもらうときは、なおさら気をつけたいです。
今回は、アスパラを柔らかくするための方法を紹介していきます。
硬いアスパラを柔らかくして、美味しく食べましょう!
アスパラが硬い!喉に刺さる!その理由は?
アスパラの食感が悪かったり、喉に繊維が引っかかったりするのは「下ごしらえ」が不十分だからです。
アスパラは、日にちが経つと、硬くなったり、繊維が残りやすくなります。
根元を切ったり、皮をむいたり、下茹でをしたりといった工夫をしないと、食感が悪くなり、繊維も残ります。
調理の際に、しっかりと下ごしらえをすることで、アスパラを柔らかく食べることができます。
アスパラを柔らかくする方法
今回は、「茹でるとき」と「炒めるとき」の2パターンについて、
柔らかくするためのポイントを紹介していきます。
茹でるときのポイント
アスパラを柔らかくするには、茹でるのが一番です。
その際に大切なのが、「下ごしらえ」です。詳しく見ていきましょう。
下ごしらえの方法
ここでは、アスパラの下ごしらえのポイントを、4つ紹介していきます。
①根元を切る
アスパラの根元は、硬くて筋っぽくなっています。
根元から2~3cmの硬い部分は、切っちゃいましょう。
②根元の皮をむく
根元を切ったら、皮をピーラーでむいていきましょう。
下から4~5cmくらいのところを、ひとまわりむくといいです。
アスパラの中の白い部分が、少し見える程度が目安です。
皮をむくことで、食べる時に繊維が引っかかりにくくなり、口当たりがよくなります。
③根元に切り込みを入れる
アスパラの根元に、十字に切り込みを入れましょう。
こうすることで、茹でたときに火が通りやすくなります。
④はかまをとる
「はかま」とは、アスパラの茎の節目にある、三角形の部分です。
以下の画像で、赤マルをつけた部分が、はかまになります。
(赤マルをつけた箇所以外にも、たくさんありますね)
画像引用元:photolibrary
はかまを残すと、食べたときに筋っぽくなったり、苦味が残ります。
ピーラーなどで、取り除いておきましょう。
茹で方
熱湯で塩ゆでします。塩は、お湯1リットルに対して、小さじ2杯程度が目安です。
2分程度を目安に、アスパラを茹でましょう。
塩ゆでにすることで、水っぽさが減り、味が引き締まります。
炒めるときのポイント
画像引用元:photolibrary
茹でたアスパラも美味しいですが、炒めるのもいいですよね。
アスパラのベーコン炒めとか、ホント美味しいですし。
ただ、普通に炒めるだけですと、筋が残ったり、食感が悪くなることもあります。
ここでは、炒める際に、気をつけるポイントを見ていきましょう。
硬そうなものは、下茹でする
アスパラは、日にちが経つと硬くなります。
硬くなったアスパラは、炒める前に下茹でして、柔らかくしておくのが無難です。
とくに、お子さんやお年寄りの方に向けて作るときは、なおさらです。
下茹での方法は、上で紹介した下ごしらえの方法を参考にしてくださいね。
電子レンジで下茹で
下茹ですると柔らかくなりますが、アスパラの栄養や風味が逃げてしまいます。
アスパラの成分は、水溶性のものが多いため、茹でると失われやすいんです。
そこで、成分の流出を抑える方法として、電子レンジを使うのもおすすめです。
下ごしらえをした後、お皿にラップをしたり、耐熱タッパーなどに入れて、500Wのレンジで2分、チンします。
栄養成分も逃げにくく、簡単にできるので、おすすめです。
斜め切りで、火を通りやすく
アスパラを炒めるときは、斜め切りにするのがおすすめです。
火が通りやすくなり、柔らかく食べられます。
もちろん、根元の部分を切ったり、皮をむくことは忘れずに!
アスパラは立てて保管する
アスパラを保存するときは、立てて保存しましょう。
というのも、アスパラを横にしてしまうと、穂先を立ち上がらせようとして栄養を使ってしまい、鮮度が落ちやすくなるそうです。
さらに、アスパラはストレスを感じると、硬くなろうとするそうで、それが「筋っぽい食感」につながります。
アスパラを保管する際は、立てて保存し、ストレスを減らしてあげましょう。
コップなどに入れて立たせてあげるのが、簡単でおすすめです。
まとめ
今回は、アスパラを柔らかくする方法を紹介しました。
根元を切る、皮をむく、下茹でするといった、「下ごしらえ」を、しっかりとすることが大切です。
また、保管の際も、しっかり立てて、硬くなりにくくさせてあげましょう。
アスパラは栄養満点な野菜なので、家族みんなに食べてもらいたいですよね。
もし、お子さんに「アスパラって、硬くてキライ!」と言われたら・・・
今度は、柔らかくて美味しいアスパラを食べさせてあげましょう!
その時にもし、この記事を参考にしていただけたなら、とっても嬉しいです。
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