そら豆の食べ方。皮にも栄養・効能がたっぷり!

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「そら豆ってどう食べるの?皮って食べていいの?」

「そら豆には、どんな栄養・効能があるの?」

今回は、このような疑問に答えていきます。


そら豆をサヤから取り出す瞬間が、私は好きです。

大きなサヤから、ふっくらとした豆が顔を覗かせた瞬間、なんだか、宝物を見つけた気分になります。

ほんのささいなことですが、幸せな、大切にしたい瞬間です。

 

・・・さて、本題に戻りましょう。

そら豆って、どう食べていますか?

 

「たくさんもらったんだけど、どう食べたらよいやら・・・」

とくに、旬の季節だと、このような(うらやましい)悩みを抱える方もいらっしゃるはずです。

 

また、調理の方法は分かるけれど、

は食べたほうがいいのかどうか?

イマイチ分からない方も、多いはずです。

 

そこで今回は、そら豆の食べ方や、栄養・効能について、紹介していきます。

ネタバレですが、皮は・・・なるべく食べたいところです。

食べやすくする方法についても、簡単に触れています。

そら豆の食べ方。茹でても焼いてもおいしい!

 

[char no=”2″ char=”kuma”]この前、親戚から「そら豆」をたくさんもらったんだけど、どうやって食べればいいの?[/char] [char no=”1″ char=”usa”]そら豆の調理法といえば、「茹でる」か、「焼く」の2パターンが多いですね。

いずれも、カンタンにできますので、見ていきましょう。[/char]

そら豆の茹で方

その名のとおり、茹でればいいだけです。

そら豆を、お湯に入れてグツグツやれば、ハイ完成!



・・・なんて、カンタンに書いちゃいましたが、気をつけないと、茹で上がりのお豆がシワシワになったり、水っぽくなっちゃうんですよね・・・

カンタンなように見えて、じつはけっこう難しかったり。料理って、ホント奥深いですね。

 

ここでは、おすすめの茹で方を紹介します。

以下を参考にすると、おいしく茹で上がるはずです。

 

  1. ①そら豆を、サヤから取り出す

    ていねいに中身を取り出しましょう。サヤの大きさの割には、ちょっと小さい・・・けど、他の豆よりも、ふっくら大きくて、貫禄があります。

  2. ②豆の黒い部分(筋の部分)に、切れ込みを入れる

    取り出したお豆に、包丁などで切れ込みを入れます。こうすることで、茹で上がったあとに、簡単に皮を取ることができます。

  3. ③沸騰したお湯に、そら豆と塩を入れて、2分ほど茹でる

    塩は、お湯1リットルあたり、大さじ1杯強を目安に。茹でる際、フタはしなくていいです。

  4. ④茹で上がったら、ざるにとって、自然に冷ます

    冷水につけると、水っぽくなりやすいので、自然に冷ましましょう。お豆が温かいうちに、皮をとるのがおすすめです。切れ込みを入れたところに向かって軽く押してあげると、むけやすいです。

  5. ⑤おいしいそら豆の出来上がり!


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[char no=”1″ char=”usa”]ここでは、そら豆の薄皮をむいていますが、じつは、そらまめの皮には、食物繊維がたくさん含まれています

できれば、一緒に食べたいところです。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]うーん、でも、皮って固いし、食感が悪いから、あんまり食べたくないんだよなぁ・・・[/char] [char no=”1″ char=”usa”]新鮮なものや、旬のものですと、食べやすいですよ。あと、焼いてまるごと食べるのも、おすすめです。

せっかくなので、そら豆の焼き方も紹介しますね![/char]

そら豆の焼き方

そら豆を焼いて食べるのもおすすめです。香ばしくてホクホク、食べごたえがあります。

また、焼くことで、皮ごと食べやすくなりますし、茹でたときよりも水溶性の成分の損失を抑えることができます。

[char no=”1″ char=”usa”]そら豆には、ビタミンB1、B2、ビタミンCやカリウムが多く含まれますが、これらは水溶性の成分で、水に溶けやすいんです[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]じゃあ、茹でたり洗いすぎたりすると、成分が失われるってこと?[/char] [char no=”1″ char=”usa”]その通りです。もちろん、焼くことによっても成分は失われますが、茹でるよりは、損失を抑えられます。[/char]

水溶性の成分」が気になった方は、こちらが参考になります。

 

 

では、そら豆の焼き方を紹介します。カンタンにできますので、サクッと見ていきましょう。

 

  1. ①フライパンに油をひき、温める

    個人的には、ごま油が好きです。風味が出るので。

  2. ②そら豆を、サヤごと入れて、中火で焼く

    5分くらいで、サヤに焼き色がつきます。そうしたら、裏返しにして、さらに3,4分ほど焼きましょう。

  3. ③お皿に並べて、完成!

    サヤをむいて、おいしく食べましょう。塩やドレッシングなど、お好みで。豆だけでなく、さやの内側のワタの部分もおいしいです。スプーンなどですくって食べてみましょう。


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そら豆の栄養と効能

 

[char no=”2″ char=”kuma”]そういや、そら豆って、食べるといいことあるの?[/char] [char no=”1″ char=”usa”]もちろんです!たんぱく質やビタミンB1が多く、疲労回復にもってこいです

あと、皮の部分に多い食物繊維は、便通の改善効果が期待できます。

せっかくなので、そら豆の栄養と効能もチェックしていきましょう![/char]

さっそくですが、そら豆に含まれるおもな栄養成分は、以下の通りです。

 

そら豆のおもな栄養成分
  • たんぱく質
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • カリウム
  • 鉄分
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • 食物繊維

 

とくに、植物性たんぱく質やビタミンB1、B2、鉄分などのミネラルは、野菜類トップクラスです。

そら豆のおもな効能は、以下のとおりです。

疲労回復

ビタミンB1は、糖質を活動エネルギーに変える際に、手助けをします。

エネルギーを生み出しやすくなるため、疲労回復に効果的です。

また、たんぱく質は体をつくる主成分で、体力や筋力を維持するのに必要不可欠です。

高血圧・むくみの改善

カリウムは、余分な塩分の排出を促します。このため、高血圧の予防・改善に効果的です。

また、その際に、尿として余分な水分も排出されるため、むくみの改善にもおすすめです。

便秘の解消

食物繊維は、胃や腸で水分を吸収し、膨らみます。腸が刺激されることで動きが活発になり、便通の改善が期待できます。

貧血の予防・改善

そら豆は、鉄分を多く含みます。鉄分は、赤血球のヘモグロビンの原料で、酸素をからだじゅうに運んでいます。

しっかりと鉄分をとることで、からだの酸欠状態、すなわち貧血の予防・改善が期待できます。

おすすめの食べ合わせ

ニンニクやネギなどの香り成分「アリシン」を含む食材と一緒に、そら豆を料理するのがおすすめです。

なぜかというと、疲労回復効果が高まるからです。


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そら豆に多く含まれるビタミンB1には、先ほども述べたとおり疲労回復効果があります。

しかし、ビタミンB1は水溶性のビタミンです。体内に入っても、吸収されずに、排出されることも多いです。

 

そこで登場するのが、ニンニクやニラなどの香り成分、アリシンです。

アリシンは、ビタミンB1と結びつくと、アリチアミンという物質になります。

 

アリチアミンは、ビタミンB1よりも吸収率が高く、しかも体内に長時間残りやすいんです。

このため、疲労回復効果がさらに高まります。

 疲れが溜まっていたり、リフレッシュしたいときは、「そら豆&ニンニク・ネギ」の食べ合わせを試してみてはいかがでしょうか。

香りもいいですし、疲労回復メニューにおすすめです。

まとめ

今回は、そら豆の食べ方や、栄養・効能について、紹介しました。

「茹でる or 焼く」というのが、定番です。そら豆の皮が食べやすいのは「焼く」ほうですが、新鮮なそら豆なら、茹でたものでも比較的皮がやわらかいです。

皮の部分には食物繊維が豊富なので、積極的に食べていきたいですね。

その他、そら豆には、疲労回復に効果的なビタミンB1や、貧血予防におすすめの鉄分などを豊富に含みます。

栄養価の高い野菜ですので、手に入ったら、ぜひおいしく食べてくださいね!

 


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