パセリの栄養と効能&保存方法!付け合わせを食べる効果は?

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「パセリにはどんな栄養や成分が含まれているの?」

「パセリを食べると、どんないいことがあるの?」

この記事では、そんな疑問に答えていきます。


突然ですが・・・

料理に添えられているパセリ、食べてますか?



私は食べてませんでした・・・最近まで。

ちょっと、というか、かなり後悔しているんです。

 

なぜかって?それはもちろん・・・

 

栄養たくさん!効能もりだくさん!

だからです。

 

「パセリなんて、香り付けみたいなものでしょ?」

「パセリの味、ちょっと苦手だし・・・」

 

・・・そう思って、お皿に添えられたパセリを放置している方、多いハズです!

(私が、まさにこのパターンでした。。)

貴重なビタミン、ミネラルが逃げていく・・・とも知らずに。

 

これ以上、私のように後悔する方を増やさないために、

今回はパセリの栄養と効能について、紹介したいと思います。

 

お皿の上のパセリが、頼もしく見えるようになる・・・ハズです。

パセリの栄養成分

 

[char no=”1″ char=”usa”]さっそくですが、パセリに含まれるおもな栄養・成分を見ていきましょう。[/char]

 

パセリに含まれるおもな栄養・成分
  • βカロテン
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • 鉄分
  • カルシウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • 食物繊維
  • ピネン
  • アピオール

 

ずら~っと並べてしまいましたが、このなかでも、特に以下の成分が豊富です。

いずれも、可食部100gあたりの含有量が野菜類トップクラスです。

 

  • βカロテン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • 鉄分
  • カルシウム

 

ただし、これは、あくまで「可食部100gあたり」の含有量です。

パセリの場合、ちょっと見方に注意が必要なんです。

そのあたりを、簡単に説明します。

可食部100gあたりの栄養が豊富?

 

以下の表は、文部科学省ホームページ掲載の日本食品標準成分表より引用した、

可食部100gあたりのβカロテン含有量です。

※「可食部」とは、実際に食べられる部分のことをいいます。

 

◆可食部100gあたりのβカロテン含有量

野菜名 含有量(µg)
パセリ 葉 生 7400
にんじん 根 皮むき 生 6700
ほうれんそう 葉 生 4200

 

上の表のとおり、にんじんやほうれん草よりも、多くのβカロテンを含んでいます。

パセリは、βカロテンが豊富な野菜ですね。

 

・・・と、ここで締めたいところですが、これはあくまで可食部100gあたりの含有量です。

パセリは、「1食あたりに食べられる量が少ない」点に注意です。

 

たとえば、お皿に添えられたパセリ1かけらは、1グラム程度です。

一方、にんじん1本は、だいたい100g程度です。

つまり、付け合わせのパセリ100かけら分が、にんじん1本と同じ重さになります。

パセリ100かけら = にんじん1本

上の食品成分表(可食部100gあたりの含有量)は、言い換えるなら

「パセリのかけら100個」と「にんじん1本」を比較して、

パセリのほうがβカロテンが多い!という内容です。

 

「パセリ100かけら」となると、付け合せどころか、メインディッシュのお皿に、山盛りになる量です。

βカロテンなどの栄養を、食べ物から摂りたい場合は

「1回の食事で、どれだけの量を食べられるか」

に気をつけながら、見ていきましょう!

 

[char no=”2″ char=”kuma”]え?ってことは、思ったほどパセリからは栄養は摂れないってこと?[/char] [char no=”1″ char=”usa”]「パセリをメインにして栄養を摂る」のは厳しいですね。1度にたくさんは食べられないので。

ただし、1gあたりのビタミン・ミネラル量などが、野菜類トップクラスなのは間違いありません。[/char]

たとえば、同じ重さで比べるなら、パセリは・・・

  • 鉄分は、ほうれん草の3.75
  • βカロテンは、西洋かぼちゃの2.8
  • ビタミンCは、青ピーマンの1.57

もの量を含んでいます。

[char no=”1″ char=”usa”]パセリが付け合わせで出てきたら、しっかり食べて、栄養をいただきましょう![/char]

 

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パセリの効能

 

[char no=”2″ char=”kuma”]パセリを食べると、どんないいことがあるの?[/char] [char no=”1″ char=”usa”]これから詳しく見ていきましょう。とくに、抗酸化ビタミンや、香り成分の効能は注目です。[/char]

 

生活習慣病予防

パセリには、抗酸化ビタミン(ビタミンA、C、E)が豊富に含まれており、細胞の酸化を防いでくれます。

ドロドロ血液の原因となる過酸化脂質が抑制されるため、動脈硬化や脳梗塞などといった生活習慣病予防に効果的です。

免疫力の向上

パセリに多く含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAには、粘膜を健康に保つはたらきがあります。

のどや鼻の粘膜に付着した細菌やウイルスを撃退しやすくなるため、免疫力が高まります。

殺菌・口臭予防

パセリの独特の香りは、ピネンアピオールなどの香り成分に由来します。

これらの成分には殺菌作用があり、食中毒の予防などに効果的です。

また、口の中の雑菌の繁殖を抑え、口臭を予防するはたらきもあります。

 

[char no=”2″ char=”kuma”]お料理の最後にパセリを食べると、お口のエチケットによさそうだね。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]そうですね。においの強いお肉などを食べたときは、特におすすめですね。

ほかにも、お弁当にパセリを添えると、殺菌作用のおかげで、食材が傷みにくくなるのでおすすめです。[/char]

貧血予防

貧血は、赤血球のヘモグロビンが少なくなり、体中の酸素が不足することで起こります。

パセリには、ヘモグロビンの原料となる鉄分が豊富に含まれています。

[char no=”1″ char=”usa”]野菜など、植物から摂れる鉄分を「非ヘム鉄」といいます。

非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂ると、吸収率が高まります。[/char]

高血圧・むくみの改善

パセリには、カリウムが豊富に含まれています。

カリウムは、余分なナトリウム(塩分)の排出を促すはたらきがあります。

このため、塩分の取りすぎによる高血圧の予防・改善に効果的です。

 

また、ナトリウムを排出する際は、尿として余分な水分も排出します。

このため、むくみの改善にも効果的です。

パセリの保存方法は?

 

[char no=”2″ char=”kuma”]パセリって、1度に全部消費できないから、余った分をしっかり保存する必要があるよね。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]そうですよね。保存のやり方によっては、鮮度が一気に落ちてしまうので、気をつけなくてはいけません。

ここからは、パセリの保存方法について、いくつか紹介していきます。[/char]

冷蔵庫で保存する

パセリは、常温よりも、冷蔵庫で保存したほうが長持ちします。

乾燥に弱いので、ポリ袋などに入れて、野菜室で保存しましょう。

生花のように、根元を水につけてあげると、さらに長持ちします。

冷蔵保存の場合は、1週間程度が保存期間の目安です。

冷凍保存で、お手軽みじん切り状態に。

パセリを冷凍保存するのもおすすめです。

きれいに洗い、水気を取ったパセリの葉を、密閉袋などに入れて冷凍保存します。

水気をしっかり取って下さい。キッチンペーパーなどを使うといいです。

凍ったら、袋ごと揉みましょう。すると、みじん切りをしたのと同じような状態になります。

使いたいときに、サッとまぶせばOKです。

包丁を使う手間が省けるので、おすすめです。

冷凍保存の場合は、1~2ヶ月程度が、保存の目安です。

まとめ

今回は、パセリの栄養と効能を中心に紹介しました。

 

ビタミン、ミネラルの含有量が、軒並み野菜類トップクラスで、調べていてビックリしました。

1回の食事で食べられる「量」は少ないですが、「質」はピカイチです。

 

以前は私も食べずに放置していましたが、最近は、すっかり改心して、しっかり食べています。

パセリを残しているそこのアナタ!

ぜひ、今度は食べてみてくださいね。

(どうしても苦手な方は、無理して食べないようにしてくださいね。)

 


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