シソが花粉症に効くことをご存知でしょうか?じつは、シソに含まれる成分が、アレルギー反応を抑えるはたらきをしてくれるんです。

また、花粉症だけではなく、さまざまな健康効果が期待できます。もちろん、あの独特の香りにも、意外な効果が・・・

今回は、シソが花粉症に効く理由や、その他のシソの効能や栄養成分などを中心に、ご紹介します!

 

スポンサーリンク

 

花粉症の原因って?

そもそも、花粉症って、どうして起こるのでしょうか?知ってるようで、知らない方も多いと思います。

花粉症対策をするうえで、ぜひ知っておいたほうがよいので、ここでは簡単に説明していきます!

免疫機能の過剰な反応

花粉症はアレルギー反応の一種です。アレルギー反応とは、ウイルスなどの異物から体を守ろうとする免疫反応です。

ところが、免疫機能に狂いが生じると、本来は悪さをしない花粉を「異物」と認識し、抗体をつくってしまいます。

sugi_kafun

この抗体が一定量を超えると、ヒスタミンなどといった、アレルギー症状を起こす物質が放出され、鼻水などのアレルギー症状が出てしまいます。

からだを守ろうとする動きが、過剰になってしまった状態」、これが、花粉症のおもな原因です。

活性酸素が免疫力低下・炎症の悪化を招く

アレルギー反応により炎症がおこると、体内で活性酸素の量が増えてしまいます。

活性酸素は、本来は細菌やウイルスから体を守るはたらきをしているのですが、量が増えすぎると、細胞をサビさせてしまうんです。

金属がサビてしまうと、使い物にならなくなるのと同じで、細胞もサビてしまうと、からだに悪影響を与えてしまいます。

たとえば、お肌の老化や、高血圧、動脈硬化、疲労などがあげられますが、とくに花粉症との関係で重要なのが、免疫力の低下です。

さきほども少し触れましたが、花粉症は免疫機能の不調によって、引き起こされます。

活性酸素の増加は、免疫力を低下させ、花粉症を引き起こしたり、悪化させてしまうんですね。

さらに、活性酸素はアレルギー反応による炎症を悪化・長期化させてしまいます。

花粉症の症状を緩和するためには、活性酸素の量を減らすことが大切です。

シソが花粉症に効く理由

では、なぜシソが花粉症に効くのでしょうか?

ここでは、シソが花粉症に有効な理由について、シソに含まれる成分を紹介しながら説明していきます。

ルテオリン

ルテオリンは、フラボノイドの一種です。フラボノイドとは、植物に含まれる色素成分のひとつです。

シソに含まれるルテオリンは、花粉症などのアレルギー反応を緩和するのに効果的です。具体的には、以下のような効能があります。

免疫機能の過剰反応をなだめる

数あるフラボノイドのなかでも、ルテオリンは花粉症などのアレルギー反応を抑制するはたらきが強いんです。

先ほども触れましたが、アレルギー反応の原因は、花粉などを「異物」と認識した際、これを排除するために免疫機能が過剰に反応する点にあるんでしたね。

ルテオリンには、「異物」を排除するために分泌される物質の産生量を抑えるはたらきがあります。

結果として、アレルギー反応を引き起こす物質の量が減少するため、花粉症の症状の緩和が期待できるんです。

強い抗酸化作用

また、ルテオリンには、過剰に増えた活性酸素を取り除く作用(抗酸化作用)があります。しかも、強力です。

細胞の酸化や、炎症の悪化の原因となる活性酸素が除去され、免疫力を高めることができるのです。

免疫力が高まり、免疫機能が正常な状態に戻ると、アレルギー反応の抑制、花粉症の症状の沈静化が期待できます。

ロズマリン酸

ロズマリン酸は、ローズマリー酸とも呼ばれており、シソ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種です。

なお、ポリフェノールとは植物に含まれる、色素・苦味・渋みなどの成分のことをいいます。

ヒスタミンやロイコトリエンなどといった、アレルギー反応を引き起こす原因物質の生成を抑制するはたらきがあります。

また、ルテオリンと同じく、強い抗酸化作用をもっています。

活性酸素を除去することで、炎症の抑制や免疫力の向上効果などが期待できます。

 

スポンサーリンク

 

抗酸化ビタミン

抗酸化ビタミンとは、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンEなどといった、抗酸化作用をもつビタミンのことをいいます。

シソには、これらの抗酸化ビタミンが豊富に含まれているんです。とくにβカロテンに関しては野菜類トップクラスです。

文部科学省ホームページで公開されている日本食品標準成分表によれば、可食部100gあたりのβカロテン含有量が、野菜類で2番目に多いんです。

βカロテンの多い野菜ランキングTOP10

抗酸化作用が花粉症に有効な点については、先ほどの説明のとおりです。

抗酸化ビタミンを豊富に含むシソは、とくに高い効果が期待できます。

その他、シソの栄養と効能

シソには、花粉症だけでなく、さまざまな健康効果が期待できます。

ここでは、花粉症以外の、シソの効能と栄養成分についてご紹介します。

殺菌作用

シソに含まれるペリルアルデヒドというポリフェノールには、強い殺菌・防腐作用があります。

お刺身などで、よくシソが添えられていますよね。見た目や風味をよくする意図もありますが、一番の理由は「殺菌」のためなんですね。

食欲・消化促進

シソといえば、独特の香りですよね。あの、ツンとした、スーッとした香りです。

シソにはいくつかの香り成分が含まれていますが、この香りが私たちのからだに良い効果を与えてくれます。

たとえば、先ほど紹介した、殺菌作用のあるペリルアルデヒド。じつはシソの香り成分のひとつなんです。

においを嗅ぐことで、嗅覚が刺激され、唾液や胃液の分泌が促進されます。

このため、食欲の増進、食べ物の消化・吸収促進といった効果が期待できます。

生活習慣病予防

シソにはたくさんの抗酸化ビタミンが含まれていることは、先述のとおりです。

動脈硬化や高血圧、肥満などといった生活習慣病は、活性酸素の増加が原因のひとつと言われています。

抗酸化ビタミンを摂り、活性酸素を除去することは、生活習慣病を予防・改善することにつながります。

アンチエイジング

活性酸素が細胞をサビさせると、当然、細胞はダメージを受けます。

とくに、お肌の場合ですと、シワやたるみが増えたり、シミの原因となるメラニン色素を増やしてしまいます。

抗酸化ビタミンを多く含むシソを食べることで、過剰な活性酸素を除去することができ、結果としてアンチエイジング効果が期待できます。

リラックス効果

シソの香り成分のペリルアルデヒドリモネンには、気持ちを落ち着かせる効果があります。

ストレスや不安などを感じたときは、シソの香りでリラックスしましょう。

シソの食べ方

これまでご紹介させていただいたとおり、シソは花粉症の予防・改善効果をはじめ、さまざまな効能があります。

ぜひとも食べたいシソですが、どのように食べるのがよいのでしょうか?

・・・といっても、おいしく食べるのが一番だと思いますので、「こうしなきゃダメ」ってのは、基本的にありません。

個人的におすすめなのは、シソを細かく刻んで、料理に混ぜる方法です。

手軽にできますし、いちどにたくさんのシソを食べることができます。

シソを刻んだものを、ご飯に混ぜたり、サラダや和え物に加えたりするだけで、風味も加わり、品の良い味わいになります。

また、蕎麦やそうめんなどの薬味として使うのもおすすめです。

なお、シソを刻む際は、出来るだけ細かく刻むと、シソの香り成分が出やすくなります。なるべく、たくさん刻みましょう。

まとめ

今回は、シソが花粉症に効く理由と、シソの栄養・効能についてご紹介しました。

シソに含まれるポリフェノールが、アレルギー反応の抑制や、活性酸素の除去といったはたらきをしてくれます。

また、独特の香り成分には、殺菌作用やリラックス効果などがあります。

普段の料理に取り入れることで、花粉症対策など、さまざまな健康効果が期待できます。

おいしく食べて、花粉症シーズンを乗り切っていきましょう!

 

花粉症対策には、↓こちらの記事もおすすめです。 花粉症に効く食べ物

 

 

スポンサーリンク