海藻類は、食物繊維が豊富に含まれる食材です。そのうえ、カロリーも低いので、ダイエット中の食べ物に最適です。

食物繊維だけでなく、ビタミンやミネラルなども豊富に含んでおり、わたしたちのからだにやさしい食材といえます。

今回は、とくに「食物繊維」に着目し、食物繊維を多く含む海藻類をランキング形式でご紹介していきます。

おなじみの海藻や、聞き慣れない海藻など、さまざまな海藻がランクインしています。

献立などに、ぜひお役立てください!

 

ランキング集計基準について

  • 今回は、食物繊維含有量の多い藻類を、上位20品目まで紹介しています。
  • ランキングは、可食部100gあたりの食物繊維総量(g)を基準に作成しています。
  • ランキング作成にあたり、以下の文部科学省ホームページの資料を参考にしています。
    日本食品標準成分表

 

それでは、ランキングスタートです!

 

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20位から11位まで

まずは前半戦、20位から11位までのランキングを、いっきに見ていきましょう。

 

順位 食品名 量(g)
20 乾燥わかめ 素干し 32.7
19 ほそめこんぶ 素干し 32.9
18 がごめこんぶ 素干し 34.2
17 みついしこんぶ 素干し 34.8
16 あおのり 素干し 35.2
15 わかめ カットわかめ 35.6
14 あまのり 焼きのり 36.0
13 いわのり 素干し 36.4
12 ながこんぶ 素干し 36.8
11 刻み昆布 39.1

 

以上が、20位から11位までのランキングです。

「こんぶ」、「わかめ」、「のり」の3種が、ほぼランキングを占めていますね。

【PICK UP!】昆布の種類

20位から11位までのランキングのなかには、たくさんの昆布がランクインしています。

じつは、国内でとれる昆布の9割以上は、北海道でとれているんです。

ここでは、それぞれの昆布について、簡単にご紹介していきたいと思います。

ほそめこんぶ

19位にランクインしたほそめこんぶ(細目昆布)は、北海道の日本海沿岸でとれる昆布です。

粘り気が強く、とろろ昆布や、納豆昆布、刻み昆布などの加工品に使われています。

がごめこんぶ

18位にランクインしたがごめこんぶは、函館や室蘭の沿岸でとれる昆布です。表面に網目のようなデコボコがあります。

粘り気の強い昆布で、とろろ昆布やおぼろ昆布、松前漬けなどに使われています。

みついしこんぶ

17位にランクインしたみついしこんぶ(三石昆布)は、日高地方でとれる昆布です。日高昆布とも呼ばれています。

柔らかくて煮えやすく、味もよいのが特徴で、お正月の昆布巻や佃煮昆布、出し昆布などに使われます。

ながこんぶ

12位にランクインしたながこんぶ(長昆布)は、釧路・根室地方の沿岸でとれる昆布です。

細長い昆布で、なんと20メートルもの長さに達するものもあります。生産量が最も多く、昆布巻きや佃煮昆布、おでんなどに使われています。

 

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10位から1位まで

それではランキング後半戦、1位までをいっきに見ていきましょう。

 

順位 食品名 量(g)
10 かわのり 素干し 41.7
9 ふのり 素干し 43.1
8 ひとえぐさ 素干し 44.2
7 てんぐさ 素干し 47.3
6 あらめ 蒸し干し 48.0
4 ひじき ほしひじき ステンレス釜 乾 51.8
4 ひじき ほしひじき 鉄釜 乾 51.8
3 えごのり 素干し 53.3
2 てんぐさ 角寒天 74.1
1 てんぐさ 粉寒天 79.0

 

海苔のランクインが多いですね。そして、1位に輝いたてんぐさの加工品も、多くランクインしています。

【PICK UP!】海苔の種類

今回のランキングには、たくさんの種類の海苔が上位にランクインしています。

ここでは、ランクインした海苔について、簡単にご紹介していきます。

かわのり

10位にランクインしたかわのり(川海苔)は、河川などに生息する淡水性の海藻です。食用とされていますが、生息数が少なく、絶滅危惧種に指定されています。

ふのり

9位にランクインしたふのりは、フノリ科フノリ属の海藻です。日本では、太平洋側を中心に、広く分布している海藻です。

お味噌汁の具や、お刺身の「つま」など、食用としてもおなじみですが、織物や絵の具などの糊剤や、染め物や絵画のマスキングなどにも使われています。

ひとえぐさ

8位にランクインしたひとえぐさは、本州の太平洋側から九州・沖縄にかけて生息している海藻です。

お好み焼きやたこ焼きでおなじみの「青のり」や「あおさ」は、じつはこの「ひとえぐさ」なんです。

その他にも、海苔の佃煮やふりかけなど、さまざまな食品に使われています。

えごのり

3位にランクインしたえごのりは、日本海沿岸に広く分布している、イギス科エゴノリ属の紅藻類です。

えごのりを煮溶かして固めた料理が、日本各地で郷土料理として親しまれています。

  • 新潟・長野の「えご」・「いご」
  • 京都の「うご」
  • 福岡の「おきゅうと」

などが有名です。

てんぐさって?

1位にランクインしたてんぐさは、寒天などの原料としておなじみです。でも、じつは「てんぐさ」という名前の海藻は存在しないんです。

てんぐさとは、紅藻類テングサ科に属する海藻の総称なんです。なお、テングサ科に属する海藻には、マクサやヒラクサなどがあります。

これらは、ところてんや寒天の原料として利用されるほか、菌類や細菌類を培養するときに使う培地にも使われています。

食物繊維のはたらき

食物繊維には、大きく分けて以下2つの種類があります。それぞれについて、簡単にご紹介していきます。

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維とは、その名の通り、水に溶けない食物繊維のことです。胃や腸で水分を含んで膨らむことで、便のかさを増やしたり、腸の動きを活発にさせます。

また、大腸がんの予防や、有害物質の排出などといった役割も担っています。

代表的なものに、穀類や豆類などに含まれるセルロースや、ごぼうなどに含まれるイヌリンなどがあります。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維です。便秘の予防・解消効果に加えて、血中コレステロールの低下作用や、血糖値の急上昇を抑制する働きが期待できます。

代表的なものに、こんぶやわかめなど、海藻類に含まれるアルギン酸や、こんにゃくに含まれるグルコマンナンなどがあります。

まとめ

以上、食物繊維の多い海藻類ランキングでした。わかめ、昆布、海苔を中心に、さまざなま藻類がランクインしていましたね。

食物繊維は、便通の改善や美容・ダイエットなどに効果的な成分です。海藻類を食べて、キレイに、健康的に過ごしていきましょう!

 


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