キムチといえば、ピリッと辛くて旨味があり、ご飯のお供や鍋料理に最適な食べ物・・・というイメージが、私にはあります。

キムチをいちどつまむと、ついつい止まらなくなり、気づけばかなりの量を平らげていた・・・なんてこともあります。

美味しいだけではなく、からだを温めるカプサイシンも豊富ですので、寒い季節にはうってつけです。

さて、そんな魅力あふれるキムチですが、じつは花粉症にも効果的ということをご存知でしょうか?

春が近づくにつれ、気をつけなければならないのが「花粉症」です。

今回は、マルチな活躍が期待できるスーパーフード「キムチ」について、栄養と効能を中心にご紹介していきます。

 

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キムチの歴史

キムチは、もっとも有名な韓国料理といってよいでしょう。7世紀頃から、韓国でつくられはじめたそうです。とはいえ、この頃のキムチは、野菜を塩漬けするだけのものでした。

16世紀頃に唐辛子が伝来すると、しだいにキムチに使われるようになり、18世紀の書物には、唐辛子入りのキムチが紹介されていたそうです。

日本では、キムチの存在は知られていたものの、独特の風味や香りが合わず、マイナーフードとしての地位は、長らく変わりませんでした。

ところが、近年の激辛ブームや、キムチ関連商品の人気に後押しされ、一気に人気爆発。いまでは、スーパーなどには必ず置いてある、メジャーフードとしての地位を確立しています。

また、キムチチャーハンやキムチ鍋など、キムチを使った料理も、すっかり一般的になりました。

キムチの栄養と効能

キムチは、野菜などを漬け込んで発酵・熟成させた食品です。発酵の過程で、多くの乳酸菌やビタミン類がつくられます。

これらの成分が、わたしたちの健康によいはたらきをしてくれています。

ここでは、キムチに含まれる栄養成分と効能について、ご紹介します。

乳酸菌

キムチには、とても多くの乳酸菌が含まれています。なんと、1グラムあたり数億個もの乳酸菌が含まれていると言われており、これは、味噌やぬか漬けなどをしのぐ量です。

キムチに含まれる乳酸菌は、わたしたちのからだに悪影響を与える悪玉菌の増殖を抑え、よい影響を与える善玉菌を増やします。

これらの乳酸菌の活躍によって、以下のような健康効果が期待できます。

免疫力の向上

わたしたちのからだを細菌やウイルスなどから守ってくれる免疫細胞は、なんと約6割が腸内に存在するといわれています。

乳酸菌によって腸内環境が整うことで、免疫細胞が活性化し、からだの免疫力が高まります。

リラックス効果

キムチに含まれる乳酸菌は、ギャバ(GABA)と呼ばれるアミノ酸をつくります。ギャバは脳にはたらきかけることで、神経の興奮を抑えるはたらきをしています。

ドーパミンなどといった神経伝達物質の分泌を抑えることで、リラックス効果や抗ストレス効果などが期待できるといわれています。

便通の改善

キムチに含まれる乳酸菌は、生きたまま腸に届きやすい植物性乳酸菌です。

植物性乳酸菌は、腸内で乳酸を放出し、腸内を弱酸性の状態にキープします。腸内が酸性の状態になると、腸が刺激されて動きが活発になり、排便が促進されます。

また、キムチには白菜などといった、食物繊維たっぷりの野菜が使われています。このことも、便通改善効果を高める要因となっています。

 

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ビタミン

キムチには、ビタミンB群とビタミンCが多く含まれています。とくに発酵の過程で、ビタミンB群の量が増えます。

キムチにはニンニクも含まれていますが、ニンニクに含まれるアリシンという成分は、ビタミンB1の吸収を高めてくれます。このため、疲労回復に効果的です。

また、ビタミンCには、コラーゲンの生成に関与してハリのあるお肌をキープしたり、免疫力を高める効果などがあります。

カプサイシン

カプサイシンとは、唐辛子に含まれる辛味成分のことです。最近ですと、激辛グッズや食品などに広く使われていますので、名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。

カプサイシンには、以下のような効能があります。

  • 脂肪の燃焼を促進
  • 血行促進
  • 血糖値を低下させる
  • 新陳代謝の促進

脂肪の燃焼や新陳代謝を促進するので、ダイエット・美容によいといわれています。また、血行がよくなることで体が温まりますので、冷えなどの改善にも効果的です。

キムチの乳酸菌が花粉症に効く

花粉症の原因のひとつに、免疫力の低下があります。

栄養不足やストレスなどといった要因で免疫力が低下してしまうと、免疫細胞が正常なはたらきをしなくなります。

たとえば、花粉が体内に侵入したときに、有害物と認識してしまい、過剰な防衛行動をとる、といったようにです。

免疫力を高め、免疫細胞の正常なはたらきを維持することが、花粉症の予防にもつながっていくのです。

さて、免疫力ときいてピンときた方もいらっしゃると思います。そう、キムチの乳酸菌です。

腸内環境を整えることで、免疫細胞を活性化させるはたらきがあることをご紹介しましたが、これは花粉症予防にも効果的といわれています。

まとめ

今回は、キムチの栄養と効能を中心にご紹介しました。美味しいだけでなく、さまざまな健康効果が期待できます。

とくに、乳酸菌のパワーがすごいですね。腸内環境を整えることで、免疫力の向上や花粉症予防など、からだによい効果が期待できます。

また、カプサイシンの効果で体が温まるので、寒い季節にもいいですよね。キムチ鍋なんて最高です!

寒い冬、そして、花粉が舞う春といった、これからの季節にもってこいのキムチを、ぜひ堪能してみてください。

 

花粉症対策には、↓こちらの記事もおすすめです。 花粉症に効く食べ物

 

 

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