セレンの多い魚ランキングTOP10

ofuro-do_food-0095-1jpg

 

スポンサーリンク

 

セレンは、魚介類や藻類、卵などに多く含まれる成分です。

抗酸化作用があり、生活習慣病やがん予防、アンチエイジング効果があるといわれています。

今回は、魚のなかでも、セレンを多く含むものをランキング形式でご紹介したいと思います。

 

ランキング集計基準について

  • 今回のランキング対象は、「魚類」のみになります。
  • 加工品(干物、佃煮など)や、魚卵(イクラなど)、内臓(肝など)は、除外しています。
  • 記事中の表の数値は、可食部100gあたりのセレン含有量(µg)になります。
  • 部位や加工方法が異なる関係で、食品名が複数ある魚については、セレン量が多い食品名のみをランキングの基準値としています。
  • 数値に関しては、以下、文部科学省ホームページの食品標準成分表を参考にしています。
    日本食品標準成分表

 

10位

10位は、「まかじき」です。

カジキ類のなかでも高級な魚で、美味とされています。

一般に流通することは少なく、料亭などで使われています。

セレンやビタミンDが豊富です。

 

まかじき 生   55

 

 

9位

9位は、「ぶり」です。

a01_025

出世魚としても有名ですね。ハマチが成長すると、最終的にブリと呼ばれるようになります。

たんぱく質や鉄分、ビタミンB2、ビタミンDなど、豊富な栄養が含まれています。

ブリの効能と栄養について

ぶり 成魚 生 57

 

 

8位

8位は、「めかじき」です。

カジキ類のなかでは、もっとも流通しています。

切り身などが、よくスーパーで売られていますね。

たんぱく質やDHA、ビタミンDが豊富で、脂肪は少なめです。

 

めかじき 生 59

 

 

7位

7位は、「まさば」です。

4629025

代表的なサバ類のひとつです。

ごまさばに比べると、脂質が多く、旨味があると言われています。

ビタミンB2やB6、ビタミンD、EPA・DHAが豊富です。

 

まさば 生 70
まさば 水煮 66

 

 

6位

6位は、「びんなが」です。

3235629

ビンナガマグロ、ビンチョウマグロとも呼ばれます。

マグロのなかでは小さく、比較的安価で流通しています。

ツナなどの加工品としても、よく使われています。

たんぱく質、セレン、ナイアシンを多く含みます。

 

びんなが 生 71

 

 

スポンサーリンク

 

5位

5位は、「きはだ」です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キハダマグロとも呼ばれています。西日本で見かけることが多いマグロです。

漁獲量の多いマグロで、ツナ缶の原料としても用いられています。

セレン、ビタミンB12が豊富です。

 

きはだ 生 74

 

 

4位

4位は、「あまだい」です。

タイという名がついていますが、分類上はスズキの仲間です。

グジと呼ばれることもあり、高級魚として懐石料理などで使われています。

たんぱく質、セレン、ビタミンB12が豊富です。

 

あまだい 生 75

 

 

3位

3位は、「まあじ」です。

3457253

一般的に「アジ」といえば、このマアジを指します。

旨味成分たっぷりで、美味です。

カルシウムやカリウム、セレンやナイアシンが豊富です。

アジの栄養と効能

 

まあじ 皮つき、焼き 78

 

 

2位

2位は「かつお」です。

3211120

栄養満点な魚で、セレンのほかにも、タウリンやナイアシンが多いです。

また、血合いの部分には鉄分が多く、貧血予防にも効果的な魚といえるでしょう。

 

かつお 秋獲り 生 100

 

 

1位

1位には、同じ含有量のものが2つありましたので、順にご紹介していきます。

 

1つ目は、「くろまぐろ」です。

本マグロと呼ばれることもあります。

マグロ類のなかでも、もっとも大きく育ちます。

脂質が多く、DHA・EPAが豊富です。

また、セレン以外だと、カルシウムや鉄分が多く含まれています。

 

くろまぐろ 赤身 生 110

 

 

2つ目は、「まがれい」です。

a01_043

カレイは種類の多い魚で、日本で獲れるものだけでも40種類以上はあると言われています。

そんな数あるカレイのなかでもポピュラーなのが、まがれいです。

セレン以外にも、カルシウムやたんぱく質、ビタミンB2などが豊富です。

また、脂質が少なくコラーゲンが豊富なため、美容・ダイエットにも効果的です。

カレイの栄養と効能。コラーゲンもたっぷり

 

まがれい 生 110

 

 

参考:すべての魚介類を含めたTOP10

今まで、魚類などに絞ったランキングをご紹介してきましたが、

ご参考までに、すべての魚介類を含めたTOP10を

これよりご紹介していきます。

 

可食部100gあたりのセレン含有量(µg)

(かつお類) 加工品 かつお節  320
あんこう きも 生 200
すけとうだら たらこ 生 130
まがれい 生 110
くろまぐろ 赤身 生 110
かつお 秋獲り 生 100
ずわいがに 生 97
まあじ 皮つき、焼き 78
あまだい 生 75
きはだ 生 74

 

肝や魚卵、加工品などが上位にランクインしていますね。

 

セレンの効能

セレンはミネラルの一種で別名「セレニウム」ともいいます。

魚介類をはじめ、藻類、肉類、卵などに含まれています。

以下、代表的な効能です。

抗酸化作用

セレンには抗酸化作用があり、活性酸素を分解してくれます。

がん予防や生活習慣病予防、アンチエイジングなどに効果が期待できるといわれています。

gahag-0108370222-1

甲状腺ホルモンの正常化

甲状腺ホルモンは、基礎代謝を正常に保つのに必要なホルモンです。

セレンは、甲状腺ホルモンの代謝に関わる酵素の成分として働いています。

まとめ

以上、セレンの多い魚ランキングTOP10でした。

日本人でセレンが不足するケースは少ないそうですが、バランスのよい食事を心がけることは大切です。

しっかり食べて、健康的に毎日を過ごしていきましょう!

 

魚に含まれるEPA・DHAは、サプリメントでも補給できます。

EPA・DHAたっぷりのさかな暮らしがおすすめです♪

販売サイトはこちらです↓

さかな暮らし

 


ほかの成分が気になる方は、こちらもおすすめです。

野菜の栄養成分ランキングTOP10 記事まとめ

魚の栄養成分ランキングTOP10 記事まとめ

海藻の栄養成分ランキング記事まとめ


 

スポンサーリンク