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寒い季節になると、食べたくなるのがキンキです。鮮やかな赤色と大きな目玉が特徴的です。

そして、煮付けなどにしたときの、油がのった、濃厚な、旨味のある味わい・・・想像しただけでお腹が減ってきます。それくらい、個人的には大好きなお魚です。お値段が高いので、頻繁には食べられないのが、ちょっと残念ですが・・・。

ちなみに、私は「キンキ」と呼んでいますが、正式名称は「キチジ」というそうですね。このあたりも、地域によって呼び方が異なるそうです。面白いですね。

さて、今回は、そんなキンキについて、栄養と効能を中心にご紹介していきたいと思います。美味しいだけではなく、からだによいたくさんの成分を含んでいます。

それでは、さっそくスタートです!

 

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キンキの栄養

これより、キンキの栄養・成分についてご紹介していきます。

ビタミンB群

キンキには、ビタミンB群が豊富に含まれています。体の成長や皮膚・髪などの再生に必要なビタミンB2や、正常な赤血球をつくる際に必要なビタミンB6、貧血予防に欠かせないビタミンB12など、健康維持に不可欠な成分が豊富です。

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ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムと相性のよいビタミンです。カルシウムの吸収を高めたり、カルシウムの骨への沈着をサポートします。

ビタミンE

ビタミンEには、強い抗酸化作用があり、体内で過剰に発生した活性酸素を除去してくれます。老化防止などの美容効果が期待できます。

また、毛細血管を拡張して血流をよくする効果もあります。肩こりや腰痛、冷え性などの改善効果が期待できます。

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油が多い魚

キンキは、とっても油がのっています。魚介類のなかではトップクラスです。

油と聞くと、太る原因だとか、体によくないイメージが頭をよぎりますが、キンキに含まれる油は、生活習慣病予防効果が期待できる不飽和脂肪酸の比率が高いです。

後述のオレイン酸やEPA・DHAなどはその代表ですね。もちろん、食べ過ぎには要注意ですが、比較的安心して食べられるでしょう。

オレイン酸

キンキの油に含まれるオレイン酸には、血中の悪玉コレステロールを減少させる効果があります。動脈硬化や高血圧予防などの効果が期待できます。

EPA・DHA

EPA・DHAには、血液をサラサラにしたり、中性脂肪を減少させるはたらきがあります。また、DHAは脳を活性化させると言われており、子どもの脳の発達や、認知症予防などに効果的と言われています。

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キンキの効能

キンキの代表的な効能についてご紹介していきます。ビタミン類や、不飽和脂肪酸などに由来する効能が期待できます。

じょうぶな骨をつくる

キンキに含まれるビタミンDには、カルシウムの吸収率を高めたり、カルシウムの骨への沈着を促進するはたらきがあります。

カルシウムは、単体だと、あまり吸収率がよくないので、キンキなど、ビタミンDが豊富な食材と組み合わせることで、存分に効能を発揮できます。

骨の成長や、骨粗しょう症予防などに効果的です。

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血液をサラサラにする

キンキに含まれるEPA・DHAには、血液をサラサラにする効果があります。このため、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞などの予防効果が期待できます。

血中コレステロール値の減少

キンキに含まれるオレイン酸には、血中の悪玉コレステロールを除去し、血中コレステロール値を減少させるはたらきがあります。

中性脂肪の減少

EPA・DHAには、中性脂肪の代謝・分解を促進したり、中性脂肪の合成を抑制するはたらきがあります。このため、体内の中性脂肪の減少が期待できます。また、高脂血症などの予防にも効果が期待できます。

老化防止

キンキに含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があります。老化の原因となる、細胞の酸化を抑えるはたらきがあるため、シワやたるみなど、老化防止効果が期待できます。

キンキってどんな魚?

キンキ(キチジ)は、北海道の南部から駿河湾あたりまでの太平洋側で獲れる魚です。昔はたくさん獲れていたそうで、かまぼこや肥料にされるなど、身近な魚として愛されていたそうです。

その後、乱獲や、漁師不足、燃料価格の高騰などいった理由で漁獲量が減少し、今では高級魚として扱われています。

キチジの名前の由来

キンキの正式名称、キチジは、漢字だと「吉次」または「喜知次」と書きます。キンキの体色が、縁起のよい色とされる朱赤色であることから、キチジの名がついたという説があります。今でも、縁起物として食べられていますね。

キンキの呼び方いろいろ

キンキは、正式名称の「キチジ」をはじめ、地域によって呼び方が異なるそうです。私は「キンキ」と呼んでいますが、メンメ、キンキン、メイセン、アカジなどといった呼び方もあるそうです。

みなさんの地域では、どう呼んでいますか?

まとめ

今回は、キンキについて、栄養と効能を中心にご紹介しました。とにかく、油がのっていて美味です。しかも不飽和脂肪酸の比率が高いので、比較的安心して食べられます。その他にも、各種ビタミンや、たんぱく質も豊富です。

また、地域によって呼び名が違ったり、昔はたくさん漁獲されていたりと、じつは色々な背景(?)のある、興味深いお魚です。

お値段が高めなので、頻繁には食べられないかもしれませんが、お祝いの席などで食べる機会があれば、存分にキンキを味わい、幸せな気分になりましょう!

 

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