ブリの効能と栄養について

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冬といえば、ブリが旬の季節です。数あるお魚のなかでも、油がのったブリは、濃厚で旨味があり、とても人気です。私はブリの刺身が大好きで、これだけでご飯がかなり進みます。

また、ブリは出世魚としても知られていますよね。ハマチとかワラサとか、名前を聞いたことがある方は多いと思います。

さて、そんなブリですが、どのような栄養・効能が秘められているのでしょうか?今回は、冬の味覚、ブリについて、栄養と効能を中心にご紹介していきたいと思います。

ブリの栄養

さっそくですが、ブリに含まれる栄養・成分について、ご紹介していきます。

良質なたんぱく質

たんぱく質は、筋肉や髪の毛、内臓など、わたしたちのからだをつくる原料となる成分です。ブリなどの魚介類のたんぱく質は、体内で効率よく吸収される、良質なものになっています。

ビタミンB12

ビタミンB12は、正常な赤血球をつくるのに必要なビタミンです。ヘモグロビンの合成や、神経細胞内の核酸、たんぱく質などの合成などに関与しています。貧血予防などに効果的なビタミンです。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムと相性のよいビタミンです。カルシウムの吸収を高めたり、骨への沈着を促進したりといったはたらきをします。じょうぶな骨づくりには欠かせないビタミンです。

ビタミンE

ビタミンEは、強い抗酸化作用をもっています。老化や動脈硬化などの原因となる、細胞の酸化を防ぐはたらきをもっており、アンチエイジングや生活習慣病の予防などに効果的です。

タウリン

栄養ドリンクなどでよく耳にするタウリンは、ブリなどの魚介類に豊富に含まれています。コレステロール値や血糖値を下げたり、肝機能を強化するはたらきがあります。

DHA

DHAは、青魚などの魚介類に多く含まれる成分です。脳を活性化させるはたらきがあり、認知症予防などの効果が期待できます。

また、血中コレステロール値を下げるはたらきもあり、生活習慣病予防などにも効果的です。

EPA

EPAも、魚介類などに多く含まれる成分です。血液をサラサラにし、血栓ができるのを防ぐ効果があり、脳梗塞・心筋梗塞などの予防に効果的です。

また、血中コレステロール値や中性脂肪を低下させるはたらきもあり、生活習慣病予防などの効果が期待できます。

ブリの効能

これより、ブリの効能について、代表的なものをご紹介していきます。

貧血予防

ブリには、赤血球内のヘモグロビンを合成するのに欠かせないビタミンB12が多く含まれています。ヘモグロビンは、酸素を体中に運搬するのに必要な色素で、動悸や息切れ、頭痛や倦怠感などといった貧血の症状を予防するのに効果的です。

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老化の予防

ブリには、老化の予防に効果的なビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞を酸化させる要因となる、活性酸素を除去してくれます。

本来、活性酸素は体内のウイルスや細菌などを退治する役割を担っていますが、体内で過剰に増えすぎると、細胞を酸化させてしまい、そのことがお肌の老化などにつながってしまいます。

過剰な活性酸素を除去してくれることで、細胞の酸化を防ぎ、老化を予防してくれるんですね。

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じょうぶな骨をつくる

ブリには、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが豊富に含まれています。カルシウムは、単体だと吸収率があまりよくありませんので、ビタミンDなどと組み合わせることが、じょうぶな骨づくりには効果的です。

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血液をサラサラにする

ブリに含まれるタウリンやDHA・EPAには、血中コレステロール値を低下させ、血液をサラサラにするはたらきがあります。血栓の形成を抑えるため、動脈硬化や、脳梗塞・筋梗塞などの予防に効果的です。

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頭のはたらきをよくする

学生の頃、よく学校の先生に「DHAを摂ると頭がよくなる」と言われたものです。

ブリに含まれるDHAには、脳のはたらきを活性化する効果があるといわれています。

小さい子どもの脳の発育や、高齢者の認知症予防などといった効果が期待できます。

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肝機能の強化

ブリに含まれるタウリンには、肝細胞の再生や、アルコールの分解促進など、肝機能を強化するはたらきがあります。

エネルギー代謝や、有毒物質の解毒など、体内でも重要なはたらきをする肝臓の負担を減らすことで、疲労感の改善などが期待できます。

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ブリは出世魚です

出世魚とは、成長するにしたがって呼び方が変わる魚のことです。ブリが出世魚ということは、なんとなく知っている方が多いと思いますが、くわしい名前を知っている方は少ないと思います。

せっかくなので、ブリにいたるまでの呼び名をご紹介していきたいと思います。地域によって呼び方が変わっているところが面白いですね。

関東
ワカシ ⇒ イナダ ⇒ ワラサ ⇒ ブリ

関西
ツバス ⇒ ハマチ ⇒ メジロ ⇒ ブリ

北陸
コゾクラ ⇒ フクラギ ⇒ ガンド ⇒ ブリ

まとめ

今回は、ブリの栄養と効能について、ご紹介してきました。魚介類特有の、良質なたんぱく質、ビタミン類、タウリンなどが豊富に含まれています。老化防止や生活習慣病予防、疲労回復効果などが期待できます。

寒い季節は、ブリの季節です。冬の寒さに負けないように、油ののった美味しいブリを食べて、健康的に日々を過ごしていきましょう!

 

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