カレイの栄養と効能。コラーゲンもたっぷり

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カレイといえば、焼いてもいいし、煮付けにしてもいいし、いろんな楽しみ方ができるお魚ですよね。白身魚特有の素朴な味わいが、あらゆる味付けにマッチします。また、独特の平らなフォルムで、食べるときに身をほぐしやすいのが個人的に好きです。

さて、多くのご家庭で愛されているカレイですが、どのような栄養が詰まっているのでしょうか?今回は、カレイの栄養と効能を中心に、ご紹介していきます。

 

カレイの栄養と効能

それではさっそく、カレイに含まれる栄養・成分と効能をご紹介していきます。魚介類特有の栄養や、美容によい成分が豊富です。

豊富なたんぱく質

カレイにはたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は、活動エネルギーを生み出すのに必要不可欠な成分でもあり、皮膚や髪、筋肉など、わたしたちの体をつくる主成分です。

わたしたちが活動していくための基本的な栄養素ですので、しっかりと補給しておきたいところです。

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また、寒い季節になると、やっかいなのが冷え性です。たんぱく質を摂ることは、冷え性改善にもつながりますので、冷え性の方はたんぱく質不足にならないよう気をつけたほうがよいでしょう。

冷え性改善にはたんぱく質を!おすすめの食べ物

脂質が少ない

以下の表をご覧いただくとわかるように、他の魚とくらべて、カレイは脂質が少ないです。

可食部100gあたりの脂質含有量

ほっけ開き干し(焼き) 10.9 g
さんま皮付き(焼き) 17.9 g
べにざけ(焼き) 6.0 g
まがれい(焼き) 1.2 g

参考:文部科学省 | 日本食品標準成分表

メジャーな魚のなかで、カレイより脂質が少ない魚は、ざっと見たところ、たら(まだら 焼き 0.2 g)くらいでしょうか。

脂質が気になる方や、ダイエット中の方も、比較的安心して食べられる魚ですね。

コラーゲン

コラーゲンは体内のさまざまな場所に存在しており、内臓や血管、肌などの形を維持するはたらきをしています。とくに有名なのが、若々しいお肌をキープする美容効果です。肌のシワやたるみを防ぎ、みずみずしい肌づくりに欠かせない成分といえるでしょう。

カレイにはコラーゲンが豊富に含まれており、さらに先述のとおり脂質も少ないです。美容やダイエットに適したお魚といえますね。

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ビオチン

ビオチンはビタミンB群の一種で、糖質・脂質・たんぱく質などのエネルギー代謝に関与します。また、皮膚の炎症を予防する成分として注目されており、実際にアトピー性皮膚炎などの治療にビオチンを用いる医療機関もあるそうです。

タウリン

タウリンは、魚介類や貝類などに多く含まれる成分で、カレイにも豊富に含まれています。

血中コレステロール値を低下させたり、肝臓の働きを助けるはたらきがあります。また、目の網膜や角膜を回復させるはたらきもあると言われています。

栄養ドリンクのCMで有名なこともあり、疲労回復効果が注目されがちですが、さまざまな効果があるんですね。

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セレン

セレンは、別名「セレニウム」とも呼ばれ、カレイなどの魚介類や海藻類、肉類などに多く含まれています。

強い抗酸化作用をもつ酵素の成分で、体内で過剰に発生した活性酸素を分解するはたらきがあります。

その他にも、ビタミンCの再生や、甲状腺ホルモンの代謝に関与しています。

 

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ビタミンB群

カレイには、ビタミンB1やB2、B12などが多く含まれています。エネルギー代謝に必要なビタミンで、疲労回復には欠かせません。

また、ビタミンB2は「成長のビタミン」ともいわれており、子どもの成長や、皮膚や髪などの再生に必要なビタミンです。

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ナイアシン

ナイアシンはビタミンB群の一種で、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変換する際にはたらく補酵素です。

また、アルコールの分解を促進するはたらきもあり、二日酔いの予防にも効果的です。

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ビタミンD

カレイに豊富に含まれるビタミンDは、カルシウムと相性のよいビタミンです。カルシウムの吸収を高めたり、骨への沈着を助けるはたらきをします。

ビタミンE

カレイはビタミンEも豊富です。ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれており、強い抗酸化力によるアンチエイジング効果が期待できます。

また、毛細血管を拡張して血流をよくするはたらきもあります。

カレイを漢字で書くと・・・

ところで、カレイは漢字でどのように書くか、ご存知ですか?

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正解は、「鰈(かれい)」です。魚へんに葉で、カレイです。葉っぱのように平べったい姿から、魚へんに「葉」という漢字が採用されたそうです。

そのまんまですね(^_^;)

一方、同じく平べったい姿をしているヒラメは、漢字ではどのように書くのでしょうか?

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正解は、「鮃(ひらめ)」です。魚へんに平たいと書いて、ヒラメです。

こちらも、そのまんまですね(^_^;)

以上、ちょっと脱線しましたが、雑学のコーナーでした。

まとめ

今回は、カレイの栄養と効能を中心にご紹介してきました。たんぱく質が豊富で、低カロリー。しかも、コラーゲンなど、美容・アンチエイジングに効果的な成分が多く含まれています。

カレイにはたくさんの種類があり、年中楽しむことができますが、秋から冬にかけて旬を迎えるものが多いです。

寒い季節はおいしいカレイを食べて、健康的に過ごしていきましょう!

 

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