ホッケの栄養と効能

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冬の味覚といえば、いろんな食べ物を想像しますが、魚でしたら「ホッケ」を思い浮かべる方は多いと思います。

仕事帰りにふらっと居酒屋などに寄って、ホッケの開きと熱燗で一杯やるなんて、最高ですね。あ、ビールもいいかも・・・。

冷え切った心と体を癒やしてくれる、そんな温かさをホッケから感じてしまいます。ちょっと大げさかもですが。

さて、そんなホッケですが、寒い冬にもってこいの栄養や効能を含んでいることをご存知ですか?

今回は、ホッケの栄養と効能を中心に、ご紹介していきます。

 

ホッケの栄養・成分

さっそくですが、ホッケに含まれる栄養と成分について、ご紹介していきます。

ビタミンA

ホッケにはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAには、皮膚や粘膜の機能を維持するはたらきがあります。

ウイルスが最初に侵入する、のどや鼻などの粘膜のはたらきを正常化させるので、風邪の予防など、免疫力を高める効果が期待できます。

ビタミンB12

ビタミンB12は、血液中のヘモグロビンの合成に関与し、正常な赤血球をつくるのに必要なビタミンです。貧血予防などに効果的なビタミンです。

カルシウム

言わずと知れた、骨や歯をじょうぶにするために必要な成分、カルシウムが、ホッケにも多く含まれています。骨の成長や、骨粗しょう症の予防には欠かせません。

その他、カルシウムは血液や細胞内にもカルシウムイオンの形で存在しており、神経伝達や筋肉の収縮、ホルモン分泌などを正常に保つはたらきをしています。

ビタミンD

ビタミンDは、食事から摂取する以外にも、外出するなどして、皮膚が紫外線をあびることでも生成されます。

カルシウムと相性がよく、カルシウムの吸収率を高めたり、カルシウムが骨に沈着するのを助けたりといったはたらきをします。

カルシウムとビタミンDを、ともに多く含むホッケは、骨によい魚といえるでしょう。

ナイアシン

ホッケの栄養で注目したいのが、ナイアシンを豊富に含んでいるということです。ナイアシンはビタミンB群の一種で、糖質・脂質・たんぱく質のエネルギー代謝を、補酵素としてサポートします。

そして、アルコールの分解を促進する作用もあります。二日酔いの予防などに適しており、まさにお酒とマッチしたお魚といえます。

DHA、EPA

青魚に多く含まれるDHA・EPAも、ホッケには多く含まれています。

DHAは、脳のはたらきを高めるといわれており、認知症やアルツハイマーなどの予防効果が期待できます。

EPAは、血栓の生成を防いだり、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすはたらきがあります。

動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞など、生活習慣病予防に効果が期待できます。

 

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ホッケの効能

以下より、ホッケの効能についてご紹介していきます。お酒との相性ピッタリです。

免疫力を高める

ホッケにはビタミンAが多く含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜の機能を正常化させるはたらきがあります。感染症や風邪の予防など、免疫力の向上に効果が期待できます。

体調を崩しやすい、寒い季節には、ぜひ摂っておきたいビタミンです。

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じょうぶな骨をつくる

ホッケには、骨や歯をじょうぶにするカルシウムが多く含まれています。さらに、カルシウムの吸収率を高めたり、骨への沈着を促進するビタミンDも多く含まれています。

骨粗しょう症の予防など、骨の健康に気を使いたいときに、ホッケは最適な食材です。

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頭のはたらきをよくする

ホッケには、DHA・EPAが多く含まれています。DHAには脳の神経伝達機能を高める効果があり、頭の回転をよくしたり、記憶力を高めたりといった、脳の機能を高めるはたらきが期待できます。

認知症やアルツハイマーの予防などにも効果的といわれています。

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二日酔いの予防

ホッケに含まれるナイアシンには、アルコールの分解を促進する作用があります。このため、二日酔いの予防などに効果的です。

居酒屋のメニューなどでも人気のホッケですが、お酒との相性もバツグンということですね。

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生活習慣病の予防

ホッケに含まれるDHA・EPAには、血液をサラサラにしたり、中性脂肪や悪玉コレステロールを抑制するはたらきがあります。

動脈硬化や、脳梗塞・心筋梗塞などといった、生活習慣病の予防にも効果的です。

ホッケに「開き」が多い理由

スーパーなどのお店で見るホッケって、「ホッケの開き」のように、開き干しに加工されたものが多いですよね。なぜなのでしょうか?

これは、ホッケが鮮度の落ちやすい魚ということに由来しています。長持ちさせるため、店頭などには加工したものが流通することが多いんですね。

開き干しにするとカロリーは増えますが、旨味が増したり、カルシウム量が増えるといったメリットがあります。あと、身がとれやすいのもうれしいですね。

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ホッケを漢字で書くと・・・

突然ですが、ホッケは漢字でどう書くかご存知ですか?「ホッケ」や「ほっけ」のように、カタカナ・ひらがな表記が多いので、そもそも漢字が存在するのか?と思ったのですが、ちゃんと存在します。

漢字で書くとです。魚へんに花で、「ほっけ」だそうです。なぜこのような漢字になったのかは、諸説あるそうです。

  • 海の表面で群れるホッケの稚魚が美しくて花のようだから
  • 北方(ほっけ)で獲れる魚だから
  • 法華経にちなんで、ホッケ

ホッケの漢字表記を見ることはめったにないと思いますが、ちょっとした雑学ってことで、知っておくのもいいかも・・・ですね。

まとめ

今回は、ホッケの栄養と効能を中心にご紹介しました。免疫力の向上や生活習慣病予防などといった効果が期待できるのはうれしいところです。

さらに、お酒との相性がよいので、安心して熱燗で一杯やれます。もちろん、お酒の飲み過ぎは厳禁ですが・・・。

これからますますホッケが美味しい季節になっていきます。おいしく食べて、健康的に毎日を過ごしていきましょう!

 

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