
「今夜は鍋にしよう!でも、どの魚を入れようかな・・・」
「冬の鍋にオススメの魚を知りたい!」
そのような疑問に答えていきます。
寒くなってくると、食べたくなるのが鍋ですよね。
体が温まりますし、栄養もたっぷり摂れます。
そして、お鍋の主役といえば、「魚」です!
魚から出る旨味は、鍋を一段と味わい深くしてくれます。
今回は、冬の鍋におすすめの魚を、ご紹介していきます♪
お魚選びの参考になれば嬉しいです。
もくじ
冬の鍋に合うのは白身魚!種類は?
鍋に合うのは、やはり白身魚です。
白身魚は、臭みが少なく、あっさりしているので鍋のダシに合わせやすいです。
身がほぐれやすく、食べやすいのもポイントです。
また、白身魚は基本的に低脂肪です。
ダイエット中の方でも、比較的安心です。
気になる白身魚の種類ですが、一般的なお魚ですと、以下のとおりです。
- アナゴ(穴子)
- アユ(鮎)
- アンコウ(鮟鱇)
- ウナギ(鰻)
- サケ(鮭)
- タイ(鯛)
- タラ(鱈)
- ヒラメ(鮃)
ちなみに、サケ(鮭)は「白身魚」に分類されています。
身の色が赤いので、赤身魚なのでは?と思いますよね。
じつは、「白身」と「赤身」の区別は、魚の筋肉中の「ミオグロビン」の量で決めています。
表面の色で決めている訳では無いのですね。
魚は、その筋肉中の血色素のミオグロビンの含有量により「赤身」「白身」に区分されています。
鮭には「アスタキサンチン」という赤色の色素が含まれています。
このため、ついつい赤身魚と思われがちですが、分類上は「白身魚」となっています。
冬の鍋におすすめの魚
それでは、冬の鍋におすすめの魚をご紹介していきます。
冬に旬を迎えるものを中心にチョイスしてみました。
やはり旬のものは、味も栄養も、格別です♪
【冬の鍋おすすめの魚】サケ(鮭)
お魚の定番といえば、サケ(鮭)ですよね。
9月から11月の間が、秋の旬といわれています。
焼き鮭にしたり、ちゃんちゃん焼きにしたり・・・
もちろん、鍋にもマッチしますよ!
また、サケ(鮭)に含まれる「アスタキサンチン」には、強力な抗酸化作用があります。
疲労回復や生活習慣病など、さまざまな健康効果が期待できます。
サケの詳しい栄養はこちらで紹介しています
お鍋にも合いますし、栄養もたっぷりです!
【冬の鍋おすすめの魚】タイ(鯛)
タイ(鯛)は、2月から4月が旬といわれています。
ちょうど、冬の鍋シーズンにマッチしますね。
良質なたんぱく質や、ビタミン・ミネラルを幅広く含んでいます。
脂質が少ないため鮮度が下がりにくく、うま味成分・イノシン酸の分解も遅いです。
このため、魚類のなかでは、比較的長く味が保たれます。
そのまま鍋にするのもいいですし、薄く切ってしゃぶしゃぶにするのも美味しいですよ♪
【冬の鍋おすすめの魚】タラ(鱈)
タラ(鱈)は身がほぐれやすく、鍋にするととても食べやすいですよね。
12月から1月が旬の時期で、ちょうど冬の鍋の季節とマッチします。
うま味成分のイノシン酸やグルタミン酸が豊富です。
淡白な味ですが、噛めば噛むほど、味わいのある魚です。
どんなお鍋のスープにも合わせやすいのも嬉しいですね。
【冬の鍋おすすめの魚】ホウボウ
カサゴの仲間、ホウボウも鍋にすると大変美味しいです。
12月から3月くらいまでが旬といわれており、鍋の季節にぴったりです。
豊富なたんぱく質と、カルシウム含有量がやや多いのが特徴です。
【冬の鍋おすすめの魚】ブリ(鰤)
ブリ(鰤)の旬は、12月から1月にかけてといわれています。
ちょうど、冬の鍋シーズンと一致しますね。
そのまま鍋に入れてもおいしいですし、薄くスライスして「ぶりしゃぶ」にするのも美味しいです。
良質なたんぱく質をはじめ、カルシウムやDHA・EPAなどを豊富に含みます。
生活習慣病予防や脳の活性化などの健康効果が期待できます。
ブリの詳しい栄養はこちらで紹介しています
良質なたんぱく質や、DHA・EPAが豊富です。
【冬の鍋おすすめの魚】アンコウ(鮟鱇)
冬の鍋のなかでも人気を誇るのが、アンコウ鍋です。
冬に旬を迎えるアンコウ(鮟鱇)は、見た目はちょっと特徴的ですが、淡白ながら旨味のある味わいで、鍋に適しています。
また、アンコウの肝は「海のフォアグラ」といわれるくらい、たくさんの栄養を含んでいます。
そのうえ、低カロリーで低脂肪、かつ、コラーゲンたっぷりなので、美容にもいいですね。
その他、冬の鍋におすすめな魚介類
鍋にあうのは、白身魚だけではありません!
冬の鍋におすすめの魚介類を、追加でご紹介していきます♪
【冬の鍋おすすめの魚介類】カキ(牡蠣)
カキ(牡蠣)は、「海のミルク」といわれるほど、多くの栄養を含みます。
カルシウムや亜鉛、各種ビタミンやタウリンなど、疲労回復や貧血予防などに効果的です。
旬の時期は11月から2月といわれており、冬の鍋の季節にもぴったりです。
なお、鍋に入れる際は、火を通しすぎると身が縮んで、固くなってしまいます。
鍋に入れる際は、後半に牡蠣を入れるようにする等、火の通しすぎには注意して、美味しく召し上がりましょう。
カキ(牡蠣)の詳しい栄養はこちらで紹介しています
「海のミルク」には、栄養がたっぷり含まれています。
【冬の鍋おすすめの魚介類】ホタテ(帆立)
ホタテ(帆立)は、タウリンや亜鉛、ビタミンBなどが豊富です。
疲労回復にもってこいの食材です。
養殖のものが多いため、一年を通して楽しめます。
なかでも、冬のホタテがいちばん大きく、身がしまっていて美味しいです。
【冬の鍋おすすめの魚介類】カニ
ちょっとお高い食材ですが、手に入ったらぜひ試したいのがカニ鍋です。
カニの旨味が染み出した鍋は、素朴ながらも上品で深みのある味わいになります。
カニの旬は、漁獲される地域やカニの種類によって異なりますが、冬から春先にかけてが旬のものが多いです。
生冷凍ものの場合は、解凍し過ぎると旨味が落ちてしまうので気をつけましょう。
まとめ
今回は、冬の鍋の魚について、おすすめのものをご紹介してきました。
やはり鍋に合うのは白身魚です。
その他にも、冬に旬を迎える、魅力的な食材がたくさんあります。
野菜や豆腐など、その他の食材ともうまく合わせて、しっかりと栄養をとっていくことも大切です。
寒い季節は気持ちもちょっと冷え込みがちですが、温かい鍋を囲んで、体も心も温めていきましょう!