
冷え性な私は、寒くなってくると、入念な準備をはじめます。厚手の靴下、湯たんぽ、ブランケット・・・などなど。
とにかく足が冷えるんです。足を温めないと、冷たくて眠れないんです。昔はコレが原因で、冬は寝つきが悪く、いつも寝不足気味でした。
ただ、最近はビタミンEを含んだ食べ物を意識して食べることで、ある程度冷え性が緩和しています。
靴下や湯たんぽなど、外から温める方法も有効ですが、私の場合、体を温める食べ物で「内側」から温めるほうがマッチしていたみたいです。
今回は、冷え性改善におすすめな、ビタミンEを含んだ食材についてご紹介していきます!
もくじ
冷え性改善にビタミンEが効く理由
ビタミンEには、以下のような効能があります。血流がよくなることで、体が冷えにくくなるんですね。
毛細血管を広げる
ビタミンEには、毛細血管を広げて血行をよくする効果があります。血行がよくなると、温かい血液が体内を巡るようになり、体が冷えにくくなります。
血液ドロドロを防ぐ
ビタミンEには抗酸化作用があり、ドロドロ血液の原因となる過酸化脂質などが形成されるのを防ぎます。血液がサラサラだと、血流もよくなるため、体が冷えにくくなります。
その他の効能
活性酸素を取り除いて細胞の酸化を防ぐことで、アンチエイジングや生活習慣病予防など、幅広い健康効果が期待できます。
ビタミンEを含む食べ物
ビタミンEは、アーモンドなどの種実類や、いくらなどの魚卵、緑黄色野菜や植物油などに多く含まれます。
アーモンド
アーモンドをはじめとした種実類は、ビタミンEが豊富です。おやつに軽くつまむのもいいですし、細かくきざんでアーモンド和えにするのもおすすめです。
ちなみに、ほうれん草のアーモンド和えは、ビタミンAやCも一緒に摂れますのでおすすめです。
いくら
イクラやたらこなど、お魚の卵にもビタミンEが豊富に含まれています。ちなみに、イクラや鮭などの赤色成分「アスタキサンチン」にも強い抗酸化作用があり、さまざまな健康効果が期待できます。
いわし
お魚のなかでも、いわしには多くのビタミンEが含まれています。また、血液をサラサラにしたり、脳を活性化させるDHAやEPAも含んでいます。
かぼちゃ
緑黄色野菜のなかでも、かぼちゃはビタミンEを豊富に含みます。保存もききやすいので、安心して長く楽しむことが出来ます。
フレンチドレッシング
サラダのお供、フレンチドレッシングにはビタミンEが多く含まれています。緑黄色野菜と一緒に食べると、他のビタミンも摂れるのでおすすめです。
ただし、カロリーが高めなので、使いすぎに注意です。ノンオイルドレッシングもありますので、気になる方はこちらを使ってみるとよいでしょう。
ビタミンA、Cと一緒に摂ると吸収率アップ
ビタミンEは、ビタミンAやCと一緒に摂取することで、吸収率がアップするといわれています。調理の際は、ぜひこれらを含む食材を取り入れてみましょう。
ビタミンAを多く含む食べ物
レバーやうなぎ、緑黄色野菜に多く含まれています。
レバー
レバーは、ビタミンAだけでなく、ビタミンB群、葉酸なども豊富に含みます。まさにパワーフードです。
ただし、ビタミンAを多く含むがゆえに、食べ過ぎると、頭痛や吐き気などの症状があらわれることがあります。食べ過ぎには気をつけて、存分に栄養を吸収しましょう。
うなぎ
土用の丑の日でおなじみのうなぎも、ビタミンAが豊富です。疲労回復に効果のあるビタミンB群も豊富です。
緑黄色野菜
緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンが、体内で必要分だけビタミンAに変換されます。βカロテンは、にんじん、ほうれん草、ピーマンなどに多く含まれます。
ビタミンCを多く含む食べ物
いちごやみかんなどの果物や、緑黄色野菜に多く含まれています。
果物
キウイや柿、いちごやみかんなどに多く含まれています。お食事のデザートに果物を添えるのがおすすめです。朝食の場合は、ヨーグルトと一緒に食べるのもいいですね。
緑黄色野菜
ピーマンやブロッコリー、ゴーヤなどに多く含まれています。βカロテンも一緒に摂れます。
冷え性改善には、こちらもおすすめ
ビタミンEは先述のとおり、血流をよくすることで体を温めますが、ほかにも冷え性改善に効果的な食べ物があります。以下より、いくつかご紹介していきます。
しょうが
しょうがの辛味成分「ジンゲロン」や、「ショウガオール」には、新陳代謝を促進することで、体を温める効果があります。
唐辛子
唐辛子の辛味成分「カプサイシン」には、血管を拡張し、血流をよくする働きがあります。
まとめ
今回は、冷え性の改善に効く、ビタミンEを含んだ食べ物についてご紹介しました。ビタミンEには血行をよくするはたらきがあるため、冷え性予防に効果的なんですね。
冷え性対策と聞くと、ついつい「厚手の靴下」「手袋」など、外から温める方法にばかり注意が行きがちですが、体を内側から温める方法も有効です。
冷え性の改善が上手くいかない方は、試しにビタミンEを含んだ食べ物を摂ってみてはいかがでしょうか?
冷え性対策におすすめの記事です。