
「ビタミンEの多い野菜を知りたい!」
「野菜のビタミンEって、どう摂るといいの?」
今回は、そんな方にオススメな記事となっています。
ビタミンEは、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
強い抗酸化作用をもっており、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます。
食品全体でみると、種実類や魚卵などに多いですが、野菜にも豊富に含まれています。
野菜は、日々の食事に取り入れやすい食材ですので、うまく活用することで、効率よくビタミンEを摂取できます。
今回は、ビタミンEの多い野菜ランキングTOP10と題しまして、ビタミンEの多い野菜を紹介していきます。
野菜のビタミンEを効率的に摂る方法もラストに記載していますので、あわせてご覧ください。
ランキング対象の野菜について
「普段使う野菜から選んだほうが、献立に使いやすそう」という思いから、TOP10ランキングは、普段から馴染みのある野菜から選びました。
選ぶ際の基準として、以下サイトの「主要野菜」というカテゴリを参考にさせていただきました。
なお、すべての野菜を含めたビタミンE含有量ランキングも、後半に掲載していますので、気になる方はぜひご覧ください。
もくじ
ビタミンEの多い野菜ランキングTOP10(主要野菜)
[char no=”1″ char=”usa”]これより、ビタミンEの含有量が多い野菜TOP10をご紹介していきます。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]10位と8位には、同じビタミンE含有量の野菜があったので、同率順位となってます。[/char]
10位
同率10位の1つ目は、さつまいも(焼き)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、1.3mgです。
甘くてほっこり。さつまいもがランクインです。
石焼き芋の香りが漂うと、ついつい近づいてしまいます。
ビタミンE以外ですと、食物繊維やビタミンCなどが豊富です。
詳しくは、さつまいもの栄養と効能の記事でまとめています。
10位
同率10位の2つ目は、こねぎ(生)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、1.3mgです。
小ねぎは、葉ねぎを若いうちに収穫したものです。
万能ねぎとも言われます。薬味としてよくつかわれます。
ビタミンE以外だと、βカロテンやビタミンCなども、多く含まれています。
ねぎの栄養と効能をまとめた記事があります。
詳しくは、こちらの記事をチェックしてみてください。
8位
同率8位の1つ目は、小松菜(ゆで)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、1.5mgです。
徳川吉宗によって「小松菜」と名付けられたと言われています。
βカロテンやカルシウムを豊富に含んでいます。
野菜類のなかでも、栄養豊富なんですよ!
詳しくは、小松菜の栄養と効能をまとめた記事で紹介しています。
8位
同率8位の2つ目は、さつまいも(蒸し)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、1.5mgです。
蒸した方が、焼いたものよりもビタミンEの含有量が多いです。
成分が逃げにくいのかな・・・と思います。
7位
7位は、アスパラガス(ゆで)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、1.6mgです。
疲労回復に効果のあるアスパラギン酸を豊富に含みます。
栄養ドリンクで使われていることでも有名ですね。
疲れているときに、ぜひ食べたい野菜のひとつです。
以下のページでh,アスパラの栄養や食べ合わせなど、アスパラ情報をまとめています。
よろしければ、あわせてご覧ください。
6位
6位は、ブロッコリー(ゆで)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、1.7mgです。
野菜類のなかでも、たくさんの栄養を含むのが、今回ランクインしたブロッコリーです。
とくに、βカロテン、ビタミンCなどを豊富に含みます。
風邪の予防や、美肌効果などが期待できます。
その他の栄養や効能は、以下の記事でまとめています。
5位
5位は、春菊(ゆで)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、2.0mgです。
春菊といえば、独特の香りです。
好き嫌いが分かれそうですが、なんというか、あの気品のある香りが、私は好きです。
他の葉物野菜と同様に、βカロテンとビタミンCを豊富に含み、免疫力を高める効果が期待できます。
寒くなってきたら、ぜひお鍋に入れて楽しみましょう。
春菊も、栄養たっぷりの葉物野菜です。
以下のページで、くわしく紹介しています。
4位
4位は、日本かぼちゃ(ゆで)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、2.2mgです。
日本かぼちゃは、スーパーなどで見かけることはあまりありません。
私たちがよく食べているのは、明治期に普及した西洋かぼちゃです。
西洋かぼちゃに比べて、あっさりとした味わいです。
日本料理店などで、懐石料理などの食材として出ることも。
なお、写真のかぼちゃは京都の伝統野菜「鹿ヶ谷かぼちゃ」です。
かぼちゃに関しては、以下の記事でまとめています。
ぜひ、こちらもチェックしてみてください。
3位
3位は、ほうれん草(ゆで)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、2.6mgです。
栄養素ランキングの常連、ほうれん草です。
ポパイのエネルギー源としても有名ですよね。
ビタミンEだけでなく、βカロテンやビタミンC、カルシウムなども豊富です。
免疫力をつけたいときや、風邪のときなどに食べたい野菜です。
ほうれん草の栄養と効能をまとめた記事があります。
こちらも、あわせてチェックしてみてください。
2位
2位は、ニラ(ゆで)です。可食部100gあたりのビタミンE含有量は、3.1mgです。
ニラといえば、独特の強い香りです。
これは「アリシン」と呼ばれる成分で、殺菌作用や疲労回復、生活習慣病予防などに効果があります。
また、ビタミンB1の吸収率を高める働きがあります。
ぜひ、ビタミンB1を含む食材と一緒に食べましょう。
以下の記事で、ニラについてまとめています。
栄養や効能、臭いの抑え方など、ニラ情報満載です。
1位
栄えある1位は、西洋かぼちゃ(ゆで)です!可食部100gあたりのビタミンE含有量は、4.7mgです。
こちらは、わたしたちがよく食べているほうのかぼちゃです。
独特の優しい甘さが人気で、スープなどの加工品も人気ですね。
比較的保存もきく野菜なので、長期間、安心して楽しめます。
[char no=”1″ char=”usa”]以上、ビタミンEの含有量が多い野菜TOP10でした。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]すぐ下に、ランキング結果を表にまとめたので、振り返ってみてね![/char] [char no=”1″ char=”usa”]表中の野菜名をクリックすると、その野菜の記載箇所にジャンプできます。[/char]
野菜名 | 含有量(mg) |
西洋かぼちゃ | 4.7 |
ニラ | 3.1 |
ほうれん草 | 2.6 |
日本かぼちゃ | 2.2 |
春菊 | 2.0 |
ブロッコリー | 1.7 |
アスパラガス | 1.6 |
さつまいも(蒸し) | 1.5 |
小松菜 | 1.5 |
小ねぎ | 1.3 |
さつまいも(焼き) | 1.3 |
すべての野菜類ランキング
これまで、食卓に並ぶことの多い野菜のランキングを紹介してきました。
ここからは、対象を「すべての野菜類」に広げたランキングを、一気にご紹介していきます。
可食部100gあたりのビタミンE含有量(mg)
野菜名 | 含有量(mg) |
とうがらし 果実 乾 | 29.8 |
きく 菊のり | 25.0 |
とうがらし 果実 生 | 8.9 |
とうがらし 葉・果実 油いため | 8.5 |
とうがらし 葉・果実 生 | 7.7 |
らっかせい 未熟豆 生 | 7.2 |
西洋かぼちゃ 果実 焼き | 6.9 |
らっかせい 未熟豆 ゆで | 6.8 |
モロヘイヤ 茎葉 生 | 6.5 |
西洋かぼちゃ 果実 生 | 4.9 |
だいこん 葉 ゆで | 4.9 |
つくし 胞子茎 生 | 4.9 |
ほうれんそう 葉 通年平均 油いため | 4.8 |
めたで 芽ばえ 生 | 4.8 |
西洋かぼちゃ 果実 ゆで | 4.7 |
きく 花びら 生 | 4.6 |
とんぶり ゆで | 4.6 |
わらび 干しわらび 乾 | 4.6 |
赤ピーマン 果実 油いため | 4.4 |
赤ピーマン 果実 生 | 4.3 |
トマピー 果実 生 | 4.3 |
可食部100gあたりの含有量ということもあり、乾燥品のとうがらしが上位にランクインしています。
とうがらしには、血行をよくするビタミンEと、体を温めるカプサイシンが含まれていますので、冷え性などに効果的です。
また、らっかせいやアーモンドなどの種実類には、ビタミンEが多く含まれます。
おやつや、お酒のおつまみなどにおすすめです。
意外なところですと、つくしや、わらびといった山菜がランクインしています。
つくしは、ビタミンEだけでなく、βカロテンも豊富に含んでいます。
ただし、食べる際にはアク抜きが必須で、その際に多くのビタミンが失われてしまうことに注意です。
野菜のビタミンEを効率よく摂るには?
[char no=”2″ char=”kuma”]よーし、ビタミンEの多い野菜を使って、たっぷり栄養を摂るぞ![/char] [char no=”1″ char=”usa”]ハイ、ちょっと待ってね。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]え!なんだよ?せっかく今から調理しようと思ってたのに・・・[/char] [char no=”1″ char=”usa”]じつは、効率よくビタミンEを摂る方法があるんです。
それを伝えようと思ったのですが・・・[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]ホントに?それめっちゃ聞きたい![/char] [char no=”1″ char=”usa”]わかりました!今から紹介していきますね。[/char]
ビタミンEは、「脂溶性ビタミン」という、油に溶けるビタミンです。
このため、油と一緒に調理することで、吸収率が高まります。
炒め物にしたり、サラダにオイルドレッシングをかけたり、ごま和えにしたり・・・
といったように、油と混ぜて調理することを意識してみてください。
以下の記事では、脂溶性ビタミンの吸収率を高める食べ方を紹介しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
また、ビタミンEやビタミンA(βカロテン)、ビタミンCといった抗酸化ビタミンは、一緒に摂取することで抗酸化力がアップします。
食事の際は、これらを含んだ食品を一緒に摂ることをおすすめします。
ビタミンA(βカロテン)やビタミンCを多く含んだ食材は、以下の記事で詳しく紹介しています。
食べ合わせを考える際に、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
[char no=”1″ char=”usa”]以上、ビタミンEの含有量が多い野菜TOP10でした。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]葉物は相変わらず上位だけど、今回はかぼちゃ、さつまいもが来てるね。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]そうですね。さつまいもやかぼちゃは、食物繊維も豊富ですので、美容にもいいですね。[/char]
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