カリフラワーの栄養と効能

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カリフラワーといえば、私にとっては「白いブロッコリー」のイメージがあります。形が似ていますからね。

食感は、ブロッコリーと比べるとパリッとしていて、味は目立った主張がなく、クセのない食材です。

栄養価も、ブロッコリーと似ていますが、カリフラワー特有の性質もあったりします。

今回は、そんなカリフラワーについて、栄養と効能を中心にご紹介していきます。

 

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カリフラワーの歴史

カリフラワーの原産地は地中海沿岸といわれています。イギリスに自生するケールが祖先と言われています。

このケールから、キャベツやブロッコリー、カリフラワーが生まれたそうです。

[char no=”1″ char=”usa”]ちなみに、カリフラワーはブロッコリーが突然変異して生まれたと言われています。[/char]

カリフラワーが日本に伝わったのは明治初期ですが、当時はあまり普及しませんでした。一般に普及したのは、昭和30年頃からだそうです。

カリフラワーの栄養

カリフラワーには、ビタミンCが豊富に含まれています。他にもカリウム、食物繊維などが比較的多く含まれています。

栄養面でのブロッコリーとの違い

先述のとおり、カリフラワーはブロッコリーが突然変異して誕生した野菜です。このため、見た目や味が、ブロッコリーと似ています。

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ところが、栄養面で言うと、カリウムやパントテン酸など、一部の成分はカリフラワーのほうが多くふくまれるのですが、ほとんどの栄養素がブロッコリーよりも含有量が少ないです。

とくにβカロテンやビタミンEなどは、ブロッコリーと比べると含有量がとても少ないです。

ここまで聞くと、「カリフラワーってちょっと物足りないのかな・・・」と思われてしまうかもしれませんが、ご安心ください。

カリフラワーには、ビタミンCが逃げにくいというメリットがあります。

以下に、ブロッコリーとカリフラワーの、茹でる前後のビタミン含有量をまとめました。

◆可食部100gあたりのビタミンC含有量

ブロッコリー(生) 120 mg
ブロッコリー(ゆで) 54 mg
カリフラワー(生) 81 mg
カリフラワー(ゆで) 53 mg

参考:日本食品標準成分表

上の表のとおり、ブロッコリーは茹でるとビタミンCが66mg流失してしまいます。一方、カリフラワーの場合は、多少流出しますが、ブロッコリーと比較すると流出量は少ないです。そして、可食部100gあたりだと、茹でるとほぼ同じビタミンC含有量となるのです。

パリッとした食感を楽しみつつ、ビタミンCを摂取したい場合は、カリフラワーを使ってみるのがいいかもしれませんね。

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カリフラワーの効能

豊富に含まれるビタミンCや、カリウム、食物繊維に由来する効能が多いです。

免疫力を高める

わたしたちのからだは、外界から侵入してくるウイルスや病原菌などと、常に戦っています。わたしたちが健康でいられるのは、これらのウイルスたちに立ち向かう免疫細胞たちの活躍によるところが大きいです。

ビタミンCは、一部免疫細胞の活動維持や活性化などに関与し、免疫力を高めるサポートをしてくれます。このため、風邪の予防など、さまざまな病気の予防効果が期待できます。

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美肌効果

ビタミンCは、お肌をつくる成分でもあるコラーゲンの生成を助け、老化やシミ・ソバカスなどの原因となる活性酸素を除去するはたらきがあります。

このため、お肌のハリを保ち、シミ・ソバカスなどの肌トラブルを減らす効果が期待でき、若く美しい肌づくりをサポートしてくれます。

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ストレス耐性の向上

「最近、ストレスに弱くなったかも・・・」

そう感じること、ありませんか?何かとストレスが溜まりやすい現代社会です。誰しも一度は、このように思ったことがあると思います。

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わたしたちはストレスを感じると、副腎からアドレナリンなどのホルモンを分泌し、ストレスに対抗しようとします。

ビタミンCは、これらのホルモンを生成する際に必要な成分です。不足してしまうと十分にホルモンを作れず、ストレス耐性が弱まります。

カリフラワーにはビタミンCが豊富に含まれていますので、しっかり摂取して副腎機能を維持しましょう。

高血圧予防・むくみの解消

カリフラワーにはカリウムが多く含まれています。カリウムはナトリウムと協力し、細胞内外液の浸透圧を調整します。

過剰なナトリウムを排出するはたらきがあり、高血圧の予防・改善効果が期待できます。また、余分な水分を排出するはたらきもあり、むくみの解消にも効果があります。

便通の改善

カリフラワーには、食物繊維が多く含まれています。とくに、不溶性食物繊維の割合が高いです。

不溶性食物繊維には、便をやわらかくし、腸の動きを活発にするはたらきがあります。このため、便通の改善効果が期待できます。

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ダイエット効果

カリフラワーは低カロリーです。可食部100gあたりのカロリーは、茹でたもので、わずか26kcalです。

また、カリフラワーは不溶性食物繊維が多いです。不溶性食物繊維は、胃や腸のなかで水分を含んで膨らむことで、満腹感を持続させる効果があります。

低カロリーかつ、満腹感が続くということで、ダイエット中の食べ物としてオススメできる野菜です。

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まとめ

[char no=”1″ char=”usa”]カリフラワーの特徴は、ビタミンC含有量の多さですね。あと、熱にも強いです。免疫力向上や美容効果などが期待できます。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]パリッとした食感と、他の食材の風味を邪魔しないクセの無さもいいよね。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]そうですね。色んな料理に合わせることができると思います。カロリーも低いですし、ダイエット中も安心して食べられる食材です。[/char]

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