鮭の栄養と効能

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といえば、焼いてもよし、お弁当のおかずにもよし、といったように、さまざまな楽しみ方ができるお魚です。

日本での消費量も多く、もっとも食卓に並ぶ機会の多いお魚のひとつです。

ここまで鮭が人気なのは、単純に「美味しいから」という理由もありますが、栄養価が高く、健康によいという点も、まちがいなく理由の一つでしょう。

今回は、魅力的な効能をもつ鮭について、ご紹介していきます。

 

鮭の栄養と効能

鮭の効能で注目されるのがアスタキサンチンです。赤色の色素で、数々の健康効果が期待できます。

その他にも、良質なたんぱく質やビタミン類、DHA、EPAなど、魅力的な効能にあふれています。

良質なたんぱく質

たんぱく質は、わたしたちの皮膚や髪、骨や筋肉など、からだをつくる原料となります。

たんぱく質は、20種類のアミノ酸からできています。このうち8種類のアミノ酸は食事によってしか摂取できず、必須アミノ酸といわれています。

鮭は、この必須アミノ酸8種をバランスよく含んでおり、とても良質なたんぱく源です。

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豊富なビタミン類

鮭には、以下のビタミンが多く含まれています。

ビタミンA

皮膚や鼻、喉、消化器官などの粘膜を正常に保ったり、夜盲症の予防に効果があります。

ビタミンB群

ビタミンB1はエネルギー代謝を促進し、疲労回復に効果があります。ビタミンB2は血圧低下や、成長の促進などに効果があります。

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カルシウムの吸収を促進し、丈夫な歯や骨づくりをサポートします。

アスタキサンチン

アスタキサンチンは、鮭やイクラ、カニやエビなどに含まれる赤色の天然色素で、ビタミンEの約500~1000倍といわれる強力な抗酸化作用を持っています。

アスタキサンチンは、ビタミンEやβカロテンが入ることができない目や脳などにまで入り込める特徴があり、体全体への効果が期待できます。

以下より、アスタキサンチンの効能について見ていきましょう。

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[char no=”1″ char=”usa”]なお、鮭に含まれるアスタキサンチンは、プランクトンを食べることで蓄えられれます。体内で生み出しているわけではないんです。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]プランクトンのなかに、アスタキサンチンがあるんだね。[/char]

眼精疲労の改善

わたしたちがものを見るときは、レンズのはたらきをする水晶体の厚さを調節してピントを合わせます。

水晶体の厚さを調節するときに毛様体筋という筋肉を使うのですが、眼の使いすぎなどで毛様体筋が疲労すると、うまくピントが合わなくなります。これが眼精疲労です。

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数々の研究・実験によって、アスタキサンチンを摂取することで、ピント調整力が改善することや、アスタキサンチンの摂取量が多いほどピント調節にかかる時間が短くなることが確認されています。

眼病予防

眼は、皮膚などと同様に紫外線を多く浴びています。紫外線を浴びることで、眼の表面や内部に活性酸素が発生します。過剰な活性酸素は、白内障、網膜症、ブドウ膜炎など、眼病の原因になります。

アスタキサンチンは強力な抗酸化作用をもっており、過剰な活性酸素を除去するため、これらの眼病の予防になります。

美容・アンチエイジング効果

紫外線を浴びたり、喫煙や飲酒、ストレスを受けたりすると、体内で活性酸素がつくられます。

活性酸素は、本来は細菌などから体内の細胞を守るはたらきをするのですが、量が増えすぎると正常な細胞を酸化させてしまいます。

細胞の酸化は、老化やシミ・シワの原因となってしまいます。

アスタキサンチンは強力な抗酸化作用をもっており、過剰な活性酸素を除去してくれるため、老化やシミ・シワなどの予防に効果があります。

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動脈硬化・メタボ予防

血管内に存在するLDLコレステロール(悪玉コレステロール)は、活性酸素によって酸化すると動脈硬化の原因となります。

酸化したLDLコレステロールは、異物とみなされ、免疫細胞のマクロファージに食べられます。

このマクロファージが「泡沫細胞」となり、血管の壁にくっついて蓄積することで、動脈硬化が引き起こされてしまうのです。

アスタキサンチンは強い抗酸化作用をもっており、過剰な活性酸素を除去してくれます。

このはたらきにより、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの酸化を防ぐため、動脈硬化の予防につながります。

また、アスタキサンチンは、メタボリックシンドロームの原因でもある内臓脂肪を減らす効果もあります。

マウスを使った動物実験によると、アスタキサンチンを飲んだマウスは、飲まなかったマウスに比べて皮下脂肪の蓄積が抑えられたとのことです。

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抗酸化作用による疲労回復

運動後の疲労や筋肉痛の原因のひとつに、活性酸素による酸化ストレスがあります。

運動などで増えた活性酸素は、体内の筋肉細胞の膜を破壊してしまい、それが疲労につながります。

アスタキサンチンを摂取していると、強力な抗酸化作用によって過剰な活性酸素を除去するので、疲労しにくく、回復しやすいからだになります。

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[char no=”1″ char=”usa”]鮭の川のぼりはとても過酷です。この厳しい長旅を可能にしているのが、プランクトンから摂取するアスタキサンチンなんです。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]もしかして鮭にも抗酸化作用が影響しているの?[/char] [char no=”1″ char=”usa”]その通りです。アスタキサンチンの抗酸化作用は、長旅のストレスや疲労の回復に役立っています。[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]アスタキサンチンのおかげで、鮭は故郷に戻れるのかもしれないね・・・[/char]

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糖質の利用を抑えて疲労予防

筋肉を収縮させるエネルギー源は、糖質と脂質です。通常は両方とも同じくらいの消費量ですが、激しい運動をすると糖質(グリコーゲン)の消費量が増えます。

すると、長時間激しい運動をした場合は糖質の量が足りなくなり、筋肉を動かすエネルギーが足りなくなり、疲労へとつながります。

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アスタキサンチンは、エネルギー源としての糖質の利用を抑えます。そして、体内に蓄積されている脂肪や、摂取した脂質をエネルギー源として利用しやすいようにするはたらきがあります。

エネルギー不足による筋肉疲労や、乳酸などの疲労物質の生成を防いでくれるのです。

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EPA

正式名称は「エイコサペンタエン酸」です。

血液をサラサラにするはたらきがあり、血栓の生成を抑えます。心筋梗塞や脳血栓などの予防に効果的です。

また、血中コレステロール値や血糖値を下げるはたらきもあります。

DHA

正式名称は「ドコサヘキサエン酸」です。

脳や神経などの発達促進や、機能維持といった効果があります。

このため、脳の活動が活性化され、学習能力や記憶力の向上や、頭の回転がよくなるといった効果が期待できます。

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まとめ

[char no=”1″ char=”usa”]鮭は、良質なたんぱく質や豊富なビタミン類、アスタキサンチンやDHA,EPAなど、健康によい成分が豊富です[/char] [char no=”2″ char=”kuma”]栄養もいいけど、味も最高だよ!焼き魚とか。まぁ、川で捕れたばかりのヤツにかぶりつくのが一番美味いけどね![/char] [char no=”1″ char=”usa”](そういやクマだったなぁ・・・) 栄養だけでなく、味もピカイチな点が、人気のヒミツなのかもしれませんね。[/char]

 

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